元厚生事務次官ら連続殺傷事件で、殺人や殺人未遂などの罪に問われたさいたま市北区、無職、小泉毅被告(48)の最終弁論が10日午後1時半からさいたま地裁(伝田喜久裁判長)で開かれ、結審する。前回1月13日の公判で、検察側は死刑を求刑。争点は、自首をどの程度量刑に反映させるかなどに絞られている。きょうの公判で、弁護側が減刑を求めてどのような主張をするかに注目が集まる。

 小泉被告は平成21年11月26日の初公判で、起訴事実を認めた上で「あくまで無罪を主張する。私が殺したのは邪悪な心を持つ魔物」などと供述していた。

 弁護側は12月16日の公判で小泉被告の精神鑑定を請求したが、却下されており、小泉被告の刑事責任能力については争点になっていない。

 また、小泉被告は12月17日の検察側の被告人質問に対し、「人生の目的を実行できたことを大変うれしく思う」などと供述。遺族や被害者への謝罪や反省の言葉はなかった。

 12月18日の意見陳述では、殺害された元厚生事務次官、山口剛彦さん=当時(66)=夫妻の長男、琢磨さんが「極刑を希望いたします」と厳しい処罰感情を示していた。

 起訴状によると、小泉被告は20年11月17日夜、さいたま市南区の山口さん宅で夫妻を刺殺。翌18日、東京都中野区の元厚生事務次官、吉原健二さん(78)宅で吉原さんの妻、靖子さん(73)を包丁で刺して殺害しようとしたなどとされる。判決は3月30日。

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