舛添要一前厚労相(61)が代表を務める新党改革は26日、参院選比例代表に鳩山邦夫元総務相(61)の長男で、元東京都議の鳩山太郎氏(35)を公認すると発表した。記者会見で、教育問題などへの取り組みを掲げた太郎氏は「父と私は別人格」と“チチ離れ”しての選挙戦を宣言。さらに「たとえ相手が伯父であっても、断固として戦う」と、鳩山由紀夫首相(63)への挑戦状をたたきつけた。

 鳩山家の“リーサルウエポン”が、ついに野に放たれた。太郎氏は乱れる髪形もそのままに「鳩山太郎ですっ」と、うわずり気味の声で自己紹介。大量の汗をぬぐいながら、独特の存在感を醸し出し、舛添氏をもしのいで、会見場の主役となった。

 「訴えていきたいことは『徳』であります」と太郎氏。「できもしないことを並べ立てて甘言を弄(ろう)し、沖縄県民の心をないがしろにしてもてあそんだ。徳のある政治とはいえない」と、由紀夫首相を断 罪すると「たとえ相手が伯父であっても、断固として戦う覚悟で頑張ってまいります!」と甲高い声で宣戦布告した。

 東大で同級生の舛添氏と邦夫氏の連携は度々取りざたされてきたが、太郎氏はあくまでも同党の公募に応募、舛添氏との面会で公認を得たという。太郎氏は「父と私は別人格。(出馬を)報告はしたが相談はしていない」と強調。邦夫氏は「お前の信じる道であるならば、それでよかろう」と語り、この日の朝食時も、出馬に関する会話はなかったという。

 舛添氏に先がけて自民党を離党し「平成の坂本龍馬になる」と息巻いていた邦夫氏だが、最近は存在感も薄くなりつつある。太郎氏は「父もこれからどう動くのか、私に全く相談をしてくれません。私の方が聞きたいくらいです!」と述べた。

 太郎氏は2003年の文京区の都議選再選挙で初当選後、都議選や区長選に出馬するも、玉砕。昨年の都議選も出馬を検討していた。異彩を放つキャラは当初から注目され、邦夫氏の総務相当時は政務秘書官を務めた。由紀夫首相の曽祖父・和夫氏から、首相の長男・紀一郎さんまで東大卒が伝統の鳩山家にあって、早大政経学部卒という異色の存在でもある。

 参院選に照準を合わせ、この半年は全国を巡り、街頭演説などをこなしていたという太郎氏。舛添氏からは「新しい日本を作りたいということで、こういう思いだという作文もしっかり書いておられた」とほめられた。

 選挙期間中の父の応援については、「そらーね、父親ですから。そばにいてくれれば安心感はありますからね」と、乱れた髪にくしをあてながら、本音もポロリ。名門だけに、父からの資金提供について聞かれると「うちはそういう子ども手当はないんですってばっ」と、ハイテンションだった。

 ◆鳩山 太郎(はとやま・たろう)1974年6月13日、東京・文京区生まれ。35歳。父・邦夫、母・エミリ(元女優)の長男として生まれる。学習院高から早大政経学部へ。出版関係の会社に勤務後、2003年、文京区の都議選再選挙で初当選。05年も無所属で出馬したが、落選。07年は文京区長選で落選。昨年の都議選も出馬を検討していたが断念した。独身。血液型O。趣味は旅行と風景写真撮影、スポーツ観戦。

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