鳩山首相の退陣表明を受けた民主党代表選は、4日の投開票に向けて、党内各グループが準備を本格化させた。

 菅直人副総理・財務相(63)は3日夕にも立候補表明の記者会見を行う方針で、前原国土交通相や岡田外相、野田佳彦財務副大臣が相次いで菅氏支持を表明し、菅氏への支持が広がっている。中堅・若手の支持を受ける樽床伸二衆院環境委員長(50)も同日昼、出馬する意向を表明した。新代表は4日午後0時30分ごろ、選出される予定だ。新代表は4日中に衆参両院で首相指名を受け、同夜、新内閣を発足させる方向だ。同党は、7日に衆参両院で新首相の所信表明演説を行いたい考えだ。

 菅氏は3日午前、国会内で岡田外相に会い、代表選での支援を要請した。

 岡田氏は菅氏との会談後、記者団に「権力の二重構造は好ましくないことと、政治とカネの問題で民主党らしさを取り戻す必要があると伝え、条件が満たされると理解し、菅氏を支持する」と述べた。党運営から小沢幹事長の影響力を排除するよう求めたものとみられる。

 菅氏はこの後、羽田元首相らに面会した。菅氏は小沢氏にも協力を求めることを検討しているが、岡田氏や枝野行政刷新相ら菅氏支持の有力議員が「小沢氏の影響力排除」を求めており、小沢氏への対応が焦点となる。

 前原グループと野田グループも3日、それぞれ都内で会合を開き、菅氏を支持する方針を決めた。

 一方、樽床氏は3日昼、国会内で開いた会合で出馬する考えを表明し、「日本の明日を切り開く先頭に立たせていただきたい」と語った。樽床氏周辺は、立候補に必要な推薦人20人の確保のめどはついたとしている。

 樽床氏は衆院大阪12区選出で当選5回。松下政経塾出身で、日本新党、新進党などを経て民主党入りした。小沢氏に近い中堅議員らの支持を受けている。樽床氏を支持する議員が小沢氏に「グループ横断の形でやっていきたい」と伝えたのに対し、小沢氏は「本人の意思なら、やる必要がある」と語ったという。

 党内最大勢力である小沢グループ(約150人)は、独自候補を擁立しない方針だ。「フレッシュな顔が望ましい」との声がある一方、菅氏を推すべきだとの意見も出ている。

 民主党代表選は4日午前9時から立候補の届け出を受け付け、同11時から国会内で両院議員総会を開き、党所属国会議員423人(衆院307人、参院116人)による投票で新代表を選出する。

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