2006-10-20 01:36:24

ほのかの書

テーマ:    はひふへほ

良く、人の名前を忘れる。


歳のせいかな、と思ってはいたものの


この漫画を読んで、なるほど、と思った。



その人は結婚して新しくなった名前としっくりと馴染んでいないのだ。


私が覚えられないのは、彼女の名前が、

彼女のものになっていないからなのだ。



と記憶力低下にリクツこねるのは、ちょっと置いておいて。



お姉さま


「ほのかの書」 画 細村 誠

         原作 荻野欣士郎




sj


この週刊誌で連載された「ほのかの書」は


3/14、私の誕生日より先々月9月まで連載された漫画。



主人公、ほのか は、名前を聞くと


その名の漢字をイメージできる「書」の占い師。


その漢字の由来を説くことによって、相談者の悩みを溶かしていく。


押し付けがましくない、親身になる姿勢で


次々に悩む人たちに助言を与えたり、救っていくお話し。



大抵の占い師が、導く言葉が見つかろうが、見つかるまいが


堂々と助言を与える訳だが、この ほのかちゃん、


「 浮かばないっっっっ 」と頭を抱えてしまう。


とても頼りになるタイプではない。
  

時にはのめり込み過ぎて、かえって人を傷つけたり


自分を追い込んでしまう結果となる。



そして最大のトラウマはカリスマ占い師の姉である。


(上の画像の素敵な女性)


最終回では姉との対決に敗れたほのかが


失踪するシーンで終わっている。



この最終回、実にいただけない。



私の記憶違いか、と何度も前号を読み返すが


ストーリィも急展開、つじつまあわせもできていない。


作者には申し訳ないが実は単行本派の私は


息子に付き合う病院の待合で、理容室で読ませていただいた。


でもこのお話は一度読んだだけでも印象に残るものだったし


確かな画力で読者の気持ちをつかんでいた逸品である。


映画化に先駆け是非単行本化して欲しい。



ミュシャ風~


  「 オモイ・ノ・キレハシ 」

   細村 誠 ご本人のブログ


映画は山梨が舞台…笛吹市合併記念?


主演 吉村 涼、原作者 荻野欣士郎氏が監督とあって、


こだわりの出来栄えになると期待できる。




最後に前出の姉の最終話での言葉

 

「 それはまたの機会に語るとしましょう。」



期待しています。

ネームマチガッテイタラゴメンナサイ。



笛吹市・芦川村合併協議会
http://www.city.fuefuki.yamanashi.jp/cgiexec/index.cgi




11/8 追記
映画「ほのかの書」オフィシャルサイトOPEN!!

映画「ほのかの書」オフィシャルサイト




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2006-09-11 18:38:18

「幸せ」さがし

テーマ:作者 あいうえお
 
犬丸 りん
かんたんに幸せになりたい
 
Q.人生で大切なことは?
A.飯、寝る、風呂。
Q.頭が悪くて不幸です。
A.暗い天才より明るいバカ―幸せになるのなんて、かんたんかんたん、気持ちの方向をちょっと変えてあげるだけ。
まったりアニメ「おじゃる丸」の原案者が漫画とエッセイで贈る、シンプルであったかくて、なんだか笑える、すべての生き物のための「幸福論」。
内容(「MARC」データベースより)
幸福は軽薄な者の手に入りやすく、けっこうダサく、とろけやすく、じつは和風である…と言う著者の、何とも明るくバカバカしく、ほのぼのしあわせになるマンガ集。

*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*


こんなほのぼのとしたマンガの作者がよもや自殺するとは。


「仕事ができない」


と母に残したと言う。


何故その時に


自分がいなくなることで


悲しむ母の顔を想うことができなかったのか。



芸術家は繊細な神経の持ち主である。


漫画 というジャンルは読み手には非常に優しく


描き手には非常に過酷な作業をしなければならない。



自分を立てれば読み手が立たぬ。


それならまだしも


掲載誌の都合を立てなくてはならない・・・


そんなこんなで


私のような読み手にはわからない苦悩があったのだろう。



作者の元気な想いが伝わるこの漫画から


元気でない作者を慮ることは難しい。


子供たちにどの位の笑顔をプレゼントしたことだろう。

アニメになって、おもちゃにもなって

どんなにたくさんの子供たちに受け入れられただろう。



もうすでに 開放 されてしまったのだから

いまさらではあるけれど、生きていて欲しかった。


長く細く、描き続けて欲しかった。



作品は残る。


彼女はその域に達していた。


これからもまだアニメなどで目にしていくだろう。



 

羽海野 チカ
ハチミツとクローバー 10 (10)

前回の記事で書いたハチクロの「はぐ」ちゃんは天才肌の画家。


これは物語の中ではあるけれども


作者の想いが伝わってくるセリフをご紹介する。

 


「何かを残さなきゃ


 生きてるイミがないなんて


 そんなバカな話あるもんか


 

 生きててくれればいい


 いっしょにいられればいい



 オレはもう それだけでいい」



手の筋を切ってしまったはぐちゃんに優しい森田の言葉が響く。


作家である限り、「後世に残る作品」を書くことは悲願であろう。



そんな森田に、それでも「描きたい」と


がんばる「はぐ」ちゃんの姿。


もう、彼女には名誉や賞賛は必要なかった。


ただ、描いてさえいらられば、生きていける。



この作品と今日のニュースがかさなってしまった。


この言葉が、死を覚悟した彼女に伝わるとは思えないけど


家族がかけてあげたかった言葉ではないだろうか。




せめて天国で


青空にほのぼのとした落書きをしてきて欲しいと願う。




ご冥福を心からお祈りいたします。

 

 

 


犬丸 りん
おじゃる丸のまったり人生のススメ

犬丸 りん
おじゃる丸のまったり人生のススメ (2)
「おじゃる丸」原案・犬丸りんさん、飛び降り自殺か
 NHKの人気アニメ「おじゃる丸」の原案者で知られる女性イラストレーターの犬丸りんさん(48)が、東京都武蔵野市吉祥寺本町の自宅マンションの屋上から転落して死亡していたことが11日、わかった。仕事に悩んでいるという内容の遺書が残されていたことから、警視庁武蔵野署は飛び降り自殺と見ている。  調べによると、犬丸さんは10日午後1時30分ごろ、14階建ての自宅マンションの屋上から、隣にある5階建てのビルに転落し、死亡した。  室内にあった母親あての遺書には「仕事ができない」などと書かれていたという。  犬丸さんは東京都生まれ。筑波大学大学院修了後、1990年、漫画雑誌「モーニング」で「なんでもツルカメ」でデビュー以来、漫画やエッセー、小説などで活躍した。「おじゃる丸」はNHKで98年10月に始まり、現在も平日夕方に教育テレビで放送中。1000年前の「ヘイアンチョウ時代」からやってきた貴族の子供「おじゃる丸」が活躍する物語で、子供だけでなく、主婦やOLにも人気を博し、2000年にはNHKのオリジナルアニメとして初めて映画化された。(読売新聞) - 9月11日15時29分更新

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2006-07-30 08:58:22

ひどい。

テーマ:作者 あいうえお
 
羽海野 チカ
ハチミツとクローバー 9 (9)


今回は森田兄弟の過去にスポット。


しかし!


ひどいよ…作者、うらんじゃうよ。






こんなかわいい はぐちゃんになんてことするの…。


彼女の 絵をかく ことは 生きる こと。


たくさんの人に支えられてはいるものの


それでも絵をかくことは彼女にとって


自分自身を生かしておく唯一の手段なんだよね。



ひどいよ。。。


はぐちゃんから絵を奪わないで…



そりゃ、左手でも


足でも口でも


絵を描いている人はたくさんいる。


でもやはり彼女が彼女でいるためには


右手が必要なんだ…



その彼女の戦い方も尋常はなく。


痛みがなくなったら最後、


 自分の手は死んでしまう


と痛いとは言わない。


苦しいリハビリもじっと耐える。



本当に泣けました。


羽海野センセのばかやろーーーー(T x T)



次巻に期待してるからね。




羽海野 チカ
ハチミツとクローバー (8)

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