ハセツネカップ 心情編 その1
《6日夜》
だめだ。明日はDNSせざるを得ないか・・・悔しいなあ・・・。
しかし、最後まで諦めるのはよそう。
明日の朝、またお腹の調子が悪ければ、さすがに諦めよう。
(睡眠誘導剤を飲む)
眠れないなあ・・・。
・・・
だめだ、なんで眠れないのだろう・・・。
・・・
・・・
だめだ・・・
・・・
・・・
・・・
ああ、もう朝か・・・仕方ない。
ほとんど眠れなかったように思うけど、仕方ない。
今はいいけど、今夜の夜間走で眠くならないことを祈るしかない。
《7日朝》
よかった、お腹の調子は大丈夫。
喉の痛みも治まった。鼻水が出るが、まあ仕方ない。
《7日電車の中》
居眠りをしたいが、さすが乗り過ごすわけにはいかないから・・・。
おや、ハセツネに参加するような格好のランナーが増えてきた。
もうすぐ、武蔵五日市か・・・。もう、後戻りできないな。
《大会会場控え室》
雨が降っているから、寒いかな~。でも、蒸し暑くなるってこともあるし・・・。
よし、タイツに着替えよう。
いや、やっぱり暑いかもな~。
よし、またショートパンツに着替えよう。
まもなく大会だ。最後にお稲荷さんを3つ食べつくそう。
これで、しばらく落ち着いたご飯はたべられないんだから・・・。
少し熱っぽいなあ~。でも、もうここまできた以上、DNSもDNFもしたくないしな。
《スタート直前》
みんなたくましいなあ。
こんなに、いっぱい参加者がいるんだ。
どうなるかな?大丈夫かな?
でも、ここまでやってきたんだし、やれるところまでやってダメなら仕方ないよ。
《スタート!》
ああ、始まっちまった!
行くしかない!やるしかない!どうか、神様、お願いします!
とうやく動き出した。
まだ、まだ走るのは我慢、我慢。
この体調なのだから、焦らずゆっくり行くぞ。
《すぐに渋滞》
ほら、やっぱり渋滞だ。
先に走ったらその分エネルギーを消耗するだけ。
OK,OK。この調子。
ゆっくり動けばいい。
ん?それにしても全然動かないねこの渋滞。
ここは、右だよ、左が意外に混むんだ。
よしよし。
おや、また渋滞か・・・どんだけ渋滞で時間がかかるかね。
いちおう入山峠は遅くても2時45分には通過したいのだが・・・。
すでに30分以上かかっている、もうすぐ1時間だ。
・・・
進まないね~。
あらら、こんなところで立小便している!
・・・
よし、少し動きだした。
ちょっとは軽くJogっていこうか。
今熊神社の坂道まであと少し。
よし、この坂道はうまくかわしていきたいね。
と、よしよし、このルートが疲れにくいんだよっと。
あらよっと。
・・・
よしよし、もう今熊神社だ。
トイレはしばらくないので、ここで、っと。
《今熊神社~入山峠》
お、けっこうみんな走りだすね。
自分は我慢我慢。とにかく、醍醐丸までに水をほとんどのまないで進みたい。
《入山峠》
おお、意外にあまり並んでない。(入山峠の階段前の渋滞)
3時過ぎちゃったけど、ま、いい、挽回できるはず。
ちょっと下りはかるく走ってみるか!?
調子いいけど、無理せずにね。
あらよっと。
《峰見どおり》
これがきついんだ。無理せず行こう。
歩け歩け。
おや、意外にもう10km地点?
おお、杉並木が開けた!
もうすぐイッポチ山だ!
《市道山分岐》
よし、ここまでほとんど疲れが無い!
この調子ならいいね。
でも走らないようにしよう。
次の難所は、醍醐丸だし・・・・
《醍醐丸》
いや~、ここだね。醍醐丸。きついな~やっぱり。
でも、がんばっていこう!
水はほとんど使っていないね。よしよし。
薄暗くなってきた、もう。
っと、和田峠通過!
はい、ライト点灯!
無理せず早歩きで行く!
《生藤山付近》
そろそろ、軍刀利神社だよね。もうすぐあの階段かと思うけど。
「はい、ここは軍刀利神社って言いますよ。あ、はい、この上はピークになります」
ってか、地図持ってないのか?こいつら・・・
このあたりの下りは根っこが多いので注意だね。
あらよっと、
うわ、っと、いや、あっ!
やっちまった。始めて今日ころんだ。今日はもっと転ぶのかな?
やたら根っこがすべるよ。注意注意。
あらよっと、うわ、
お、ひや、わっ
「アイタ!」
やっちまった!手首!折れたかな?いや、大丈夫。骨には問題なさそうだ。しっかり動くし。
まいったね~。
でも、手首でよかった。
もう少しで浅間峠。第一CPだ!
あと少し、がんばろう!
っと、それにしても、手が痛~!
《浅間峠》
お、見えてきた。第一関門
・・・
通過!!!!!
やった6時間10分。
まあ、いい。去年は5時間だったけど。今年はここまでゆっくり来たために全然疲れがないくらいだ。
まずはトイレと。
うわ、こりゃだめだ。何時間待たされるかわからん。
先行こうか・・・と、その前に手首のテーピングと腹ごしらえ、そして、ストックだ。
(GARMINを左手からはずし、よくよく見ると)
うわ、腫れているわ!こりゃ、まだまだ腫れるかも。
(と、そこに安走会のスタッフが)
「お、なかなか調子いいね!」
「あ、いや、手首捻挫しちゃって。おかげさまで、テーピングの講習が役立っています(~_~;)」
「足のテーピングしか講習してないけどね」
「・・・」
よし、これで手首はよし。
ここで、おにぎりをちょっと食べよう。
ストックも出して。
・・・
MGMG
さて、ヘッドライトも点けて、次の月夜見まで、いや、まずは三頭山まで、行くぜ!
っと、
ストック押すと左手が痛い!(ー_ー)!!
まいったな~そうか、ストックウが十分使えないか・・・
仕方ない、とにかく行こう!
もう、周りは真っ暗闇。
前に突き進むしかない。
だめだ。明日はDNSせざるを得ないか・・・悔しいなあ・・・。
しかし、最後まで諦めるのはよそう。
明日の朝、またお腹の調子が悪ければ、さすがに諦めよう。
(睡眠誘導剤を飲む)
眠れないなあ・・・。
・・・
だめだ、なんで眠れないのだろう・・・。
・・・
・・・
だめだ・・・
・・・
・・・
・・・
ああ、もう朝か・・・仕方ない。
ほとんど眠れなかったように思うけど、仕方ない。
今はいいけど、今夜の夜間走で眠くならないことを祈るしかない。
《7日朝》
よかった、お腹の調子は大丈夫。
喉の痛みも治まった。鼻水が出るが、まあ仕方ない。
《7日電車の中》
居眠りをしたいが、さすが乗り過ごすわけにはいかないから・・・。
おや、ハセツネに参加するような格好のランナーが増えてきた。
もうすぐ、武蔵五日市か・・・。もう、後戻りできないな。
《大会会場控え室》
雨が降っているから、寒いかな~。でも、蒸し暑くなるってこともあるし・・・。
よし、タイツに着替えよう。
いや、やっぱり暑いかもな~。
よし、またショートパンツに着替えよう。
まもなく大会だ。最後にお稲荷さんを3つ食べつくそう。
これで、しばらく落ち着いたご飯はたべられないんだから・・・。
少し熱っぽいなあ~。でも、もうここまできた以上、DNSもDNFもしたくないしな。
《スタート直前》
みんなたくましいなあ。
こんなに、いっぱい参加者がいるんだ。
どうなるかな?大丈夫かな?
でも、ここまでやってきたんだし、やれるところまでやってダメなら仕方ないよ。
《スタート!》
ああ、始まっちまった!
行くしかない!やるしかない!どうか、神様、お願いします!
とうやく動き出した。
まだ、まだ走るのは我慢、我慢。
この体調なのだから、焦らずゆっくり行くぞ。
《すぐに渋滞》
ほら、やっぱり渋滞だ。
先に走ったらその分エネルギーを消耗するだけ。
OK,OK。この調子。
ゆっくり動けばいい。
ん?それにしても全然動かないねこの渋滞。
ここは、右だよ、左が意外に混むんだ。
よしよし。
おや、また渋滞か・・・どんだけ渋滞で時間がかかるかね。
いちおう入山峠は遅くても2時45分には通過したいのだが・・・。
すでに30分以上かかっている、もうすぐ1時間だ。
・・・
進まないね~。
あらら、こんなところで立小便している!
・・・
よし、少し動きだした。
ちょっとは軽くJogっていこうか。
今熊神社の坂道まであと少し。
よし、この坂道はうまくかわしていきたいね。
と、よしよし、このルートが疲れにくいんだよっと。
あらよっと。
・・・
よしよし、もう今熊神社だ。
トイレはしばらくないので、ここで、っと。
《今熊神社~入山峠》
お、けっこうみんな走りだすね。
自分は我慢我慢。とにかく、醍醐丸までに水をほとんどのまないで進みたい。
《入山峠》
おお、意外にあまり並んでない。(入山峠の階段前の渋滞)
3時過ぎちゃったけど、ま、いい、挽回できるはず。
ちょっと下りはかるく走ってみるか!?
調子いいけど、無理せずにね。
あらよっと。
《峰見どおり》
これがきついんだ。無理せず行こう。
歩け歩け。
おや、意外にもう10km地点?
おお、杉並木が開けた!
もうすぐイッポチ山だ!
《市道山分岐》
よし、ここまでほとんど疲れが無い!
この調子ならいいね。
でも走らないようにしよう。
次の難所は、醍醐丸だし・・・・
《醍醐丸》
いや~、ここだね。醍醐丸。きついな~やっぱり。
でも、がんばっていこう!
水はほとんど使っていないね。よしよし。
薄暗くなってきた、もう。
っと、和田峠通過!
はい、ライト点灯!
無理せず早歩きで行く!
《生藤山付近》
そろそろ、軍刀利神社だよね。もうすぐあの階段かと思うけど。
「はい、ここは軍刀利神社って言いますよ。あ、はい、この上はピークになります」
ってか、地図持ってないのか?こいつら・・・
このあたりの下りは根っこが多いので注意だね。
あらよっと、
うわ、っと、いや、あっ!
やっちまった。始めて今日ころんだ。今日はもっと転ぶのかな?
やたら根っこがすべるよ。注意注意。
あらよっと、うわ、
お、ひや、わっ
「アイタ!」
やっちまった!手首!折れたかな?いや、大丈夫。骨には問題なさそうだ。しっかり動くし。
まいったね~。
でも、手首でよかった。
もう少しで浅間峠。第一CPだ!
あと少し、がんばろう!
っと、それにしても、手が痛~!
《浅間峠》
お、見えてきた。第一関門
・・・
通過!!!!!
やった6時間10分。
まあ、いい。去年は5時間だったけど。今年はここまでゆっくり来たために全然疲れがないくらいだ。
まずはトイレと。
うわ、こりゃだめだ。何時間待たされるかわからん。
先行こうか・・・と、その前に手首のテーピングと腹ごしらえ、そして、ストックだ。
(GARMINを左手からはずし、よくよく見ると)
うわ、腫れているわ!こりゃ、まだまだ腫れるかも。
(と、そこに安走会のスタッフが)
「お、なかなか調子いいね!」
「あ、いや、手首捻挫しちゃって。おかげさまで、テーピングの講習が役立っています(~_~;)」
「足のテーピングしか講習してないけどね」
「・・・」
よし、これで手首はよし。
ここで、おにぎりをちょっと食べよう。
ストックも出して。
・・・
MGMG
さて、ヘッドライトも点けて、次の月夜見まで、いや、まずは三頭山まで、行くぜ!
っと、
ストック押すと左手が痛い!(ー_ー)!!
まいったな~そうか、ストックウが十分使えないか・・・
仕方ない、とにかく行こう!
もう、周りは真っ暗闇。
前に突き進むしかない。