集中豪雨のあとの久々の夜RUN!!! | 走りながら、食べて、聞いて、考えて!

集中豪雨のあとの久々の夜RUN!!!

昨日(28日)大阪では、午後になり急に雲行きがおかしくなり、2時頃にすでに夕方のような暗い天気になってしまった。
北から、どんよりした分厚い雲がゆっくり押し寄せてくる。そして、とうとうすごい雨になった。
集中豪雨である。
以前、マレーシアやインドネシアやシンガポールで体験したスコールに近いほどの雨であった。
東京でも近年こういったスコール的な集中豪雨に見舞われる機会があったが、まさに、地球温暖化を感じさせる異常気象ではないかと心配してしまう。
そして、この集中豪雨というのは、現代の都市部においては非常に悩ましい問題になることが多い。
つまり、降りつける雨の量に対し、その雨を排出する都市設備が十分ではないということだ。
数年前に、東京でも夏場に集中豪雨に見舞われ赤坂付近では完全に河川状況になり、人が移動できない状態になったことがあった。
局地的ではあるが、大量の雨を逃がす機能が都市部には限定されており、道路はすべてアスファルトやコンクリートであるから、その低い部分をたどって側溝に流れ込むわけだが、その水が下水道に流れ込む際に瞬間的ではあるが許容量を超えてしまうのだ。
当時は、自分も赤坂で仕事をしていたのだが、赤坂見附の駅を出ると(不思議だが、あれだけの集中豪雨でも地下鉄に流れ込むことはなかったのだ)、道路は「川」。
会社まで数分の距離なのだが、途中どうやっても「脚を水につけずに」たどり着くことは無理な状態であった。
建物付近の高い場所をたどったりしたものの、どうしても結局は「川」に脚を入れないと無理という状態。
結局、シューズと靴下を脱いで、スラックスをたくし上げ、そしてはだしで会社までたどり着いた。
もう、スラックスはごわごわ状態。シューズも「ぐっちゃぐちゃ」状態になってしまった。

昨日の大阪の集中豪雨もそれに近いものがあった。(しかし、大阪ってけっこう川が多いので意外に水は逃げていくみたいだけど)
そして、2時間程度雨が降ったものの、その後夕焼けも表れお日様も見え出した。

夜、会社の外に出ると、気温が下がっていた。ひんやりとした風。室内よりも低いかんじ。
たぶん、大量の雨のおかげで、地上の熱を完全に放出してくれたのだろう。
たぶん、25~26度くらいに下がった感じがした。

やはり、コンクリートやアスファルトにこもる熱、車やエアコンが排出する熱など、いわゆる「ヒートアイランド現象」が最近の耐えられない暑さを作り出しているように思った。
雨によって、これだけ気温が下がるというのだから・・・。

そして昨晩は、会社で大きな人事異動がありそれを本人に内示したので、夜、本人を誘って軽く呑むことにした。
数人仲間も加わり、11時くらいまで会話をしながら楽しく飲むことができた。

それから自宅に歩いてかえる途中・・・この涼しさ・・・もったいない・・・
そう思っちゃったから、もう我慢できない。

結局、11時30分過ぎから、夜RUNに出てしまった。
この涼しい時間を走らずにいるのは、「あまりにも」、もったいない と考えてしまったのだ。

走りに出ると、涼しさは感じるもののしかしさすが雨が降ったあとだけに、蒸し暑さは厳しかった。
でも、やっぱり、気持ちがいいのだ。(途中、けっこう「げっぷ」をして、飲み食いした直後の苦しさもあったが)
まさか、このんな深夜に走っている物好きなんてものはいないだろう・・・なんて思ったら、やっぱりランナーは変人が多い。

大阪城公園に着くまでに 一人とすれ違い、大阪城公園では2,3人とすれ違った。
同じように涼しい夜のRUNを楽しんでいた。

道路は、さすが集中豪雨の結果、いろんなものが噴出した名残があって、途中木切れもあったし、土も・・当然、ミミズもいっぱい氾濫してたろう。(暗かったからわかんないけど)
そして、汗びっしょりになって帰宅。
すごい汗だった。

シャワーをして、そして水分をとって、ちょっとエアコンをつけて寝た。
そして目が覚めたのが朝の8時半。
やっぱり、走ったあとはよく眠れる!
朝の暑さも和らいでいて、久々に今日は穏やかな過ごしやすい夏の日となった。