このお部屋のヌシがヨーロッパの旅に出て2週間が過ぎました。
帰って来るのは６週間後。ああ、随分先だ。
そして帰って来たらあの映画「Toy Story」のように
ヌシは今度こそホントに家を出て行くことになっています。
ヌシの成長を見守って来たこの子たちはだれかのところにもらわれていくかもしれない。
早くもヌシのいなくなった子供部屋はタイムスリップしたよう
夏の間2ヶ月も会えない。
しかもその旅が終われば今度こそ家を出ていくと思うと
ある意味、高校の卒業式より辛かったのが
旅立つ彼女を空港に送ったとき。
もちろん夫と二人で行ったよ。笑
アメリカでは子育てをひと段落したこの時期に抑うつ症状に陥る
エンプティ・ネスト症候群が問題になっています。
我が家ではそうならないため、
どんどん夫婦でいろいろな計画を立てていて
今週末シカゴで見たU2のコンサートもその一環です。
一方、娘の旅行は1年前からコツコツ一人で計画したもので
バックパッカーとして
貴重品は一切持たないで行く学生らしい貧乏旅行です。
途中ホテルには一切泊まらず一人のときはユースホステルに泊まり
また別のときは友だち数人とアパートを借りて滞在するという具合。
ベビーシッターなどをしてお小遣いは3千ドル以上自分で稼ぎました。
自分の性格をよく分かっている彼女は
一人で泊まる日が1週間続いたら次は友だちと合流するというように
孤独と交流を交互にバランスよく楽しめるように
スケジュールを組みました。
ユニコーンやしまじろう、くまちゃん、わんちゃんなど思い出いっぱいの大切な仲間はそのままです。
でも「よく出したね」
と何人もの人にいわれます。
「ISISのテロとかは心配じゃないの？」とも。
心配じゃないといえばウソになります。
でも今の時代は本当にありがたいですね。
テキストメッセージは毎日届くし
インスタグラムも頻繁に更新してくれるから
全然遠く離れている気がしません。
でも彼女が友だちと合流した写真などがアップされるともううれしくて
穴があくぐらい何度も何度も見てしまいます。笑
先日、12歳でサンフランシスコに引っ越していったお友だちが
インスタグラムで同じバルセロナにいることがわかって
連絡をとったそうです。
そして６年ぶりの再会となったそう。
娘たちにとって今や気軽で便利なツールとして
インスタグラムは使用されています。
確かにインスタントで簡単で
日常の一こまをさくっと切り取ってアップできるのがいいですね。
それにしても本当に良く一人娘を出したね。大丈夫？
というみなさんの声が聞こえてきます。
たくさんの友人、知人の心配を振り切ってまで
断腸の思いで娘を2ヶ月のバックパック旅行に出した理由をなどを
ぼちぼち書かせてね。
もしよろしければRish NYのインスタグラムもぜひチェックしてみてください。
ニューヨークの日常の一こまを切り取ってさくっと紹介しています。
コーディネートのヒント、新商品のご紹介はRish NY Facebook