だれも書かない★ニューヨーク1%未満★

ちょっとした発想の転換で人生が加速度を増していい方向に向かうことがあります。
NYにきて初めて見えたり感じたりしたことをファッション、お金、ライフスタイルから書いていきます!


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こんにちは。




だれも書かない★ニューヨーク1%未満★
ニースは何度も来ていますが、どんどん街がきれいになっている様子。
ただオールドニースは変わらず。







今日は、

最近、うるうるしてしまった、いい男予備軍といっていい10代の男子にまつわるエピソードを。




親目線で言えば、

10代の男子たちほど、手に負えない年齢もないかもしれません。



概して、反抗期。

親のいうことなんて「ダッサ」、「ウザイ」の一言で片づけられてしまい、

有り余るエネルギーをもてあまし、

悪い方向に向かったら留まるところを知らない爆走をすることも。



過去記事でも書きましたが、

犯罪と、性別&年齢別のデータを調べると、

ユニバーサルな共通点として、

犯罪の大半が10代から30歳ぐらまでの男子によって起こっているらしいです。



つまりそれだけ、若い男の子って古今東西、

紙一重で危険なもの秘めているということでしょうか。



と、そんなイメージがあまりに強かったため、

妊娠しているとわかったとき、

「男の子だったらどうしよう」と軽いパニック状態に陥ったほど。



ですが、最近やっと、しみじみ思います。


男の子ってどの年代でもやっぱりいいな~って。




今日初めてお越しくださった方は、まずこちらをご覧くださいませ。


クリップ敷居の高いグリニッジのパーティで驚いたこと


このパーティが開催されたのは、夫の昔からの友人、アレックスのご自宅のあるグリニッジでした。





うちの夫には10代のころからのいい「ダチ」が、アレックスを含め、数は少ないけど、何人かいます。



うれしいのは、みんなそれぞれに学ぶところの多いいい男なこと。

特に、彼らが、真摯な姿勢で子育てに参加しているのは、

子育て中のわたしとしては、うれしい限りです。





今日のいい男予備軍とは、その友人アレックスの息子さんです。




夫の友人は、全員、結婚した相手は「似たような」WASPの令嬢たち。



確かに似たようなバックグランドをもつお相手なら、いろいろな点で話は早いしラク。

そういう点で、冒険は好まなかった彼らですが、

何も心が偏狭というわけではなく、

わたしを含む「異なる」友人たちや、子供の友達たちには、とてもフェアです。




また、夫婦仲もよく、協力して真剣に子育てに参加している姿は、

見ていてほほえましいし、子供がうちより年上のケースは勉強になることしきりです。






アレックスが妻のお誕生日を祝って盛大にパーティを開催したのは数週間前のことです。



会も大詰め、クライマックスにさしかかったころ、

お庭のバスケットコートでのダンス音楽はスローになり、

アレックスと奥様のジェイミーが一緒に、

続いてゲストたちも踊り始めました。




3曲ほども踊った後、

DJの音楽が止み、アレックスがみんなに集まってくるように呼びかけました。



ジェイミーの友人たち5人が、まずは、マイクを握り、

ジェイミーのお人柄を称える替え唄をユーモアたっぷりに歌い、

会場は盛り上がりました。



続いて、アレックスの短いけれど胸を打つスピーチ。



いかに妻を愛しているか、

自分を長きにわたって支えてくれてどんなに感謝しているか、

その言葉の最後は「美しい妻に」とさらりと結びました。




ジェイミーは、2歳年上の姉さん女房です。



いかにも男の子二人のお母さんといった、

典型的な郊外のサッカーマム。


何でもかかってらっしゃい、といった頼りがいのある女性で、

ボトックス・フリー、

いい意味で飾り気のない女性です。




その何年も連れ添った古女房のジェイミーを、

臆面もなく、

美しい妻と称えるアレックスには、

正直、軽いショックを受けるほど感動しました。




グリニッジのイメージにふさわしい、デザイナーズブランドも、

皮膚科通いも、

ルブタンも縁遠いはずの、素顔が似合うジェイミーです。




本当に愛し合っているんだな。

なんて素敵なんだろう。

と、ニューヨークには、

うわべコンシャスな世界観も存在することを知っているわたしは、

ちょっと感動したのです。



アレックスは、スピーチの後、

息子たちにも前にでてくるように呼びかけました。







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ハンプトンのビーチで。
子沢山な家庭が多く、男3人兄弟ってNY近辺では珍しくありません。






17歳の長男、カイルはさっと前に進み出ました。



すでに父親を超える身長。190cmはありそうななかなかのいい男です。



マイクを握ると、

「世界で最高のマム、お誕生日おめでとう」と、言いながら、

ジェイミーの頬にキスをしました。



最高にさわやかな笑顔でした。




続いて、弟の番です。



ですが、弟は、何度呼んでも、前に出てきません。

うつむいたままです。




どうやら泣いているらしいと分かるまでに数秒を要しました。



結局、うつむいたままの彼は、あいさつはスキップしてしまいました。




再び、

近所からクレームが来るんじゃないの、ってな大音響で、

レディ・ガガの「Bad Romance」がかかり始めました。




ジェイミーが、やっと、

おめでとうと、かわるがわる声をかける友達の群れから解放され、
二男のところにやってきました。



すると、彼は、

しかと、ジェイミーに抱きつきました。



「おめでとう」と言いながら、

そのまましばらく彼女の背中に顔を押し付けていました。



なんか、5歳ぐらいの男の子みたいで、かわいい。




その姿に一番最初に驚いたのは夫です。



「僕が彼の年齢のころなら、

不覚にもみんなの前で泣いてしまったら、

恥ずかしくて、すぐにどこかに飛んで行って隠れたはず」




けれど、何人かいる友人や女ともだちのだれもそんな彼をからかう様子はありません。



人として、母親を愛することはごく自然なこと。


その表現に、恥ずかしがったり隠す必要はない、ということなのでしょう。




つい1週間前まで、

イタリアにサマーキャンプに行っていた二男のエメ。

イタリアで触れたアートや歴史に、大変に大きな影響を受けて帰ってきたということです。

感受性が豊かなのでしょうね。




一方、冬はスキー合宿、

夏は水泳、


そしてオールシーズン、

アメフトの選手として毎日どろどろになっている彼の腕や足には、

半端ではない筋肉がしなやかにりゅうと盛り上がっています。



まさにバランスのとれた文武両道ぶりは、

父親のアレックスそのものです。



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モナコの王立水族館にて魚に見惚れる男の子たち。かわいい。
今年は百周年だそうですね。




そういえば、彼が8歳ぐらいのころ、

6歳の娘を連れていっしょにアレックスのヨットに乗せてもらい、ビーチで過ごし、

ジェイミーの手作りの夕食に舌鼓みを打ったことがありました。



あの時、エメはシャイな娘の面倒をとてもよく見てくれましたっけ。



8歳ぐらいの男の子にとって6歳の女の子なんて、

ただ面倒なだけに違いないと思っていたわたしは、かなり意外で感動したものです。






普段はクールな風情のエメだからこそ、

ジェイミーのお誕生日に、

感極まって泣いちゃう姿はとても意外だったのですが、ふとエメのやさしさを思いました。




ところで、

最近読んだもので、

1860年代に、ロンドンの上流社交界の世話焼きマダムが

正しい結婚相手の探し方として記したこんな項目があることを思い出しました。




「女性が理想の伴侶を見つける際に、必ずチェックしたほうがいいこと」


という部分でした。




お目当ての彼が、母親、そして女姉妹をどう扱うかを見極めること。




ということでした。




確かに!



これって、モテる女の子は父親との関係が良好であることと同じぐらい、

いい男にとってに大切な条件かもしれないと思いました。




母親にべったり依存するでなく、また遠ざけるでもなく、

健全でさわやかなスタンスで尊敬と感謝の念を抱き、

愛情を素直に表現できること。




なるほど。



これは突き詰めれば、

父親が子供の前で、彼らの母親である妻をどう扱っているかにも、

大きな関係がありそうです。




アレックスとジェイミーが天塩にかけて育てた二人の息子たちが、

近い将来、

われわれ女にとって満足のいくいい男に成長することは、

間違いのないことだと、確信しました。




そんなわけで、

その晩のお誕生パーティのハイライトは、と聞かれれば、

即座に、エメが示した母親への愛情表現に感動した瞬間と答えるでしょう。



言ってよかった。

いっしょにお祝いできてよかった、

心の底からそう思えるすばらしいパーティでした。




挙句の果て、

気の早いわたしは、

エメはどんな女の子を結婚相手に選ぶのかしら、なんて、

そんなことにまで思いをはせてしまったのでした。




(*^.^*)





わたしたち(女)を感動させるいい男たちについては、まだまだ続きます。



どうぞ今日もよい1日を!





ベルお礼


みなさま、温かいコメント、そして読者登録と共に、心温まるメッセージをありがとうございます。

本当にみなさまのお気持ちに支えられて、それを励みにこうして今日もブログを更新しています。


ただいまバケーション中につき、お返事等が遅れておりますが、いただいたコメントやメッセージは逐一拝見しています。


本当にありがとうございます!



星の数ほどあるブログの中から巡り合えた幸運に感謝しつつ、どうぞ引き続き末長くよろしくお願いします!





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