だれも書かない★ニューヨーク1%未満★

ちょっとした発想の転換で人生が加速度を増していい方向に向かうことがあります。
NYにきて初めて見えたり感じたりしたことをファッション、お金、ライフスタイルから書いていきます!


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だれも書かない★ニューヨーク1%未満★


ニューヨークでも、概してアメリカ人のカップルたちは

男女関係、夫婦関係に対し、とっても生真面目。



わたしは、時として面喰っちゃうことがあります。


いえ、もちろん、生真面目であることはいいことです。



でも、 「愛し合う二人の間に隠し事があってはいけない」

「わたしたちの間に秘密ごとは存在しないのよ」 な~んて大真面目に言われると、

つい??????マークがいっぱい頭の上を飛び交ってしまいます。

調子がくるっちゃうのよね。



というのは、昔、映画監督の大島渚さんがこんなことを書かれていて、

すごく興味深く読んだことがあるからなんです。




馴染みの京都の老妓が、こうおっしゃったそうです。

(今、その本が手元にないので、こんなことが書いてあったという大まかな内容を記すことをお許しください)。



奥さんに浮気の現場に踏み込まれたら・・・・・

決して事実を認めてはいけません。



もし一緒にいるところを見られたら、

ただ話をしていただけだといいなさい。



もし、抱き合っているところを見られたら、

それ以上のことはしていないといいなさい。




もし床に一緒に入っているところを見られても、

まだ肝心のことはしてない、といいなさい。




これって、女の心理を突いた深い考察に基づくお言葉だわ~と、

ひどく感心し、ずっと心に残りました。



女って、たとえ、 「事実を認めなさい!!!!」といきり立っていても、

心の中ではそんなことが事実であってほしくないと願っているもの。

事実を認めたくないものなの。




だから仁王立ちの妻から一時も早く逃れ、

楽になりたい一心で事実を認めてしまいたいお気持ちは分かるのですが、

それやっちゃうと、修復は大変に難しくなります。




一方、長年の愛人の立場からロスチャイルド男爵夫人になられたナディーヌさんは、

「嘘をつくことと、口を閉ざすことは違います。

夫には、わたしの知らないところで起こったことについては、

知りたくないから話さないでくださいと言っています」 というようなことをおっしゃっています。





そして、ご主人が出張などで家を空けるとき、

その行先について、どこに泊まるのかというような詳細は聞かないとおっしゃるのです。


(これはわたしも長年見習わせていただいております)



ナディーヌさんはご主人に嘘をつかせたくない一心で、

最初からその話題には触れないというスタンスをとってらっしゃるんですね。



こちらも、親しき仲にも思いやりのあるマナーだわ~といたく感動いたしました。




きっと、不実な匂いがするんだけど女性に憎まれない人って、

この手の女性心理学に直観的に理解があり、

不実な中に誠実な対応をしているのかも、なんてことを思いました。




つまり、不実さの証となる詳細については、

一切足跡を残さない、

匂わせない、

するなら完全犯罪を目指す、ってなことかしら。



間違っても、愛人の真珠のピアスなどが車の助手席の下から出てきてはいけません。



また自慢げに同僚や友人に吹聴してもいけません。



つまりまめさと用意周到さを備え、秘密主義を貫く自信のない方には

向いていないということになるでしょうか。



そしてここで渋澤栄一氏に戻るのですが、

渋澤栄一という方がすごいのは、

きっと備えていたに違いない上記のようなまめさと細やかさ、用意周到さに加え、

並大抵ではない太っ腹さも加わること。




家族の面倒をきっちり見るだけではなく、

愛人、お妾さんはもちろん、

廃嫡にした実の息子、その家族、

そして息子の面倒を長年みた愛人にまで、

不動産からまとまった株券までを譲渡し、

最後の最期まで金銭的な不便がないように、

まさにかゆいところに手の届く面倒をみてらっしゃるのです。




かつて仕えた徳川家が財政的に窮地に立たされたときに、

多くの元部下たちがそっぽを向いてしまう中、

なにくれとなく面倒をみたのも栄一さま。




そうこの方は、富を独り占めするようなタイプの男ではありません。

三井、三菱、住友などのファミリーが、 一族で結束し、財閥に発展していった中、

500社以上の会社を設立しながら、

どの会社も、時期が来るとすっと独り立ちさせます。




一族にも、特定の会社の株を5%なり以上は所有するな、と厳しく言い置きます。



おかげで、現在「渋澤」という名前が残っている会社は、

廃嫡にした息子さんに与えた渋澤倉庫ぐらいじゃないかしら。




そして、渋澤栄一が、だれにもマネのできない大物である証しは、

これに尽きると思います。



続く




ベルいつもご訪問ありがとうございます。

みなさんのユーモアあふれ、示唆に富んだコメントからいつもたくさんのことを学ばせていただいています。 尚、この続きは、8月下旬までお待ちくださいませ。

その間も別の話題でエントリーをしてまいります。

どうぞよろしくお願いします!!!



今日もよい1日を!

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