だれも書かない★ニューヨーク1%未満★

ちょっとした発想の転換で人生が加速度を増していい方向に向かうことがあります。
NYにきて初めて見えたり感じたりしたことをファッション、お金、ライフスタイルから書いていきます!


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だれも書かない★ニューヨーク1%未満★

タイタニックが処女航海で沈んだ1912年ごろの淑女











女ってややこしい生き物。




もしくは矛盾の塊り。


寡黙な男がいいと言いながら、愛は聞きたがる、




理想を大きくもつ男は好きだと言いながら、




茫洋と夢ばかり見る男は青臭いと思ってしまう。






普段は、肩肘はって、男よりばりばり稼いでいても、




人生をコミットメントする相手が、ジゴロみたいにかしずくだけの男じゃいや。



こんなふうだから当然だけど白馬に乗った王子様も素通りしてしまうんだわね~。がくっ。



くわえて、どんなに時代が変わろうと、




女の体力が男に勝る日は未来永劫来ない以上、




ここぞという絶体絶命のときには、




こんな殺し文句で守ってほしい、だなんて。もう勝手にしろ~と男ならいいたくなりますよね。






ごめんなさい!




なんて私たちは身勝手な(でも愛すべき)生き物なんでしょう。






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A Night To Remember 1958年に制作された、あの「タイタニック」の第一弾。


実際タイタニックに乗船していた人をインタビューし、実話に基づいて作られた映画。すばらしい名作だと思います。





   




時は遡り、1912年、


日本は大正初期、




まだ、世界には未知なるものがたくさん存在し、




淑女や紳士が、ゆったりと流れる時を優雅に過ごしていた時代、




英国サザンプトンからニューヨークに向けて出航した、




世にも豪華なタイタニック、




絶対沈むはずがないといわれた巨大客船が海に沈む直前、




悲劇に満ちた船の中では、




男の中の男といっていい紳士たちが、いくつかの殺し文句を残して命を絶ちました。








鳴り物入りで竣工し、出港したタイタニック、



絶対沈むはずがないという驕りから、




救命ボートの数は、乗客の約3分の1、




とりあえずは、力の弱い女・子供、




しかもファーストクラスから優先してボートに乗ることに。




女たちを優先した勇気ある紳士たち、





その中には、グッゲンハイム一族の御曹司や、





ニューヨーク市のために、過去50年で二百億円以上の寄付をした




アスター一族の最後となった先代にあたる、





4代目ジェイコブ・アスターなどもいました。








グッゲンハイム氏は愛人と同船し、





アスター氏は、妊娠中の若い3度目の妻と同船していながら、





愛する彼女たちの無事を見届けると、





2等船客、3等船客の女性たちを優先させるために、





自らが犠牲となり、海の底に沈んでいきました。











同じく自らを犠牲にしたファーストクラス船客に、





ひと際目を惹く美貌の妻と、まるで絵に描いたような3人の美しい子供たちをもつ





ハンサムな若い紳士がいました。











彼は、救命ボートが出されたとき、





こっそりと、乗船していたタイタニックの建築家に聞きます。





「タイタニックが助かる可能性はあるのか」と。





建築家は答えます。





「ない」










わたしが、泣いたのは、





ここから。





客室に戻ると、救命ボートに乗る必要があることを妻に告げ、





子供たちを起こします。





(子供の木馬がおいてある船室のインテリアの豪華さは見もの)








不審そうな妻を心配させないよう、あくまで冷静を装う紳士。





けれど、ライフジャケットを着せながら、





宝石箱の中から、





ダイヤモンドが無数にちりばめられた





最も高価そうなネックレスをさりげなく取り出し、





「さぁ、これをつけていきなさい」と





クラスップをはめるのを後から手伝います。







このシーンでは、





ゆくゆく妻が金銭的に困ることにでもなれば、





一族が誇る財宝のひとつに違いなその品を売ってお金に換えることができる、





という気配りなんかを深読みしてしまったわたしです。





つまりこの期に及んでも、取り乱すことなく





そこまで気が回る冷静な彼、ということです。











救命ボートに妻と3人の子供を乗せる際、





妻が、あなたと一緒じゃなきゃいやだわ、といいはります。




そこで、彼がこういうのです。








夫 My dear...... (ととても愛おしそうに




I never expected to have to tell you to obay me, but this time I must.






It's just a matter of form that women and children first.




It is quite safe here.








君に、僕に服従してほしいといわなくてはいけない日が来るとは想像もしなかったけれど、今がその時なんだ。





一応女性や子供が先ということになっているけれど単に形式的なもので、ここにいても安全なんだよ。





妻 Is it true?   本当?




夫 Certainly it is..... 本当だよ









こうして平常を装い、後ですぐに会えるからね、という余韻を残して彼は家族に別れを告げるのです。
















反面、女装してボートにもぐりこんで助かった男性は、




上陸し、故郷に帰った後々まで、




世間から後ろ指をさされることになり




故郷を離れて暮らさねばならなかったといいます。






時代が移り変わり、




紳士、淑女という言葉のもつ意味が薄れてしまった今でも、




勝手な言い分かもしれないけれど、




いざというとき、




夫はこんな殺し文句を品格をもって言える男かしら、と




映画を見ながら、




ついつい、そっと彼の横顔を盗みみるわたしでした^^;











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現代版は先日娘と観ました。女の子はこういうストーリが好きなのよ❤


















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