ブラッド・ピット当たり年、アンジェリーナのおかげ? | だれも書かない★ニューヨーク1%未満★

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こんにちは♪


いつもながら素晴らしいコメントありがとうございます。

みなさんからのそれぞれの意見、わたしとは違っても同じでも、とっても参考になります。

そして学ばせていただいています。

いうなれば、わたしのこのコラムはたたき台。

みなさんが自由にコメントをいただくためのたたき台のつもり、

そうバーチャルのサロン、って感じかしら。

本当に感謝しています。ありがとうございます(^^)


今週末のニューヨークタイムズは、オスカーについて特集記事を組んでいました。
そして、感慨深かったのは、ついに! われらが(はい、わたしファンなんです^^;)ブラッド・ピットが、俳優として、そして映画製作者としても(制作会社プランBのオーナーとして)かなり高く評価されていることです。


   

バベルより。。。うちの娘がお世話になったアヤちゃんのおじさま、

役所公司さんも出演なさっています。


アメリカでは現在上映中、日本ではゴールデンウィークに封切予定の映画「バベル click」、これは、彼の現在のツレアイ、アンジェリーナが出演した映画「グッドシェパード」同様、かなり長く複雑で、極めつけはとにかくいやになるほど重いテーマを題材にしているため、一般受けはイマイチですが、映画の質自体はかなり評価が高く、ブラピはこの映画でアカデミーの有力候補に上がっています。


ベル そのわたしなりの批評はこちらへ→The Good Shepherd


また、プランBが手がけた「Departed」は、一般受けもよく、大好評。


         

こちらもアカデミー候補に挙がっています。

思えばブラピの低迷期間は思いのほか長かったのではないでしょうか。
ニューヨークタイムズの記者も書いていますが、ブラピが評価された映画といえば、「リバー・ラン・スルー」「レジェンド・オブ・フォール」、

う~ん、わたしもこの二作は彼を代表する名作として大好きですわ~。

そして、これに敢えてプラスするとすればトム・クルーズから役を取ってドラキュラに扮した「Interview with the Vampire」。



でも、これ以降は、自分の可愛いお顔のイメージを打ち破ろうとした試みが徒労に終わる映画ばかり、2年前の「トロイ」も、興行成績も評価もぱっとしませんでした。

つまり彼のスランプ期間は10年以上に及ぶといっても過言ではありません。
そんな彼が再び脚光を浴びるきっかけになったのは、「Mr&Mrs.Smith」でアンジェリーナと共演したあたりから。
それからの彼は、まさにやっと! 自分らしいアイデンティティを見つけた、とでもいわんばかりの、あれよ、あれよの変貌ぶり。

製作者としての映画への取り組み、

ルックスのいい役者という枠を大きく超えた成長ぶり、

そしてアンジェリーナをパートナーに、またたく間に三児の父、

しかも、どれも何だか、直感のおもむくままに従って自然にのびのびしていたらどれも上手くいっちゃった、って風情すら感じます。



どう? なんだかとっても自然でしょ。お父さんぶりが。

そして不思議なもので、こうなってくると、
グウィネス・パルトロウと一緒にいたときは、洗練された優雅な彼女のそばで、なんだか垢抜けないイメージだったんだけど、アンジェリーナと一緒だと、あの「リバー・ラン・スルー」や「レジェンド・オブ・フォール」で生き生きしていた大自然が似合う「野生児」の良さみたいなものを感じるの。
つまり、彼が一番彼らしく、きらきらしていられるということなのでしょうか。

色だって、それ自体では美しい色も2色掛け合わせると何とも言えない色に変わったり、それぞれの色の魅力が濁ったりします。

カップルも同じなんですね。

反対に掛け合わせて素晴らしい発色を見せ、1+1=3、もしくは10に飛躍するカップルもいます。

日本語でいう相性、英語でいうChemistryってつまりこういうことなのね。

だからどちらが悪いとかいいという問題ではなく、上手くいかない原因は案外こんなところにあったります。

わたしの経験からいくと、上手くいくときって、なんか勢いみたいなものがあるんです。

めちゃくちゃがんばらなくても、トントン拍子に行く時期がある。

反対にどんなに努力して合わせようとしても上手く行かないときは、自分を責める前にすっと一歩引いてみると、妙に冷静にいろいろなことが見えてきたり、自然に落ち着くところに決着したりします。



ちなみにわたし、ブラピの元妻、ジェニファー・アニストンに関してはあまり知識がないので、ここではコメントを控えますが、彼女と結婚している頃は、はっきりいって役者としてのブラピにあまり興味がもてなかったので、私生活にも興味がなかったって感じでした。

現在の「輝くブラピ」の背景には、当然、アンジェリーナとの相性の良さがあるのではないでしょうか。

二人の共作、ブラピのプランBにとっては「Departed]に続く「マイティハート」も本当に本当に封切が楽しみです。

この二人、がんがんパワーアップしていますよね。


次回は、アンジェリーナはあげまんなのかどうか、この記事続きます(^ε^)♪