Rugby Park Japan 【リポート】

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2013年5月29日(水) 17:30-19:00/YC&AC(横浜)

梅雨入りしてしまいました。
寒さから解放され、気温に悩まされることが無くなったと思っていたら、今度は、雨。
日本の四季との戦いが続きます。

毎年、伝えていることですが、ラグビーパークは、基本的には雨でも開催します。
着替えの準備含め、各自で体調管理はしっかりして下さいね。

今日は小雨が降っていましたが、レッスン前には雨もやみ、気持ちの良い天候の中で行うことができました。

先週の土曜日の日本代表の試合は、かなりの生徒たちが観戦に行ったようですね。
私もj-skyの映像で、多くの生徒や、元生徒を発見しました!!
せっかく、日本代表の試合を観戦した生徒も多かったので、今週の後半クラスは、全クラスで日本代表の課題であったブレイクダウンの指導をしました。

私が分析する日本代表の課題は、ブレイクダウンの時の姿勢の判断です。
ブレイクダウンにも判断が大事です。

下記は、私がJRFUの依頼を受け、高校生用のエリート選手用に作成したブレイクダウンの指導項目と判断基準です。
高校生用なので、小学生には理解が難しいところもあると思うので、これを小学生がやらなければならないということではありません。

ミニラグビーの指導者の方々には、最終的なゴールを理解して頂くとともに、判断することの重要性を理解して頂ければと思い紹介しています。

日本では「低い姿勢」という部分だけがクローズアップされてしまいますが、すべてのプレーを低くすることは正解ではありません。

大事なことは、どのようなボディーポジションで相手と戦うべきかを、相手のディフェンスの姿勢を見て適切に判断する能力です。
今の日本代表は、当然、フィジカル能力の強化も大切ですが、それと同時に、これらの判断力も身に付けて行くことが大事になるということです。

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ブレイクダウン攻撃指導項目

■1人目・・・ボールキャリア

□相手タックラーの状況に応じた闘い方をする

□フットワークを活用する

□全身の部位を活用して闘う(簡単にダウンしない/レッグドライブする)

□ボールを強くグリップする

□相手からボールを遠ざける


状況判断

□相手が高い姿勢でのタックルであれば、相手が動きに柔軟に対応してくるので・・

・懐に潜ってレッグドライブ(自分からタックルに行くイメージ)

or                 

・懐に潜りながら低い姿勢でフットワークを使いレッグドライブ


□相手が低い姿勢でのタックルであれば、相手の動きに制限があるので、

・フットワークを使って芯をずらす



■2人目・・・サポートプレーヤー

□素早いサポートをする(相手に負けない)

□ヘッドアップして適切な判断をする

□ヘッドアップして強い姿勢(ストロングポジション)で相手と闘う

状況判断

□ボールキャリアがレッグタックルをされた場合

ボールに働きかけてきた相手をクリーンアウトし、ボールを越えスペースを支配  
               
または、ボールをピックorポップパスでもらいゲインラインを越えて行く    
       
□ボールキャリアがハイタックルされた場合

・ボールコントロールができる場合⇒

ラックを作りシフトorリップしてボールをクイックシフト

・ボールコントロールができない場合⇒

タックラーをフック/スマッシュorボールキャリアをハンマー


■3人目/4人目・・サポートプレーヤー

状況判断

□2人目の状況により適切な判断をしてボールを前進させる

or 

ボールをコントロールする


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日本ではコンタクトの一つの型の姿勢を反復して練習することが多いように思いま
す。
その練習も一つの型を強化する上では重要なことです。
ただ、ゲームの中では、一つの型では解決ができません。

日本代表のプレーヤーの中には、国内の戦いにおいては常に自分の強い一つの型(姿勢)があれば、どんな相手にも負けないこともあり、その点の判断能力が欠けてしまっている部分もあります。
海外では日本人プレーヤーよりも大きいプレーヤーが多いですからね。

低ければ良いかと言えば、それも違って、相手が低い姿勢でタックルに来たところに、芯をずらさず低い姿勢でコンタクトにいったら、体格の大きいプレーが有利になる確率が多いので、低いだけでも正解ではありません。
海外のプレーヤーは、フィジカルの能力が高いので、日本代表選手よりも低くて強い姿勢を作れるプレーヤーも多いです。

この判断基準は、小学生の高学年ぐらいからは指導できることでもあります。
実際には、それぞれのプレーでの力強さも求められますが、本格的な強化は、フィジカルトレーニングが行えるようになる高校生からとして、それまでは、判断力と、筋力が付いてきた時の動作のポイントを理解しておくことが大事になるでしょう。
また、高校生以降に低い姿勢を作る為の股関節の柔軟性や、判断した結果のステップワークといった俊敏性も大事です。

今日の指導の成果が出るのは、5年後ぐらいかもしれませんが、コツコツやるしかありません。
ブレイクダウンの防御も攻撃も、参加するべきか?参加するなら何をするべきか?と言った判断が重要になります。

育成年代(高校生ぐらい)のコンタクトについては、判断を排除してしまった方が、勝利への近道の場合もあります。

ただ、日本のラグビーを発展を考えると、体格の小さい日本人プレーヤーこそ、海外の大柄なプレーヤー以上に、判断力を磨いていかねければならないでしょう。

まだ、まだ、説明不足のところもありますが、長くなってしまったので、終わりにします。
(川合)


【中学生クラス】
練習メニュー
1、マーカーバトル
2、4コーナーボールハンドリングゲーム
3、キックパスゲーム
4、キック&フットワーク
5、ブレイクダウンデシジョン
6、ファンクショナルストレッチ
7、ターンオーバー&リアクションパスドリル
8、リアクションタッチ4対4
9、サイレントストレッチ

今日のウォーミングアップは研修生のロイさんが行いました。
練習前に私から生徒たちに下記のような話をしました。
「ロイさんには英語でやってもらいます。ロイさんの英語を日本語にするサポートを私は基本的にはしないので、海外で外国人コーチに指導を受けていると想像して練習してみましょう。
聞こえてくる英単語は、ラグビーに関連する単語も多いし、集中して、いつも以上に理解しようと思えば、理解できると思います。」
最初は、英語に戸惑いもあった生徒たちですが、最後の方は英語を理解しているようでした。
その後の練習は、上記で説明したような内容を行いました。

担当コーチ:川合レオ


【小3-6クラス】
■今日のメニュー
①クイック・ハンドリング・レース
②ストレッチ
③サンドイッチ・パス+テクニック・テスト
④4メン・アタック(クイックハンズorペネトレイト)
⑤上級生:4対4/下級生:3対3
⑥ストレッチ

このクラスはラグビーパークで長いことハンドリングを磨いてきた生徒も多く、パスが上手な子も多いです。
2対1、3対2くらいのシチュエーションだと、かなり上手にパスが回せます。
しかーーーし!
もっと相手のプレッシャーが強くなったらどうか?
4対3になったらどうか?
・・・今日はみんな自分の未熟さに気づけたかな?

千里の道も一歩から。
6年生は2歩、3歩くらいは進んできたかな?
残りの長い道のりを、一歩一歩大切に踏みしめて進んでいけば、それぞれに楽しみな将来が待っていることでしょう。

引き続き、基本テクニック&スキルの向上に向けてトレーニングを積み重ね、ラグビーがもっともっと楽しくプレーできるようになりましょう♪

担当コーチ:林拓司
アシスタント:武藤さくら








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