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「あれ、なに?」celine シューズ
「え?」

 イルマタルが指さした方向をグウェンドルフとラーナが見ると、そこには街に佇む巨大な輝く女性が立っていたのだった。

「あれはなんですか?」
「いかん! インパルスの暴走だ!」

 グウェンドルフは翼を出して、飛び立つ準備を整える。その彼の腕を慌てて掴んで、ラーナが事情を聞く。

「暴走とは?」
「精霊剣は上位精霊などの存在を封じ込めて作ったもの。彼らは我を残したり残さなかったりだが、使用者の強い感情に反応してしまうことがある。あれは、インパルスがエメラルドの何らかの感情に反応したのだろう」
「穏やかではなさそうですね」

 ラーナが見た時、家の3倍以上はありそうな巨大な女性が手を差し伸べて、家々を雷で砕くところだった。手から放出される雷鳴で、あっという間に10軒以上の家が砕け散る。

「どうすれば止まるのですか?」
「わからない! だがアレは危険だ。放っておけば、自分の力を使い果たすまで暴れ回る!」
「そんな!」
「とにかく私はアルフィリース達を保護しに行く! ああなっては、もう元には戻るまい。イルマタルを頼んだぞ、ラーナ!」
「承知いたしました!」

 それだけ言い残すと、グウェンドルフは風を巻いてアルフィリース達の元に全速力で向かっていった。


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加護無き土地、その7~天から授かりしは~

***

 一方、当の暴走したインパルスの足元にいるアルフィリース達は、凄まじい雷鳴の奔流に見舞われていた。暴走したインパルスから放たれる雷鳴は、雨のように降り注ぎ、逃げ回るだけで精一杯である。

「きゃあああ!」
「あぶっ、あぶ、危ない!」
「こ、これは」
「36計、逃げるが勝ちです!」

 リサが逃走を促すが、インパルスが掌から放出した雷ではるか彼方まで家屋が倒壊したのを見ると、リサは思わずへたり込んでしまった。先に逃げ出したこの町の住人達が、何人か建物の倒壊に巻き込まれるのが見える。

「な、なるほど。逃げるのも危険なのですか。それは新しいですね」
「んなこと言ってる場合か!?」
「アルフィ、どうする?」

 エアリアルがやや青ざめた目でアルフィリースを見るが、アルフィリースとてどうなるものでもない。アルフィリースは魔術が使えず、元素が枯渇しているこの土地では、呪印を解放しても同じこと。また打撃を加えようにも、雷の化身に剣を突き立てても自分が感電するだけだ。
 アルフィリースにも結論が出ぬまま、エメラルドが何やら走りだそうとするのを、ユーティが捕まえて叫ぶ。

「ちょっと、エメラルド! どこ行くの!?」
「エメラルド、スィン!」
「何、歌うって!?」

 エメラルドが歌うと言ったので、ユーティは逆に何事かと呆気にとられた。これはユーティも知らなかった事だが、ハルピュイアはセイレーンなどと同じく歌声で人を幻惑するという。バンシーなども歌うが、彼女達の歌はほとんどが呪(まじな)い歌といわれるように、言葉そのものが呪文となるのに対して、ハルピュイアは純粋に歌声の美しさで人を引き付ける。セイレーンはといえば、ハルピュイアとバンシーの中間といったところである。
 インパルスがハルピュイアの元に預けられているのは決して偶然ではない。それなりの意味があってのことだ。インパルスが精霊だった頃、彼女は仲の良いハルピュイアの歌声が好きだった。そ

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