京都地検で取り調べを受けた際、検事2人に侮辱されたうえ、弁護人との信頼関係も傷つけられたとして、当時少年だった男性(22)と、弁護人だった京都弁護士会所属の谷山智光弁護士(34)が、国に660万円の損害賠償を求めた訴訟の控訴審判決が27日、大阪高裁であった。

 岩田好二裁判長は一部の取り調べについて違法性を認めたが、「弁護人との信頼関係を壊したとまではいえない」として、66万円の支払いを命じた1審・京都地裁判決を変更し、賠償額を22万円に減額した。

 判決によると、男性は2007年秋、京都市内のコンビニエンスストアで万引きし、店員に暴行したとして強盗致傷容疑で取り調べを受け、検事に「お前はくずや」「あんな先生(弁護士)がついて、運が悪い」などと言われた。男性は少年審判で保護観察処分になった。

 岩田裁判長は、男性が取り調べ状況を記した被疑者ノートの内容から「検事の発言は説得や追及の範囲を超えていた」と認定したが、「谷山弁護士が接見する権利まで侵害したとは認められない」と述べた。

 京都地検の大坪弘道次席検事の話「関係機関と協議の上、判決を精査して適切に対応したい」

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