先週の金曜日に知り合いと久々に飲みに行ってきました。
彼とは結局朝まで飲んでいたのですが、その中でRSSの将来性について話をしました。
これから何回かにわけてRSSの将来性を考えると題して、RSSの将来性について考えてみたいと思います。
まずは広告媒体としてのRSSを考えてみたいと思います。
■RSSマガジン
RSSは今までのメールマガジンに取って代わる媒体となりうるのでは?ということを多くの人たちが言っています。
その大きな理由として現状のメールマガジンが抱えている問題があります。
SPAM
メールを使っている人たちにとってSPAMというのは一番の悩みかもしれません。勝手に送りつけられるSPAMには出会い系などの勧誘からウィルスまでさまざまなものがあり、そのほとんどがユーザにとって有益ではありません。
そのためユーザはSPAM対策としてウィルスチェッカーやSPAMフィルター、フリーメールを使ったりしています。
このことがメールマガジンの立場を危うくしています。ユーザの希望によって登録するはずのメールマガジンですがSPAMとして扱われてしまうことがあるからです。
あまりにもSPAMが多いためユーザは自分で希望したメールマガジンにもかかわらずSPAMと勘違いし削除してしまったりするわけです。
さらにはプロバイダ側もSPAM対策を強化しているため届くはずのメールマガジンがプロバイダでフィルタされてしまい届かなくなってしまうこともあります。
メールマガジンの飽和
SPAMだけでなくユーザが購読しているメールマガジンの数が増えているというのも大きな問題です。
みなさんの中にもメールマガジンを購読している人は多いと思いますが、すでに読んでいないのに購読し続けている人というのも多いのではないでしょうか?私も「小泉内閣メールマガジン」を購読していますが最近はあまり読んでいません(^^;
購読するメールマガジンが増えるほどユーザの購読率は下がっていき中の記事を見てもらうことができません。解除の手順もメールマガジンごとに違うため手間です。
また数日間メールを見ないユーザはメールがたまってしまって古いメールはまったく見ないなんてケースもあります。
媒体力の把握
今まではユーザ側の抱える問題点を挙げましたが、今度は広告主からみた問題点を挙げてみます。
広告主にとってメールマガジンに広告を出稿する場合、一番大事なのは成果です。商品の購入や会員登録など成果についてはさまざまあると思いますが、成果をあげるためにメールマガジンに求められるのは購読率です。実際にどのくらいのユーザが自分の広告を目にしてくれるのか、ということになります(さらにはターゲットユーザの設定もあります)。
しかし、現状メールマガジンの媒体価値を計るものは発行部数が主流であり、先の理由から必ずしも発行部数と購読率は比例しません。しかもメールマガジンではユーザがそのメールを開いたかどうかというのを把握するのは難しいため購読率がわからないことが多いのです。
本当の意味でのメールマガジンの媒体力というのは測定できないというのが実際のところではないでしょうか(アフィリエイトであればある程度わかりますが・・・)。
RSSでの広告配信
そこでメールマガジンに変わってRSSの登場です。RSSを使った場合、上記の問題が解決されます。
1.SPAM
RSSではメールアドレスのように個人を特定するものは必要ありません。RSSリーダから情報を定期的に取得するためサーバ側はWebページ同様リクエストを待つ形になります。そのためSPAMを送信しようがないためSPAMはなくなるのです(購読しているRSSのなかにSPAMが混ざることはありますが、その場合は削除してしまえばいいわけです)。
2.メールマガジンの飽和
ユーザはRSSをリーダ上で管理できます。そのため購読も解除もリーダから行うことができるため、メールマガジンのように購読・解除の手順がそれぞれ違うわけではないので簡単にRSSを管理できます。
またRSSリーダは
ティッカー型や
独立型などさまざまな表示形態があるため、RSSの内容にあわせてリーダを使い分けるなんてこともできます(例えば、ニュースはデスクトップ上へティッカーとして表示させ、見逃したくないショッピング情報は独立型で後からゆっくり見るなど)。ネットスタイルに合わせた使い方ができるので情報が埋もれることが少なくなります。
さらにRSSリーダによってはキーワード検索ができるため自分の興味のあるキーワードを設定しておけば数多くのRSSの記事の中から必要なものだけを読むこともできます。
またメールマガジンと違い、RSSの場合は記事の1つ1つが独立しています。そのためメール本文の中の広告と違い、広告を1つの記事として扱うことでメールマガジンでは見逃していた情報もユーザに見てもらえる可能性があるわけです。さらにメールマガジンのようにある時間に1度配信するものではないのでユーザが好きなときに見に来ます。1週間程度の記事を配信するようにすれば数日間アクセスしないユーザにも最新の記事として届けることができます。
これらのようにRSSの場合、ユーザへの露出度が上がり広告効果を高めることができるのです。
3.媒体力の把握
RSSではサーバへのリクエストによって配信されます。そのためアクセスログなどの記録がしやすくどのくらいの人に届いているのかを把握することが容易です。エラーメールなどのような不確定要素はなくなります。また、RSSでは各記事からリンクを貼っておくことで記事の閲覧数も把握することができます。1記事ごとに閲覧数がわかるため、正確なユーザのアクションログを取ることができます。RSSを配信する側にとってもこのログは有効になります。
またRSSでは記事ごとに配信されるのでメールマガジンのようにヘッダ広告や記事中広告のような表示位置による優先順位がなくなります。記事の表示順はユーザによって決定されるため(日付順がほとんどだと思いますが)すべての広告は等しく扱われます。今までのような価格体系とは違うものになると思います。
今よりも露出が高くなり、表示位置による優先順位がなくなると広告の効果を上げるためにはヘッドラインのタイトルが最重要となるでしょう。人目に付きやすい目立つタイトルが多くなり、広告の質が問われてくるのではないでしょうか。
最後に、どうも文章が苦手で伝わりづらかったかもしれません。すいませんm(__)m
RSSナビでもこういったRSSを使った試みはしていく予定です。
引き続きRSSの将来性については考えて行きたいと思います。
ではまた。