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PS3での仮想空間「Home」がまた延期

PS3仮想空間「Home」公開が再び延期 今夏に

この構想が発表されたとき、「Second Lifeよりは流行るだろう 」と思っていましたが、二度の延期のせいで、すでに時期を逸しましたね。

「Gameで遊ぶ」という共通の目的があるので、Second Lifeよりはいいとは思うのですが、ニワンゴが今年の夏にCLANNADやD.CIIなどのギャルゲーキャラクターを使った3D空間「ai sp@ce」を始めます ので、そっちにユーザーを取られるように思います。

「ai sp@ce」のほうは対象ユーザーを非常に狭い範囲におさめて、「濃い」コミュニケーションができる空間を目指すようです。
それに対して「Home」は「Second Life」よりは対象範囲を狭めてはいるんでしょうけど、「ai sp@ce」よりは「薄い」コミュニケーションになるのではないか。

ユーザー層はもともと重なっていないのかもしれませんが、勢いで言ったら「ai sp@ce」に負けてしまうような気がしてなりません。

それに「Home」のほうは、「SONY」という冠が付いているため、ニワンゴのように「ギャルゲー限定」みたいな思い切ったことが、ブランドとプライドのせいでできない故、どうやってユーザーを引き付けるかがポイントになるんでしょう。

こういうものは、勢いとタイミングが重要だと思うんです。
技術にこだわりすぎて、かえってユーザーからの共感を得られないというような感じになってしまいそうな気が。