美しい景色が続く那須高原を30分ほど走って
道の駅東山道伊王野(とうさんどう いおうの) へやってきました。
“東山道” は奈良の都と陸奥の国を結ぶ奈良時代からの古(いにしえ)の道で、ここ伊王野地区では、“義経街道” とも呼ばれています。
かつて義経が奥州から鎌倉へ馳せた道で、数々の史跡や伝説が残されています。
伊王野氏の城下町として栄え、三蔵川に沿った歴史ある山里です。
この道の駅の最大の特徴は、敷地内にある “親水公園” と “二連水車” です。
道の駅は三蔵川に面しており、敷地内に “錦鯉の池” などを有する親水公園があります。
錦鯉の泳ぐ姿が見えると思います。
その先にあるのが、この二連水車です。
この水車、大きい方が直径12mあり、小さい方は5.6mです。
そしてその水車小屋には日本有数の大きさである直径2mの石臼があり、ここで栽培している自家製のそばの実を実際に挽いているのです。
この建物が “お食事処水車館” です。
二連水車が挽いた蕎麦はここで味わうことができます。
その右隣にあるこちらの建物は、“そば打ち体験道場 りんどう館” です。
体験料金は1セット(4人前)3000円ですが、そば職人による親切丁寧な指導を受けることができます。
もう一度配置図をご覧頂きたいのですが、中央の広場を挟んで左端が先ほどの水車小屋や食事処、体験教室などがあります。
広場の右手にあるのが、“伊王野まつり伝承館” と “物産センター” です。
これがまつり伝承館です。
情報センターも兼ねているので、スタンプやパンフレットはここにあります。
パンフレットなどを並べているのはこの廊下です。
その先が気になったので覗いてみました。
するとそこに置いてあったのは、この山車です。
毎年11月の2日と3日に、“伊王野温泉神社付け祭” というのが開催されます。
祭り当日はこれを更に花で飾り、町を練り歩きます。
“まつり伝承館” というのは、これが納められているからなのですね!
最後にこれが、“物産センター” です。
歴史と伝統文化を今に残し、美しい自然に恵まれた山里だったと思います。