今のところ第6回で終了予定。
まっすぐ先には石段があり、手前右手の建物は観光案内ぽい。
暇で暇で死にそうやわ!! …って時にご覧ください笑
石田三成は、豊臣秀吉に家来として召し抱えられ、豊臣家の重臣となってゆくのですけど、一番最初に秀吉に会った時のエピソードが残っているのが観音寺です。
それが「三献の茶」というものです。
鷹狩りに出かけていた秀吉が、観音寺に立ち寄ってお茶を求めたところ、寺小姓の少年は秀吉の様子に合わせて、お茶の熱さや量、お椀も変えて三度提供したそうです。
その細やかな気配りに感じ入って、秀吉はその少年(後の三成)を自分の家来として召し抱えたということです。
(後の世の作り話という説もありますが)
さて、その観音寺。
「おもてなしバス/三成バス」らしい!
朝、米原駅前で見た「三成タクシー」だけじゃなく、「三成バス」まで!
地域総出で三成ラブすぎる。
あんまり繰り返し「三成」という字を見ていると、だんだんゲシュタルト崩壊してきます
えーと…。
あった? これ?
数十メートル進むと、発見。
小さい。
今は濁って、虫がいっぱいでした…。
まあ、逸話だからね…。
さて、本堂にお参り行きます。
ここの御朱印は綺麗だと聞いている。
頼めたらいいな。
砂利の坂道を、サーリー押し歩きしていると…。
「GOGO三成号」……。
ノリがいいお寺なのだった。
のぞいてみると、ハイキングの装いをした人たちが数名いた。
はっぴを着た関係者らしきおじさんが、私を見て「ああ、ようこそ。どうぞお入りください」と声をかけてくれた。
…お寺? なのか?
「ここはアニ◯イトか何かですか?」と面食らっていると、「MEET三成展」のことを教えてもらった。
ああー! ここが会場だったのかあ。
石田三成関連のスポットをめぐるスタンプラリーなのです。
朝イチで行った石田会館も、その会場のひとつだった。
時間が早すぎてスタンプ押せずに終わったことは残念だけど、時間の都合もあったからしょうがないな。
建物入り口で、「どうぞどうぞ」と中へ誘ってもらい、観光パンフレットをいただいていると、スタッフのお母さんが「こちらへどうぞ」とお茶を出してくださった。
美味しかったです。
おもてなし
奥のショーケースには、三献の茶が出されたと思われるお椀の復元モデルが飾られていました。
お土産のお菓子もあるみたい。
石田三成ゆかりのお菓子をお土産に買おうと思ってたから、ちょうどいいです。
一個ずつ買いました。
ちゃんと「大一」「大万」「大吉」に分かれてる。
ふと、スタッフさんのおられた長机の上を見ると、これからお参りに行く観音寺の御朱印が、すでに紙に書かれた状態で置かれている…。
「これから上のお寺に参りたいのですけど、寺務所で御朱印お願いできるのでしょうか?」と尋ねてみると、上のお堂に住職さんは居られないので、御朱印はここでお渡ししていますとのこと。
そうなんだ、聞いてよかった。
うん、綺麗だー
添えられてる唄もすてき。
先に御朱印いただいてしまったけど、ちゃんとお参りしてこなくちゃね。
すると、「自転車はここに置いてて構わないから、お参りしていらっしゃい」と言っていただき、お言葉に甘えて石段の先まで行ってみました。(優しい〜!)
とっても立派だ。
経過した年月を表すみたいな褪せた色も、ふわっと広がる屋根も綺麗でした。
下の建物のところに戻り、自転車を置かせてもらったお礼を言って出発しようとすると、みなさん口々に「まだ走るのやろ、気をつけてな」「車には気をつけてな」と送ってくれました。
あったかい観音寺のみなさんでした。
さてこの後は、この三献の茶の様子を銅像にしたものが、長浜駅前にあるというので見に行こうかと思ったのですが…。
朝の寝坊が響いて、予定カット。
彦根へ向かいます。
まだつづくー!