バイブル

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3年ぐらい前、友達の友達とたまたま飲んだとき、

年下の女の子が居て、なんとなく

「いくつ?へえ、●歳かー。いいねー」と軽く言ったらば、

「年齢なんて関係ない!」って噛み付かれたことがあった。



私にとって年齢は、出身地を聞いたり、趣味を聞いたりするのと同じようなことで

(まあ場によっては聞きにくかったり、こちらも言いずらかったりすることがある微妙な話題でもあるけれど)

とくに相手が知らない人の場合、

普通に年齢や出身地の話で世間話をしたりするだけな話だったので

ちょっと面食らったし、月並みなつまらぬことを言ってしまった自分を恥じたりもした。




でも、やっぱり私は年齢は絶対ではないけれど、

人との関係で大切な部分なのではないかと思う。



私は年上の友達が多い。

精神的成熟度は年齢とかならずしも比例するわけじゃないのだろうけど、

やっぱり「どうしたって追いつけない・・・」って思うことが多いのである。

それも、その人と縁が薄くなって数年経ったときに。


自分が歳を重ねてみて、

「ああ、あの人がこう言っていたのはこういう意味だったんだ」

「あの人の哀しみはこういうことだったんだ」

「あれは・・・やさしさだったんだなー」

と、しみじみと感じることがある。

いや、しみじみなんかじゃない。胸がきゅっとなるのだ。


でも、その当時の自分にはよく実感が湧かなくて、

軽んじてしまったり、聞き流してしまったりしたことがなんと多いことか。



歳をとるということは

なにかを失っていく過程でもあり、なにかの重みをどっしりと抱えていくことでもある。


その過程で、人は何物かを得る。


その何物がどんなものなのか、うまくいうことができない。

というか、あまりにもあいまいでつかみどころがない。


でも、その何物かを得るために人は生きているのではないか、とすら思うのだ。



そんなことを急に思い出させてくれた一冊。



『ぼくの伯父さんの東京案内』沼田元気(求龍堂)




これは7年前ほど、年上の人からもらったのだけど、

さらっと読んでみても、心に届かず、ただのおしゃれ本にしか見えなくて長い間、放っていた。



それが、なんとなく本棚から取り出して読んでみたところ、

なんと文章の一つひとつが心に沁み入ることか。


ぐっときた文章を書き抜こうと思ったけれど、あまりに多くて書ききれない。

そして、前後の文脈も入れたくなって、結局全部がいいということになる。

また味わいたいなら、本を読み返すほうがいい。


というわけでバイブル、とすることとした。




結局、この本いいから、と渡さされて7年ぐらいは放置した。

私の心に届くまでそれだけをようしたのである。

7年必要だったのだ。


7年かかった、というより、ほとんど開かなかったからじゃん、

たまたま読む気にならなかったからじゃん

といえばそうなんだけど、

物事なんて、みんなそんな巡りあわせなんじゃないかと思う。





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discovery japan

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お盆休みを利用して、

岐阜へ盆踊りに行ってきました。


美濃白鳥という古い町で三夜連続行なわれる盆踊りです。


何がすごいって徹夜で踊り明かすのです。


しかも、地元っ子がすごい。

中高生が大声あげて裸足になって踊り狂っています。

演奏ももちろん生!3日間、自慢の喉と三味線で歌いつづけるのです。


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盆踊りで有名なのは郡上八幡ですが、

こちらはどちらかというと観光メインで、

踊り手、ギャラリーともに人の多さも美濃の10倍近く。


美濃白鳥はあくまで地元のお祭りムード。

しかも、ギャラリーはほとんどなくみんなひたすら踊りまくり!

屋台はかたちばかり、5軒ほどしか出ていません。

片隅に、長良川の伏流水を引いた水のみ場があって

喉が渇くと、そこでゴクゴクと喉を潤します。


盆踊りも郡上以上にハードで、最高に面白いです。

汗だくになって、2晩踊りました。めっちゃ!たのしい!!


盆踊りって、本当に日本人のDNAに刷り込まれているんですね。

恋の唄や一揆の唄など何種類もある唄と踊りが、すっかり身と心に沁みこみました。




一番印象的だったのは、やっぱり元気に踊り狂う中高生たち。

こんなにすばらしい自然と文化のもと、すくすく育って羨ましいかぎりです。



家に帰って調べると、

なんと美濃白鳥の盆踊りは盆踊りの発祥であり、

この踊りは国の重要無形民俗文化財に指定されているんですね。



郡上八幡と美濃白鳥を結ぶ、単線の長良川鉄道。

ゆったりとした長良川の流れに沿って走るのどかな列車の旅です。




駅舎は昔ながらの趣。


この旅で何が感動したかって、

日本の町や村がもつ豊かさです。



家々がなんと美しいんだろう。

土地の人の言葉がなんと心地よいんだろう。



お恥ずかしながら、東京で暮らしていると

東京的な価値観や生活環境、生き方が日本のほぼすべてだと

思い込んでいるところがあります。


しかし!

東京を一歩出ると、広がるこの豊かな生活をや!!




東京、というのは、日本の中の一地方でしかないのですね。

あまりの落差にめまいがする気がしました。

羨ましくて羨ましくて切なくなりました。


「羨ましい!」と呟きつつも

「でもきっとショッピングもできなくて1週間で飽きちゃうよねっ」

「近所づきあいとかもきっと大変なんだよっ」

と友達と励ましあいました。



豊かな国に暮らす人も貧しい国に暮らす人も

どちらかのほうが幸せ、ということはなく、

幸せの総量は結局同じなのだという文章を最近、読みました。


きっとそれはいろんなことにあてはまるかもしれません。





幸せへの距離はみんな等しい。




そんなことがわかったような気がしないでもない、夏の旅でした。


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フレッシュジュース命

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juice

今日のフレッシュジュース

バナナ×白桃×牛乳



フレッシュジュースは毎朝の日課です。

ビタミン&食物酵素たっぷり♪


夏以外は、人参×林檎が基本。

果物は身体を冷やすので、根菜の人参ベースです。


ただ、夏に限っては暑いし、おいしい果物も多く出回るので、

フルーツジュース解禁です。


フルーツジュースというよりは、シェイクorスムージーという感じ。



人参×林檎(ときどきレモンもプラス)も相当おいしいのですが、

やっぱりフルーツ物は格別感が違いますなあ。うふふ。



フレッシュジュース命なので、

基本的に市販のジュースを買うことがほとんどありません。

濃縮還元なんてもってのほか!!


いろんな果物や野菜に対応できるよう、

ジューサー(絞り機)

ミキサー(粉砕機)

を併用しています。


野菜や硬めの果物はジューサー、

ジューシィな果物はミキサー・・・というぐあいに使い分けています。









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減らしたい!

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引越ししたいなーと思い、

いろいろ物件を探してるのだけど、

「おっ!」と思う物件に出会い、実際に不動産屋に足を運んでも

たいてい収納でアウト!である。


何が多いってやっぱり本なのだけど、

それにしてもモノが多すぎる気がする。


部屋に大きな本棚を入れてそこに収納する覚悟ができたらいいのだけど、

本をつくる仕事をしていながら

くつろぐ空間で本が目に入ってくるのは私的にアウト!なのである。


できれば部屋には本棚もタンスもあってほしくないから、

収納がないことには始まらない。


今住んでいる物件は古いから収納が大きくて

それこそ、洋服からリネン類、バッグ、シーズン外の靴、

本や雑誌、テレビ(!)、プリンター、パソコンの本体・・・あらゆるものが収まってる。


新しい物件のクローゼットは、洋服入れることしか想定してないのよねーー(あたりまえか・・・)

納まらんつーの。


ついでに、食卓とかイスとかソファ、テーブルまで一通りそろえてしまったから

身動きとれない・・・。





最近、買い物しなくなったようで、ショップの紙袋が激減している。


ショップの紙袋は「いつか使うかも・・・」といちいちとっておくセコイ派なんですが、

実際に仕事関係の紙ごみが多いので、資源ごみで捨てるときに重宝しています。

でも、一時期は供給があまりに上回ってしまい、

「もう捨てようよ!」っていうぐらいパンパンにバカみたいにたまってた。


しかし、昨日、いらなくなった資料をまとめるのに使ったら、大きめな袋はなんと残り2枚!


これはこれで心細い・・・ものの、

ようやく増え続けるモノにストップがかかってきたかと安堵でもある。



何がどこにあって、どれだけあるか――

それが把握できていないことは、

なんだか目の届かないところに埃がたまっているようで

イヤなのである。


しかし、実際は何がどこにあるか把握しきれていないし、

目の届かないところにばっちり埃がたまっていたりするのですが・・・(汗)。



物欲は依然として健全にあるのだけど

その一方で、余計なものはじゃんじゃん減らしていきたい。


すべからく自分の愛するものだけにしたい。