子どもの頃のようにもっと自由にのびのびと。

空と大地につながり、その間に重力のフローが感じられる、そんな身体がロルフィングの目指すゴールです。


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2011-08-03 21:20:17

鎌倉で遊んだ

テーマ:日々のこと
鎌倉に行ってきました。

夏なのにはっきりしない天気が続く中、この日は晴れ。
小さなお寺をめぐる旅。

まずは報国寺。通称竹寺。



吉祥寺でロルフィング体験!自由な体を取り戻そう ロルファーユウコのブログ




草でもなく、木でもないこの竹の独特の質感が気持ちいい。
触ってると内側の動きが伝わってくる。

通りがかりのおばさんに「触ってると何かいいことあるんですか?」と聞かれて困る。
どんな顔して触っていたんだろ?

竹寺のトンボやクモは都会じゃめったに見ない大きさをしている。
ちょっとビビるくらい。でも生命の勢いを感じます。

途中、巻貝のような形の透明の虫に夢中になりすぎて仲間とはぐれる。
初めて見る虫。なんて言うんだろ?

次は浄妙寺。



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屋根の形が素敵です。少しこんもりしているところがいい。写真じゃわかりづらいですが。

水琴窟を聞いてお抹茶を頂く。はあ、こういう空間をつくりだす感性ってほんとすごい。
お寺に住みたい熱が高まり、住んでるテイでしばし妄想です。



そして十一面観音が前の日の話とリンクして行きたいと思った杉本寺。



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行って観音様の前で手を合わせていると、心が静かになって身体の芯がすっと通った感じがやってきた。
一緒に行った仲間もここではそれぞれの時間を過ごす。

熊本で道に迷った時、大きなクロアゲハが道を案内してくれるように飛んでいたのだけれど、その時みたいな大きなクロアゲハが奥の鳥居の方に飛んでいったので行ってみた。

そこには丸い石のたまが祀られていた。これもちょっと前の日の話とつながる。だからって答えはないのだけれど。まだまだ旅の途中。そこで手を合わせていると今度は腹のあたりに心地よい重さを感じる。

身体を整えようとしてもなかなか整わなかったりするけど、ここでは手を合わせているだけですっととおる感じ。
やはり場の作用も重要。


そして鶴岡八幡宮に向かって歩いていると、突然子どもの頃の夏休みのワクワク感がやってきた!
毎年どこかで感じるこの感覚。今年も感じられて幸せ。夏は楽しいもの。


鶴岡八幡宮は蓮の花が満開。



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そして雅楽の演奏が始まる。


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でも「不協和音になりそうでならない絶妙さ」とか「曲目に“褌”とか“脱”とか入ってて気になる」とか「カメラマンの接写がすごい」とか演奏に入り込まない仲間たち・・・。

まだ演奏の続く鶴岡八幡宮をあとにして、ディモンシュでひと休み。


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テンションの上がりきった男の子が両手の人差し指を突き上げてなにやら大声でわめいていてかわいい。
雅楽も素敵だけど、この位のテンションもいい。夏だもんね!

その後移動してどんぶりカフェでみんなでご飯。
あっという間に時間が過ぎて家に着いたのは夜の1時。

めいっぱい鎌倉満喫。大人の夏休みは夜が長くて楽しいね!


2011-07-13 23:09:02

熊本に行ってきた

テーマ:日々のこと
移動して会いたい人に会って、同じ空間を共有する。
そのために熊本に行ってきた。

体で感じる、音で感じる、食べて感じる。
いつもより感覚がとぎすまされる。

常に流れがあって、常に何かが生み出されていて、生きるということはこういうことか!と理屈抜きに思える人。
人の本来のあり方を体現する美しさと楽しさを持っている人。

そんな人に会えるとワクワクする。

それと同時におまえはちゃんと生きてるかと問われてるようでドキッとする。

勝手に自分で枠を作ってその中に納まろうとしていないか?
既にある道に沿う事で思考を停止させていないか?
リスクを避けて生きようとしちゃうわけですが、この時代のリスクとはいったい何だろう。
今までの生き方を変えないリスクの方がよっぽど大きいんじゃないか?

動き続けることで、頭の上でモヤモヤしている雲を払おう。

もっと感覚をとぎすまそう。

生きることに忠実になろう!

そんなふうに興奮して決意した熊本の旅でした。



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熊本は緑がイキイキしてました。
2011-07-03 00:53:07

みんなで踊ろう

テーマ:日々のこと
友達の出演するダンスパフォーマンスを見に行く。

パンドラの箱をテーマにしたもの。最後には希望が残るように。

併設のギャラリーで行われていた企画で、被災地に送りたい本を観客が1冊ずつ持ちより、被災地の人へのメッセージを本に挟んで、好きなように展示していくという企画も面白かった。

岡本太郎の「壁を破る言葉」や、「星の王子様」がならんで置かれていたり、初回の公演でまだそんなに集まってない中、森絵都さんの「カラフル」は2冊あったり。読んだことないけど気になってしまう。
一人ひとり送りたい本はいろいろでそれを見ているだけでも面白い。

太郎さんの本は私も持っていこうとしたけど、それをやめて正木高志さんの「木を植えましょう」にした。この本は1冊買うごとに木が1本植えられるというもの。この本を循環させたくなった。

突然この本を思い出したけど、考えれば考えるほどピッタリすぎる自分のチョイスに自己満足。どんな人の手に届くかな?

ダンスはそれぞれ個性のある動きが集まっていて楽しかった。思い思いに、そしてみんなで一緒に気持ち良く踊ろうよ!そんなメッセージを勝手に受け取った。

後で、パンフレットを見ると「傍観者を気取っても何も楽しい事なんかない(略)・・・だから僕と一緒に始めよう」と書いてあったからそんなに勝手な受け取り方でもなかったかも。もっとみんな好きなように踊ろうよ!音に身体を合わせてさ!

タップダンスもかっこよかった。なぜかタップが好き。
2011-06-30 09:50:36

帝王切開で生まれた②

テーマ:ロルフィング

生まれた時の話をしても、泣くことはなくなったが、まだ少し身体がギュっとなる感じが残っていた。

そして今までは泣いてしまうからと避けていた自分の生まれた時のことについて、もっと知りたいという気持ちが強くなった。


ロルフィングのトレーニングの1年後、ロルフムーブメンのトレーニングに参加した。

ロルフムーブメントとは身体の動きや機能に着目しながら、知覚を通して身体のバランスを整えていくもので、ロルフィングの一側面であるが、ロルフィングとロルフムーブメントを分けて説明するのは難しい。構造も機能も身体で同時に起きていることでお互いが関係しあっている。


クラスメイトとの交換セッションで、私が受ける立場になった時、施術する立場のクラスメイトとどんなセッションにするか、話し合いが行われた。

過去の怪我やスポーツ歴、今現在、身体で気になっていること、セッションで何を得たいかなどの話し合いの中で、帝王切開で生まれた時の話になった。


私が気になっていたのは、自然分娩での自然な経験、産道を通るということを自分がしていないということだ。そのためかどうかは分からないけど、自分は脚全体の機能がすごく弱い気がしていた。足裏で地面をプッシュするという感覚がいまいちよくつかめていないのではないかと感じていた。陸上競技で短距離を走る時、スタートの勢いを加速させるためにスターティングブロックを使うが、私の場合それを使う方が遅くなってしまう。

それ位、足の裏のプッシュをうまく身体に伝えることができないでいた。


それではということで、セッションでは産道を通る時と似たような動きを通じて、足裏のプッシュの機能を高め、それを頭に繋げていこうということになった。


その時のクラスの雰囲気は静かで深く、その場の作用も影響したのか私の身体も静かで、重力にゆだね開いていた。その状態から四つん這いになり、足からのプッシュを頭に繋げる動きを始めた。最初はうまく繋がらない。出来ないという気持ちで開いた身体も一瞬縮こまりそうになる。気がつくとクラスメイトと講師のCarolと田畑さんの3人が身体を支えてくれていた。


背骨の位置を微調整してもらいながら、足から頭へ動きが繋がる所を探していく。足の機能が弱いということもあったが、背骨の過度の湾曲が動きの繋がりを妨げているように感じた。

3人の手をに支えられて何度か動きを繰り返しているうちに、押すというよりも足と頭の両方向に身体が伸び、内側からぱーっと広がっていくような何とも言えない気持ちの良い瞬間が訪れた。押すとはこういうことか!身体全体のトーンが均一になり、力まずに広がりながら他に触れている。足から頭につながる気持ちの良い動きの回路を発見し、家に帰ってからもなんどもその新しい回路を感じていた。そして、その夜は心地の良い疲れを感じてぐっすり眠った。


数日後、家にいた時、突然泣きたくなって大声で泣いた。何の感情もなかった。ただ急に胸の奥がぴくぴくっと動き出し、それがだんだん大きくなって気がつくと大声で泣いていた。それはとても自発的なもので、そんなふうに泣き出したのは初めてで、まるで赤ちゃんの泣き声のようだなとか、あー、胸の当たりが広がって気持ちいいなとか大声でわぁわぁ泣きながらもそれを観察している自分もいるという不思議な感覚だった。


ひとしきり泣き終えると、すごく幸せな感情がわいてきた。何だか立っていられなくなって横になると布団が優しく自分を包み込んでくれているようなそんな気持ちになった。その中で私の身体はすごく伸びやかに開いていた。

幸福感とは案外こんなものかもしれない、周りの状況や頭で考えるのではなく、身体のうちから自然にわきあがるもの。だとしたら誰だって幸せになれる。。そんなことを思いながら眠りについた。


そういえば、私は赤ん坊の頃、ほとんど泣かなかったそうだ。
このことが帝王切開で生まれたことと関係しているかは、またまた分からない!

でも自発的に泣いて以来、胸の奥がギュッと縮こまる感じは消えた。生まれた時のことを知ろうとすることで、どんどん身体の深いところが知覚されていく、そんな感じがしていた。

2011-06-28 10:00:45

帝王切開で生まれた

テーマ:ロルフィング
小さいころから不思議でならないことがあった。
それは、自分が生まれた時の話をされると泣きそうになるということだ。
かーっと熱いものが身体を駆け上がり全身がギュッと縮こまる。
泣きそうになるというのは、泣く手前で話を変えるか、黙って聞き流すことで涙を我慢するからで、その話に乗って自分でも会話を続けていたら、多分泣いていただろう。

生まれたときの話とは、私が緊急の帝王切開で生まれたときの話で、父親の「母親か子供の命どっちをとるかって言われて、母親と言った。それがこんなに元気に育って」という話だったり、母親の「生まれたときは麻酔で寝ていて全く覚えていない」という話だったりした。
泣きそうになる理由として、父親が私より母親の命を選んだからかとか、母親が大変な思いをして産んでくれたからか、などとあれこれ考えたがどれもなんだかピンとこなくて、たまーに思い出したようにやってくる生まれた時の話に毎回同じ反応を繰り返していた。

ロルフィングのトレーニングに参加して、Unit1、Unit2と通過して、このトレーニングが終了すれば晴れてロルファーになるというUnit3でのことだった。
トレーニングの講師であるRayが帝王切開の話について少しふれた。
産道を通らずに産まれることで、子宮内から急に外に出るため、急激な圧力の差を受けるというような話だった。
その話を聞いている時もかーっと熱いものがこみ上げてきて、Rayならこの不思議を解明してくれるかもしれないと、その後タイミングを見計らって思い切ってRayに聞いてみた。
自分から自分の生まれた時の話をするのは、その時が初めてで自分で思った以上に早く涙が出てきてびっくりした。
でも話を止める訳にはいかない。
「こんな感じで涙が出てきてしまう。母親が大変な思いをして産んでくれたというのも分かる、でもそれだけで何でこんなに泣いてしまうのだろう?」もうその時は号泣でしゃくり上げるほど泣いていた。
そんな私の肩にRayは優しく手を置き、「あなたも大変な思いをして生まれてきたんだね。よく頑張ったね。」と言ってくれた。

その瞬間はっとした。
そうか私も生まれたとき大変だったんだ。
生まれたときの記憶はない。
記憶がないからこそ、自分の生まれた時の体験を自分の体験として考えていなかった。
人が語る私の生まれたときの話も私の体験として語られることはなかった。
Rayにあなたも大変な思いをしたんだねと言われて初めて生まれたときの体験が自分のものとして感じられた。
そして私の記憶になくてもそれを身体が記憶していたんだとわかった。
いや、実際にはわからない、でもそのときはそうだと思った。
「大変な思いをして生まれた。よく頑張ったね。」その言葉が私の身体にすとんと落ちてきた。
腑に落ちると言う感じだった。

その後、クラスメートが大丈夫?と優しく手を握ってくれた。
温かいその手に触れて改めて自分の手がとても冷たく、身体全体がギュっと縮こまっているのを感じた。
生まれたときの身体の記憶、生まれたときもこんなふうに身体がギュッと締め付けられるような苦しさを感じていたのだろうか?
もしそうだとしたら、よく頑張って生まれてきたね!自分で自分を抱きしめてあげたい気持ちになった。
筋膜は記憶の器官といわれる。
その人に記憶がなくても身体がそれを記憶している。
その因果関係は説明できない。
でも、それ以来、私は出産の話をしても泣くことがなくなった。

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