バレエをはじめ、ダンスや様々なスポーツ、
もしくは日常の姿勢で

首をきれいに伸ばしたい!

…ということはよくあるのではないでしょうか。


先日バレエのクラスを受けた時、
私も、“もっと首を長く頭を高い位置で”
先生にアドバイスをもらいました。


首を長くしようとしたり
頭を高い位置に持ってこようとすると

どうしても起こりやすいのが

顎を上げてしまったり
胸を反らせてしまったり
逆に顎を引き過ぎてしまったり
とにかく力を入れ過ぎてムリに伸ばしてしまうこと。


これが起こらずに
本当に首をす~っと長くするために鍵となるのが

胸椎のバランスです。


胸椎は背中の上半分あたりになる、
肋骨がくっついている部分です。
全部で12個あるので結構広域ですね。


以前ここでも紹介したけれど
(過去記事:背中に丸みありますか?←クリック★
胸椎は本来後ろ側にふくらむような
カーブを描いているもの。

けれど、ここのカーブが
まっすぐになりすぎてしまったり
逆に丸くなり過ぎてしまったり
しがち。


真っすぐになる時は
たいてい、胸を反らし過ぎている時に起こります。
良い姿勢になろうと頑張っているような状態。

丸くなり過ぎている時は
いわゆる猫背のような状態です。
特に、胸椎の上の方でカーブが強過ぎると
肩も丸くなってしまうし
頭も前に出てしまいがち



胸椎の上の方の部分は
ちょうど肩甲骨の間から上の辺りにあたるところで
肩甲骨との関係性などから
いろいろな癖が生まれやすい。

気持ちにもちょっと関係していたりします。
つらい時、胸が苦しくなったり
うきうきしている時は自然に胸が広がったり。


ここの部分が

まっすぐ過ぎる人は
少しふくらみを取り戻したいし

丸過ぎる人は
少し伸びを取り戻したい。


そうすると、
背骨全体のバランスの影響により
首の背骨のバランスも整い

自然に首がにょきにょき~っと
長くなりやすくなり(…というか本来の長さ)
頭の位置も高くなります。

首を伸ばすのに、胸椎に意識を向けるって
不思議な感覚だけれど、
これで私も首が力を入れなくてもきれいに伸ばすことができます♪



まずは、自分の胸椎はどういう状態なのかな?
…と感じてみたりするところから始めてみてくださいね☆




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