ついつい、“また今度紹介します”
…と書いたまま、忘れてしまう私。

今日はちゃんとこの前の約束を果たします


メディアに登場する“良い姿勢”と言われる姿勢。
本当にバランスがとれているものもありますが
びっくりするくらい多くのものが、
背中を反りすぎた状態で紹介されています。



ショーとかでのモデルさんの立ち方、歩き方なんかは
その中でもマックスで
頭と首を前に出していることが多い。


ついついメディアに登場するものが
美の基本だと感じてしまいがちですが


モデルさんたちの中には
あの立ち方はただのショーでの立ち方であって
日常生活にはそぐわないし
その立ち方のせいでカラダが痛くなるということも
知っていて、気をつけている方、いらっしゃるんですよ~。



確かに、肩甲骨は背中側の定位置にいてもらいたいものです。
猫背だと、肩甲骨が前に覆いかぶさっちゃいますもんね。
それによって肩も前に出てしまうし。


ただ、それの解決策として
背中を反らせて(胸をはるような感じ)
肩甲骨を後ろに持ってきても
残念なことに、まったくもって意味がありません。。。



だって、見た目、肩甲骨が後ろにきたようにはなりますが
実際には、ただ背中を反らせただけなんです!


肩甲骨と肋骨の位置関係を見た時に
な~~~~~~んにも変わってない。。。。ガーン!!



き、気付いてましたか???!!!!



緊急時に姿勢を良く見せる必要がある時や
かっこよく思われたい時、
自分をうまくプレゼンしたい時に
“わざと”と知りながら外見だけのためにその姿勢になる分にはいいですが


その姿勢を長く続けて立ったり歩いたりしていれば
必ず問題が生じ始めます。



腰痛、肩こり、頭痛、むくみ…


難しいことに、問題がすぐに出てこない場合もいっぱい。
積もりに積もって、5年後10年後に出てくることだって。。。。


なんだか自己啓発書みたいですが

今の自分が未来の自分の身体を創っているんですよ~☆
“まだ若いから”、“まだ痛くないから”
…という言葉に甘えないように、要注意でございます。