シャトー・ベル・オルム・トロンコワ・ド・ラランド詳解
シャトー・ベル・オルム・トロンコワ・ド・ラランド
(ベ・ロルム・トロンコワ・ラランド)
Chateau Bel Orme Tronquoy de Lalande
2003年 Crus Bourgeois
2011年 Crus Bourgeois~2009vintage
2012年 Crus Bourgeois~2010vintage
2013年 Crus Bourgeois~2011vintage
2014年 Crus Bourgeois~2012vintage
AOC Haut Medoc Commune サン・スーラン・ド・カドゥルヌ
畑 面 積 28.5ha
年間生産量 8.4万本~9.6万本
オーナー ジャン・ミシェル・キエ(1936年キエ家取得)
Jean Michel Quie
作付割合 メルロー60% カベソー35% カベフラ 5%
平均樹齢 35年
植栽密度 8,500本/ha
収 量 50hl/ha
発酵・マセレーション ステンレス槽、3週間~4週間
新 樽 率 25%
樽 熟 成 12ケ月(槽で6ケ月熟成後)
コラージュ す る。
濾 過 す る。
飲み頃の続く期間/ 収穫後5年から15年
○ 1997年 PP78
○ 1998年 PP74~PP76
○ 2000年 PP87
○ 2005年 PP84~PP86
価 格 Chateau Bel Orme Tronquoy de Lalande
2009年 £17
2010年 £19
2011年 £19
2012年 £19
2014年 £ 9
2015年 £16
2016年 £22 WINE SEARCHER 2021.8.28記
私は1985年の元旦に飲んだ、深遠な1945年のベル・ロルム・トロンコワ・ド・ラランドを覚えている。1982年にも、また最近では、豪勢で、噛みごたえがあり、フルボディの1989年と1990年にも、良いティスティング・ノートがある。しかし、メドックのかなり北部、サン・スーラン・ド・カドゥルヌ村の近くに位置するこのシャトーに関して、経験した限りでは、押し並べて興味をかきたてられない。
途方もない力強さと痛ましいほどの量のタンニンを併せ持つ古めかしいワイン醸造のスタイルは、1980年代及び1990年代に、よりしなやかなスタイルにとって替わられた。その結果、凝縮感も個性に欠けるワインがたびたび生まれることになった。
オルムは英語でエルム(楡の木)、トロンコワは旧所有者名、ラランドは地名のようです。シャトー名はベ・ロルムと表記すべきと思うのですが、ベル・オルム表記が多いようです。
兄弟シャトー
シャトー・ローザン・ガシー 詳 解
Chateau Croizet Bages 詳解はこちら
改・ブログ総索引-1 こちらへ
改・ブログ総索引-2 こちらへ
改・ブログ総索引-3 こちらへ
改・ブログ総索引-4 こちらへ