『CH ラ・ポワント詳解』

　シャトー・ラ・ポワント　

　　　　　　Chateau La Pointe
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　AOC Pomerol

～尖ったとか先端の意らしく、畑の形が三角形に由来。

セカンド　　　　　ラ・ポワント・リファ

　　　　　　　　　　　　 La Pointe Riffat

　　　　　　　　　　　　年間生産量　２万本　 １９８６年ファースト・リリース

畑　面　積　　　２２ha　　　　　　

年間生産量　　１０万本

オーナー　　　　ジェネラリ・フランス保険　２００７年買収

　　　　　　　　　　　　　前　ダルフィユ家　D’Arfeuille　　

管　　　理　　　　　Hubert de Bouard　(シャトー・アンジェリュス・オーナー)

作付割合　　　メルロー８５％　カベフラ１５％　

平均樹齢　　　　３５年

植栽密度　　　６，３００/ha

収　　　量　　　４７hl/ha　　

発酵・マセレーション　樽、コンクリートタンク、４週間から５週間

新　樽　率　　　 1００％　　

樽　熟　成　　　１２ケ月

コラージュ　　　す　る。

濾　　　過　　　　しない。　　

アッサンブラージュ　　　

　２０１１年　メルロー８５％　カベフラ１５％

　２０１２年　メルロー８５％　カベフラ１５％

　２０１３年　メルロー８５％　カベフラ１５％

　２０１４年　メルロー８２％　カベフラ１８％

　２０１５年　メルロー８４％　カベフラ１６％

　２０１６年　メルロー８３％　カベフラ１７％

　２０１７年　ノンリリース、霜害

　２０１８年　メルロー７４％　カベフラ２６％

　２０１９年　メルロー７６％　カベフラ２４％

　２０２０年　メルロー７６％　カベフラ２４％

　２０２１年　メルロー８２％　カベフラ１８％　

　飲み頃が続く期間/ 収穫後３年から１０年～ボルドー第４版

　飲む時期、予想される成熟度、デカンティング‎‎時間

　シャトー・ラ・ポワントはデカントで若い側で楽しむことができます。若いヴィンテージは平均1時間ほどのデカンティングがお勧めです。これにより、ワインが柔らかくなり、香りが開きます。古いヴィンテージは、沈殿物を取り除くのに十分なデカンテーションをほとんど必要としないでしょう。シャトー・ラ・ポワントは通常、少なくとも３〜５年のボトル年齢で優れています。もちろん、それはヴィンテージのキャラクターによって若干異なる場合があります。シャトー・ラ・ポワントは最高の飲み物を提供し、ヴィンテージ後４年〜１５年の間に成熟のピークに達するはずです。　　　　　　　　出典　The Wine Cellar Insider　　　　

　　マリアージュ　

　シャトーラポワントは、子牛肉、豚肉、牛肉、子羊肉、アヒル、狩猟肉、ローストチキン、ロースト、蒸し煮、グリル料理など、あらゆる種類の古典的な肉料理に最適です。シャトーラポワントは、アジア料理、マグロ、サーモン、マッシュルーム、パスタなどのボリュームたっぷりの魚のコースにも適しています。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　出典　The Wine Cellar Insider　

　評　価　ボルドー第４版より　重要なヴィンテージ

○　１９９８年　PP８４

　やわらかで、フルーティで、エレガントだが散漫なこの軽量級の作品は、心地よいが、味わってみると質感やフォロースルーに欠けている。最終試飲２００２年３月。　予想される飲み頃　２００４年まで　

○　１９９９年　PP８７

　１９９９年 La Pointe は、深みのあるルビー/紫色をしており、秀逸な、多層的な個性、噛みごたえのある舌触り、溢れんばかりの量のプラム、チェリー、コーラ、モカの風味、秀逸な凝縮感、甘いタンニン、弱い酸がある。最終試飲２０２年３月。　予想される飲み頃　２０１２年まで　

○　２０００年　PP８８

　エレガントで、やわらかく、ミディアムボディで、単刀直入なワインで、溢れんばかりのブラックチェリーの果実と混ざり合った土、オーク、スパイスを持つ。心持ち圧迫感があるが、出来の良い、ミディアムボディの、清潔なワインだ。向こう１０年で飲むこと。最終試飲２００３年１月　予想される飲み頃　２０１２年まで　

○　２００１年　PP８８

　このチャーミングな、目の開いた２００１年は、このシャトーにしては上質な作品である。このテロワールで巨大なワインが生産されることはあり得まいが、深みのあるルビー/紫色をしており、ミディアムボディで、秀逸な葡萄の完熟感や、魅惑的なブラックチェリー、プラム、カラントの風味がある。　予想される飲み頃　２０１２年まで　

○　２００２年　PP８６～PP８８

　この期待を裏切るシャトーは、２００２年には非常に理にかなった作品を世に出した。深みのあるルビー/プラム色をしており、甘い、スパイシーな、ブラックチェリーやコーラの香りのするブーケや、ミディアムボディ、秀逸な純粋さや舌触りがある。　予想される飲み頃　２０１３年まで　

○　２００３年　PP８６

○　２００４年　PP８７　Wine Advocate June 2007

　‎このシャトーは、ふっくらと柔らかい２００４年によって証明されるように、最近のヴィンテージよりも良く、より良いワインを生産しています。甘いサクランボ、キャラメル、モカの風味豊かなノートは、ヘドニストの喜びです。やや表面的ですが、魅力的です。‎　　予想される飲み頃　２０１５年まで　

○　２００５年　PP８６　Wine Advocate April 2003

　‎この一次元、中型のボディのポムロールは、簡単でシンプルなフォーマットでハーブ、モカ、チェリージャムのタッチを提供しています。‎　予想される飲み頃　２０１５年まで　

○　２００６年　PP８８　Wine Advocate Feb 2009

　‎新しい所有者がシャトーを達成する下でこれを購入して以来、品質が著しく向上しています。２００６年は深遠なワインではありませんが、過去のヴィンテージよりも大きな改善です。そのダークルビー色は、ココア、コーヒー、ホワイトチョコレート、キルシュの甘いノートを表示するミディアムボディのワインを伴っています。この適度に恵まれた、エレガントな、ブルゴーニュスタイルのポムロール‎。

　予想される飲み頃　２０１５年まで　

○　２００７年　PP８７　Wine Advocate　Apr 2010

この通常達成度の足りないシャトーからの良い努力、そのミディアムボディ、ラウンド、緑豊かな性格でプラムソース、ブラックチェリー、コーヒー、ハーブの香りを展示しています。次の５～７年間でこの魅力的なポムロールをお楽しみください。　予想される飲みごろ　２０１７年まで　

○　２００８年　PP８５

○　２００９年　PP８８～PP９０　Robert Parker　Wine Advocate　Apr 2010

　私が今まで味わった中で最高のラポワント、濃いルビー/紫色の２００９年は、モカ、エスプレッソロースト、ブラックチェリー、キルシュのアロマがたっぷりと、あふれんばかりのフルボディの緑豊かなスタイルを示しています。これは、今後１０年〜１５年間に飲むのに紛れもなく魅力的で快楽主義的なワインです。

　予想される飲み頃　２０１０年から２０２５年　　

○　２００９年　PP９０　Robert Parker　Wine Advocate Feb 2012

　‎この２００９年は史上最高の La Pointe です!私たちは、彼らのコンサルタントとしてヒューバート・ド・ブアールを雇う先見性を持っていた新しい所有者に感謝することができます。ポムロールのテンダーロイン高原に位置するこの葡萄園の比較的砂の土壌からメルロー８５％とカベルネフラン１５％のこのブレンドは、ブルーベリー、ラズベリー、ブラックチェリーノートと織り交ぜられた濃密な紫色と梅ソースのオードルを持っています。フルボディ、豪華、肉質と非常にセクシー。‎　予想される飲み頃　２０２２年まで　

○　２０１０年　PP９３　Neal Martin Wine Advocate Feb 2013

　 La Pointe ２０１０年には、ブラックベリー、黒トリュフ、スモーク、わずかな鉄のノートなど、細かい描写と落ち着きを備えた、明確に定義された非常にクラシックなポムロールブーケがあります。味覚はミディアムボディで、しっかりとした熟した非常に大胆なタンニンが、このポムロールの真のバックボーンを貸しています。それは素敵な黒トリュフとグラファイトがかった仕上げに口の中で構築され、ポムロールとポイヤックの間に快適に座っています。「レキップ・モノノレ」の絶品ワインです。

○　２０１０年　PP８９　Robert Parker　Wine Advocate Feb 2013

　２０１０年は、このワインの良い例であり、過去にやや軽く希釈される傾向がありましたが、物事は La Pointe を見上げているようです。寛大にフルーティー、チェリー、イチゴ、桑のノートの負荷、微妙な嫌な土壌の香りとアンダーブラシのヒントと一緒に、柔らかいタンニンだけでなく、優れた果物や食感とスパイシーな、素朴な、ミディアムボディワインが続きます。‎　予想される飲み頃　現在から２０２３年　　

○　２０１０年　PP９２～ＰＰ９４　Neal Martin 　Wine Advocate　Aug 2017

‎　私はいつもこのポムロールのシャトーの最近のヴィンテージの高いポイントの一つとして２０１０年 La Pointe を保持しています。ボトルで５年後、それはトリュフと鉄のファイリングのタッチでレースされた黒い果物でその典型的なポムロール・ブーケを保持しています。口当たりはまだかなり構造化されていますが、タンニンは私が最後に遭遇してからわずかに溶けているようです。それは左岸に迷い込むかもしれない強烈なグラファイト仕上げにつながり、後味は長く満足のままです。これはエリック・モノレの素晴らしいワインで、私が最初に樽で味わって以来、これまでに示されている約束に満たない兆候を示していません。‎

○　２０１１年　PP９０　Robert Parker　Wine Advocate Apr 2014

　‎メルロ－８５％とカベルネフラン１５％のブレンド、２０１１年は、密なルビー/プラム/紫の色、黒ラズベリーの甘い香水、ブラックカラント、甘草と微妙な高品質のオーク、フルボディに媒体、そして広大な、広い、純粋な質感を明らかにします。次の１０年間にヴィンテージのこの記念碑的ワインを飲みます。‎　　

○　２０１２年　PP９０～９２　Wine Advocate April 2013 　　　　　　　　　　　　　　

　‎それは健康的な濃いルビー/紫の色を展示し、花束はモカ、ラズベリー、ブラックチェリー、香、ラベンダーと背景オークの香りをたくさん提供しています。ミディアムからフルボディ、ふっくらと、豊かで、緻密で、純粋でバランスが取れています。‎メルロー９０％とカベルネフラン１０％‎。　予想される飲み頃　現在から２０２５年＋　

○　２０１２年　PP９１　Wine Advocate

　新鮮な、野生のベリー、クランベリー、香とグラスの中に展開する野生のヘザーの香りを持っています, 時間とともに出現黒トリュフのタッチ。口当たりは細かいタンニンでミディアムボディです。吸収されるいくつかの新しいオークがまだありますが、仕上げに向けて固体構造として記述する可能性があるにもかかわらず、それは良い酸味とバランスが取れています。それは非常に細かいポムロールですが、私のアドバイスは、エリック・モノレの急速に改善されたポムロールから最大限に活用するために４～５年を待つことです。

○　２０１３年　ＰＰ８６　　Wine Advocate

　ノーズに果物の強度が欠けています。それは素朴で、おそらく少し落ち着いた感じ。口当たりは、エントリに鮮明な、非常にシャープな赤い桜とイチゴのノートで優れています。タンニンは非常に細かく、仕上げに未熟感はありません。これは、あなたが非常に困難な成長期にまともな刺し傷と呼ぶかもしれない、次の６～８年にわたって楽しむために簡単に飲む La Pointe です。

〇　２０１４年　VP９０　Antonio Galloni Vinous.com　Feb 2017

　２０１４年 La Pointe は柔らかく、しなやかで、とてもおいしいです。これらすべてが、現在および今後数年間の飲酒に最適です。熟した赤いストーンフルーツ、杉、タバコ、ドライフラワーが、このオープンニットに素敵なニュアンスを加え、魅力的なポムロールです。

○　２０１４年　ＰＰ９０＋　　Wine Advocate

　グラスの中でうまく開く作曲されたトリュフと煙の香り、時間とともに出てくる香のタッチを持っています。口当たりはしなやかで、細かいタンニンとよく判断された酸味でミディアムボディです。これは洗練され、準備ができて、別の一口のために戻ってあなたを懇願仕上げに向かって立派なエネルギーと調和を表示します。これはエリック・モノレからよく作られたラ・ポワントです, それはボトルにある今改善しているように見えるポムロール。見るべきもの。

○　２０１５年　ＰＰ９１～ＰＰ９３　Neal Martin　Wine Advocate　Apr 2016
　２０１５年 La Pointe は、メルロー８４％とカベルネフラン１６％のブレンドです。エリック・モノレは、２０１５年は５０％の新しいオークで成熟したと私に言いました。ラ・ポワントの最近のヴィンテージに比べて比較的華やかなブーケがあり、豪華な赤いベリーフルーツ、キルシュ、カシス、タールのパティナがあります。口当たりはミディアムボディで、現時点では口の中でしっかりしており、非常に構造化され、オークは少し風味豊かな仕上がりにうまく統合されています。これは堅牢なラ・ポワントで、長い後味で口の中で非常にスパイシーです。それは、そのエレヴァージュの間により多くの調和を得るでしょう。

〇　２０１５年　VP９１　Antonio Galloni Vinous.com　Feb 2018

　２０１５年 La Pointe は、魅力的でジューシーなポムロールで、今、そして今後数年にわたって飲むことができます。超熟したダークチェリー、プラム、甘草、メントール、タバコが作られ、この肉質でジューシーなポムロールがその際どい個性を披露します。２０１５年は美しくなりました。確かに好きなものはたくさんあります。

○　２０１６年　ＰＰ８９　Wine Advocate　Dec 2018
　ミディアムガーネットパープル、乾燥ハーブのタッチでノーズに暖かい梅、ブラックベリー、黒いサクランボと地球を与えます。ミディアムボディ、それはハーブリフトでしっかりして歯ごたえがあります。予想される飲み頃　２０１９年から２０２８年　

○　２０１８年　ＰＰ８９～ＰＰ９１　Lisa-P-Brown 　Wine Advocate　Apr 2019
　メルロー７４％とカベルネフラン２６％で構成され、深いガーネットパープルの色と暖かい黒チェリー、ブラックベリーパイとスパイスケーキのコアに加えて苔むした樹皮、鉛筆削り、スモークミートのニュアンスの上に始まるかなりセダリーなノーズを持っています。ミディアムからフルボディ、それは少し乾燥を終え、筋肉、風味豊かな層を包むしっかりした、歯ごたえのある食感と柔らかい新鮮さを持っています。

〇　２０１８年　VP８８～VP９０　Antonio Galloni Vinous.com　May 2019

　２０１８年 La Pointe は、最小限のセラーでよく飲む魅力的なオープンニットのポムロールです。特に複雑ではありませんが、２０１８年は、そのオープンニットでのんびりとした性格にマッチする素敵なアップフロントフルーツを持っています。熟したチェリー、赤いプラム、革、甘いスパイスがワインの即時性を高めます。

〇　２０１８年　VP９１～VP９３　Neal Martin　Vinous.com　Nov 2019

　２０１８年 La Pointe は、グラスからいくらかの説得を必要とし、最終的にはブラックベリー、トリュフオイル、ミントとバイオレットのヒントの香りを提供します。味わいはミディアムボディで、杉とグラファイトを混ぜたジューシーな熟した黒い果実があり、フィニッシュを優しく握り締めてうまく集中しています。余韻に残る辛さが評価できて、上質なザボンに進化するはずです。

〇　２０１９年　VP９３～VP９４　Neal Martin　Vinous.com　Jun 2020

　２０１９年 La Pointe は、非常に魅力的なノーズを持ち、最初はしっかりと巻かれ、同軸/曝気を要求します。ブラックベリー、ブライアリー、軽く削った黒トリュフのアロマである tres Pomerol が明らかになり、おそらくカベルネフラン(２４％)の貢献が増加したためです。味覚はミディアムボディで、(そしてこれについて私を引用することができます)私がこの特性から今まで出会った中で最高のタンニンと最も絹のような質感があります。最初から最後まで非常に新鮮で、これはまとまりがあり洗練されており、これまでで最高のラポワントです。ブラボーワインメーカーのエリックモネレット。

〇　２０１９年　VP８８～VP９０　Antonio Galloni Vinous.com　Jun 2020

　２０１９年 La Pointe は、かわいくてジューシーなポムロールです。杉、タバコ、赤い果実、甘草が中くらいの重さのフルーティーなスタイルで溶け合い、かなりの即時性と短期的な可能性を提供します。２０１９年は、柔らかくフルーティーでシンプルなワインで、現在および今後<>年ほどにわたって飲むことができます。魅力的なフローラルノートは、このしなやかなミッドウェイトのポムロールに明るさを加え、魅力的な個性を披露します。

○　２０１９年　PP９２～PP９４　Lisa-P-Brown　Wine Advocate　July 2020

　２０１９年 La Pointe は濃いガーネットパープル色で、焼きたてのブラックチェリー、ボイセンベリー、プラムの煮込みの香りに加えて、スパイスケーキ、白檀、乾燥桑の実、燻製されていない葉巻の提案を提供します。ミディアムからフルボディの味わいは、ジューシーな黒と青の果実の層を積んでおり、熟した丸みを帯びたタンニンとたくさんの新鮮さに囲まれ、長く香り高い仕上がりになっています。

〇　２０１９年　VP９４　Neal Martin　Vinous.com Feb 2022

　２０１９年 La Pointe は、香りのよい赤い果実、ラズベリー、クランベリーの香りがトリュフと軽い砕石のアロマと混ざり合った印象的な明瞭さを提供します。味わいはミディアムボディで、張りがあり、フレッシュで、かなり塩分があり、きめの細かいタンニンと、最近のどのヴィンテージよりもまとまりのある洗練された仕上がりです。多分それはもう少し粘り強さが必要です。そうでなければ、これは一流のラポワントです。　

○　２０２０年　PP９１～PP９３　Lisa-P-Brown　Wine Advocate　May 2021　

　濃い紫黒の２０２０年 La Pointe は、焼きたての黒と赤のプラム、チェリージャム、新鮮なブラックベリーに加えて、砕いた岩、下草、黒トリュフの香りを提供します。ミディアムからフルボディの味わいは、熟したブラックフルーツのフレーバーがぎっしり詰まっており、熟した丸みを帯びたタンニンと生き生きとしたバックボーンに支えられ、長く素朴な仕上がりになっています。

　　予想される飲み頃　２０２５年から２０４０年　　　

〇　２０２０年　VP９２～VP９４　Neal Martin　Vinous.com　May 2021

　２０２０年 La Pointe には、ブラックチェリー、ラズベリー、ワイルドストロベリー、ライトトリュフの香りの細かく調整された詳細なブーケがあり、通気で美しく展開します。味わいはミディアムボディで、ジューシーなブラックフルーツ、上質な酸味、素敵な落ち着きがあり、ミネラル主導の洗練されたフィニッシュにつながります。これは私がこの段階で出会ったラポワントの最高のヴィンテージの１つです。ただ素晴らしい。

〇　２０２０年　VP８８～VP９０　Antonio Galloni Vinous.com　Jun 2021

　２０２０年 La Pointe はとてもきれいで柔らかいです。砕いた花、甘い赤いベリーの果実、杉、ミント、パイプタバコはすべてこのポメロールを優雅に飾り、力よりも優雅さを印象づけます。シルキーなタンニンがその即時性を高めます。大きなワインではありませんが、確かに魅力的です。

○　２０２１年　ＰＰ９０～ＰＰ９２　William Kelley　Wine Advocate　Feb　2022

メルロー８２％とカベルネフラン１８％のブレンドである２０２１年 La Pointe は、甘いベリー、プラム、甘草、生のココアのアロマを示し、ピリッとした酸と上質で粉末状のタンニンを中心に構築されたミディアムボディのしなやかでエレガントな味わいが続きます。ポムロールのエレガントで骨の折れる解釈であるこの歴史的な２３haのブドウ園は、ブドウ栽培の改善とその後の摘み取りの恩恵を受けています。

〇　２０２１年　VP９１～VP９３　Antonio Galloni Vinous.com　2022
　カベルネ・フランは、特にワインのアロマプロファイルにおいて、バランスを推進しているようです。赤い果実、モカ、セージ、ミント、ブラッドオレンジがグラスにうまく組み込まれています。ボディはミディアムでありながら持続性があり、上質なタンニンを含むラポワントは、完璧にバランスが取れています。ここにはかなりの約束があります。

〇　２０２１年　VP９０～VP９２　Neal Martin　Vinous.com 　2022

　２０２１年 La Pointe は、穏やかな抽出を行うために短いポンプオーバーを受け、５０％のニューオークで熟成されました。グラファイトを注入した赤い果実が入った、軽くて明確なブーケがあります(その特徴は、城で味わうボトルで強調されています)。スタイルはかなりエレガントです。味わいはミディアムボディで、軽いタンニン、きれいな赤い果実、そしてフィニッシュにほんの少しのぴかぴかがあります。それはその手段の範囲内で保ち、自分自身をやり過ぎようとしないポムロールであり、樽で実体を得るはずのより良いワインになります。

　予想される飲み頃　２０２８年から２０４０年　　　　

〇　２０２２年　VP９２～VP９４　Neal Martin　Vinous.com　2023

　２０２２年 La Pointe は、５０％のニューオークと１４．２％のアルコール、pH、３．７で熟成されています。カベルネ・フランは果汁が少なく抽出が難しかったため、メルロー８４％とカベルネ・フラン１６％をブレンドしました。それはブラックベリー、ラズベリー、ダークチョコレートと甘草のヒントと印象的な花束を持っています。それはきちんと統合されたオークで明確に定義されています。口当たりはミディアムボディで、粒状のエントリー、かなり塩分、黒い果実を注入する白胡椒のタッチがあります。グラファイトと軽いコショウのノート、「重いポメロール」ではなく、明らかにスパイシーなフィニッシュの引張り、後味に非常に塩分があります。エルゲージはその端を滑らかにする必要があるので、この La Pointe ラポワントをボトルで４〜５年寝かせてください。

○　２０２２年　IP～IP　Lisa-P-Brown The Wine Independent　2023

２０２２年 La Pointe 、８４％メルローと１６％カベルネフランは、色が濃いガーネットパープルです。ジューシーなブラックベリー、プラムジャム、ラズベリークーリのノートがグラスから飛び出し、続いてスミレ、タール、ひびの入った黒胡椒にアニスが漂います。ミディアムからフルボディの味わいには、香ばしいブラックフルーツが豊富で、粒子の粗いタンニンとシームレスなフレッシュさに支えられ、甘草の余韻で仕上げられています。pH ３．７。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　２０２３．６．２２補修工事

　ソーラーパネルと水リサイクルシステム完備のセラー・ハウス。２０１０年完成。

　　価　格　　Chateau La Pointe

　２００８年　£３６　　　２０１５年　£４３

　２００９年　£４８　　　２０１６年　£４６

　２０１０年　£５１　　　２０１７年　£

　２０１１年　£３４　　　２０１８年　£４１

　２０１２年　£３７　　　２０１９年　£３０

　２０１３年　£２８　　　２０２０年　£３１

　２０１４年　£３１　　　２０２１年　£　　　WINE SEARCHER　２０２１．７．５記

　ラ・ポワントのワインは出来にムラがあった。１９７０年のようにまろやかで、果実味に富み、単純で、気前が良い時もあるのだが、うんざりするほど軽く、余りに貧弱であることが多すぎる。１９７９年、１９７８年、１９７６年、１９７５年のような古いヴィンテージでは、良好なポムロールに見られる典型的な芳醇さ、噛みごたえ、しなやかさ、すっきりした果実味等が目立って不足していた。しかし生産量が多いのでこのワインは広く売られている。シャトーの所有者は１９７０年代初頭からメルローの比率をかなり増やした。とにもかくにも、凡庸であったこのポムロールは、最近のヴィンテージは向上している。　ボルドー第４版

　一般的な評価