CH レヴァンジル詳解 その1 | ろくでなしチャンのブログ

CH レヴァンジル詳解 その1

ぶどう シャトー・レヴァンジル その1

       Chateau L'Evangile
                                                 AOC Pomerol

~エバンジルは福音(福音書)の意。


セカンド     プラゾン・ド・エヴァンジル

            Blason de L'Evangile

            メルロー75% カベフラ25%  年間生産量1万2千本から1万8千本


畑 面 積    22.25ha~37区画 2013年クロワ・ド・ゲイから6ha取得

年間生産量   2.4万本から3.6万本

隣 接 畑    ヴィユー・シャトー・セルタン、シュヴァル・ブラン  

オーナー     ドメーヌ・バロン・ド・ロートシルト

           DBR~シャトー・ラフィット所有会社  (1990年以降近隣畑も順次取得) 

           1990年株式70%、1999年全株式取得。    

テクニカルディレクター オリヴィエ・トレゴート

コンサルタント  ミシェール・ロラン

作付割合      メルロー80% カベフラ20% カベソー追加中   

平均樹齢     30年

植栽密度     6000本/ha

収   量     40hl/ha

土 質 等    1.粘土と砂が混じった深い砂利質粘土50%、ケイ質30%、砂礫20%下層は酸化鉄

          2.深い砂利層.の2種類。

タ ン ク      ステンレスタンク、コンクリートタンク~20基

発   酵      25日から30日間

新樽比率      70%

樽 熟 成     18ケ月

アッサンブラージュ

 1998年 メルロー80% カベフラ20% 新樽45%

 1999年 メルロー75% カベフラ25%

 2001年 メルロー79% カベフラ21%

 2002年 メルロー75% カベフラ25% 13.8%/abv

 2003年 メルロー79% カベフラ21% 収量21hl/ha 12.8%/abv

 2004年 メルロー89% カベフラ11%

 2005年 メルロー85% カベフラ15% 生産量4万本

 2006年 メルロー86% カベフラ14% 14%/abv 収量33hl/ha

 2008年 メルロー88% カベフラ12% 収量27hl/ha 生産量3.24万本 

 2009年 メルロー95% カベフラ 5% 収量39hl/ha 14.6%/abv 新樽率100%

 2010年 メルロー88% カベフラ12% 収量31hl/ha 14.7%/abv 生産量2.4万本 新樽率100%

 2011年 メルロー94% カベフラ 6% 収量32hl/ha 新樽率100% 

 2012年 メルロー93% カベフラ 7% 収量31hl/ha 14.4%/abv 
 2013年 メルロー87% カベフラ13% 
収量27hl/ha 13%/abv 新樽率100%

 2014年 メルロー82% カベフラ18% 14%/abv 新樽率100%

 2015年 メルロー84% カベフラ16% 新樽率100% 18ケ月熟成
 2016年 メルロー92% カベフラ 8% 収量28hl/ha

 2017年 メルロー100%

 2018年 メルロー80% カベフラ20% 新樽率75%

 2019年 メルロー83% カベフラ16% カベソー 1% 14.6%/abv

 2020年 メルロー88% カベフラ12%

 2021年 メルロー69% カベフラ30% カベソー 1%

 

コラージュ    必要により 。

濾   過     必要により。

特   徴     ミネラル風味が良く出ており調和がとれている。

           優れたた量感を持つ華やかな果実味 

香   り     甘草、月桂樹、スミレが特徴。 イチゴ、チェリー、ラズベリー、ブラックベリー、土、

          トリュフ、カシス、黒鉛、カラント、  

有  機     2021年100%オーガニック認定 
 

飲み頃の続く期間/ 収穫後6から30年 

 

ピコピコハンマー 飲む時期、予想される成熟度、デカンティング‎時間

 シャトーレヴァンジルは、その本当の性格を示し始めるまでに時間が必要です。L'Evangileは、楽しむ準備ができるまで、良いヴィンテージで少なくとも10〜15年の熟成が必要です。若いヴィンテージは2〜3時間以上のデカンティングがお勧めです。これにより、ワインが柔らかくなり、香りが開きます。古いヴィンテージは、沈殿物を取り除くのに十分なデカンテーションをほとんど必要としないでしょう。シャトーレヴァンジルは最高の飲酒を提供し、ヴィンテージ後12〜40年の間に成熟のピークに達するはずです。       出典 The Wine Cellar Insider
   
  
  
   
 

ピコピコハンマー 評 価 ボルドー第4版より 重要なヴィンテージ

 

○ 1982年 PP98

 壮観なワイン。古いスタイル(1940年代後半のいくつかのヴィンテージを偲ばせると言う意味)をしたワインは、光を通さない、プラム/紫色で、縁はほんの少々薄くなっただけである。ノーズは新品の鞍革の趣と混ざり合ったまさにジャムの様なブラックベリーリキュール、甘草、燻煙、牛肉から滴る血、トリュフの趣があり、本当に興味を引きたてられる。非常に豪勢で、ねっとりしており、強烈、フルボディで、偉大な芳醇さがあり、グリセリンは手に余るほどだ。どうやら少なくても向こう15年から20年は成長する余地があるようだ。特筆に値する作品であり、私の舌によれば、1975年、1961年以降に造られた最も偉大なレヴァンジルだ。 

 予想される飲み頃 現在から2025年 👇追加

 

○ 1982年 PP98 Wine Advocate June 2009 

 ‎大ヒット、ダークプラム/ガーネット色のワイン、1982年のL'Evangileは、キャラメル化された果物、梅、甘草、燻製肉、トフィーの退廃的で贅沢な豊かな鼻を明らかにします。この豪華な、フルボディ・ポムロールは、グリセリンとフルーツの層と層で口蓋を愛撫します。タンニンは、この大規模な、豊かな、豪華な努力でほとんど目立ちません。ノーズの複雑さだけでは、特別な入場料の価値があります。それは完全な成熟に近いです。‎ 予想される飲み頃 現在から2034年 sei

 

○ 1983年 PP88

 いくらか光沢を失いつつある。このワインは、常に急速に飲み頃に達したが、今では曲がり角を曲がって、ゆっくりとした下方スパイラルに入っている様だ。暗いプラム色をしており、縁には相当な琥珀色も見られる。乾燥ハーブ、樟脳、アジアのスパイス、甘草、黒系果実のエキゾチックなノーズに、やわらかで、まろやかで、ミディアムボディのワインが続き、タンニンにはいくらか硬さが見られるようになった。フィニッシュはやや辛口の、ひっかく様な感じがする。飲みきる必要はあるが、それでも未だに非常に味のある、エレガンス名スタイルをしている。最終試飲2002年1月

 予想される飲み頃 2007年まで ダウン

 

○ 1985年 PP95

 見事で、このヴィンテージの最高の成功作の1つである。色は未だに非常に濃いルビー/紫色のままで、縁がほんの少々薄くなっているだけだ。グラスから飛び出す古典的なノーズは、ブラックラズベリー、ブラックベリー、甘草、ほのかなトリュフが混ざり合った液体の様だ。ミディアムからフルボディで、非常に凝縮感があり、バランスが良く、甘く、高飛車なまでに力強いのに、エレガントなワインである。

 予想される飲み頃 2017年まで ダウン

 

○ 1986年 PP87

 非常に草っぽい趣と混ざり合ったローム質土壌の香りや、甘い果実味が不足していることから、非常に異なったスタイルのレヴァンジルとなっている。いささかぎくしゃくしいおり、ぎこちない、いくらか硬い角があるし、タンニンが強いせいでフィニッシュは干からびた感じがする。私の最良の直感によれば、果実味や魅力を失う前に飲みきる必要がある。最終試飲2002年3月  予想される飲み頃 2002年まで ダウン

 

○ 1988年 PP87

 暗いプラム/ガーネット色をしており、縁はいくらか薄くなってきている。あの隠そうとしても隠しきれないこのヴィンテージの特徴ー甘草、森の下生え、コンポストと混ざり合ったプラム、ブラックベリー、カラントの果実ーを持つ。アタックには甘味が見られるが、その後は少々干からびる。ミディアムボディで、フィニッシュにはいくらか辛い、硬いタンニンも感じられる。十分な飲み頃になっているが、これ以上、上品なものにはなりそうもない。最終試飲2001年3月 予想される飲み頃 2010年まで ダウン

 

○ 1989年 PP89

 十分な飲み頃になっており、これ以上良くなりそうにないが、確実にあと10年から15年は持ちこたえる能力がある。暗いプラム/ガーネット色をしており(縁には相当な琥珀色も見られる)、トフィー、カラメル、モルトチョコレート、甘いブラックチェリー、カラントの果実のノーズを見せる。酸は弱く、ふっくらした、肉付きの良い、外向的な主張がある。タンニンも甘く、葡萄の完熟感のある、ほどほどに素質のある、余韻の長いフィニッシュを持つ。1990年の重みや、熟成能力、ボリューム感と比べるべきもないが、それでも最高級の作品だ。 予想される飲み頃 2015年まで ダウン

 

○ 1990年 PP96 Robert Parker Wine Advocate  Jan 2003

 夢の様に素晴らしいレヴァンジルで、最良の状態が楽しめる。濃いルビー/紫色をしており、縁にはいくらか琥珀色も見られる。ゴージャスなノーズは黒トリュフと混ざり合ったカラメル、モルトチョコレート、甘いブラックラズベリー、ブラックベリーを思わせる。フルボディで、大量のグリセリンのお陰で非常に豪勢な、殆どねっとりとした口中感がある。未だに若々しい味がしているが、これまでの一生を通じて常に近づきやすいワインだった。タンニンはたっぷりだが、そのほとんどは豊富な果実のエキス分やねっとり感で隠されている。センセーショナルなワインだ。第2次発展期に入ったばかりである。最終試飲2002年11月 予想される飲み頃 2024年まで sei

 

○ 1990年 PP90  Robert Parker Wine Advocate June 2009

 ‎最近味わった1990年の3本(すべて私の地下室から)は、このワインがどこに向かっているのか当惑しました。それは杉、甘いキャラメリゼされた黒いラズベリーとチェリーだけでなく、甘草や下ブラシのヒントの多くと複雑な努力です。しかし、色は端にいくつかの不穏な琥珀を明らかにし、ワインは私が3〜4年前に見た集中力と寛大さなしで口当たりにゆるやかに編まれています。それは加速されたペースで崩壊しているか、厄介な状態を経ているかのどちらかです。

 

〇 1990年 PP~PP Neal Martin Wine Advocate

 1990年のシャトー・レヴァンジルは、1989年のシャトー・レヴァンジルほど一貫性がありません(ロバート・パーカーの以前のテイスティングノートを参照)。ここでは、1989年の好みを維持したとしても、よく示されました。ノーズは蒸し暑く、陰気で、広がるのに時間がかかり、ほとんどしぶしぶセージと黒トリュフを注入した黒い果実を提供し、通気を伴う微妙なアニスのような香りを発達させます。口当たりはミディアムボディで、上質でありながらしっかりとしたタンニンがあります。それは1989年ほど魅力的ではなく、口の中でより甘く、おそらくより肉厚です。その最初の黒い果実のラッシュは、ベイリーフと白胡椒のピンチでひもで締められた、フィニッシュに向かって赤い果実によって奪われます。私は今1989年を破りますが、私はさらに3〜4年で1990年に到達する傾向があります。

 予想される飲み頃 2020年から2040年 sei

 

○ 1992年 PP78 Wine Advocate Dec 1994

 予想される飲み頃 ダウン

 

○ 1993年 PP89 Wine Advocate Feb 1997

 予想される飲み頃 2012年まで ダウン

 

○ 1994年 PP90
 このヴィンテージで最も目立つ成功作の1つだ。濃いプラム/ルビー色をしており、甘草、ブラックラズベリー、カラントや、ほのかなローストしたハーブや湿った土壌の甘いノーズを持つ。ミディアムからフルボディで、非常に豪勢。前線と中間部には相当な芳醇さがある。この年最良のワインはほとんどがそうだが、唯一の欠点は甘味の欠如と比較的辛いタニックなフィニッシュだ。とは言え、これは良い意味での多くの驚きがあった。このヴィンテージの一流の代物だ。スタイルは比較的引き締まった、筋肉質な、構造の感じられるものとなる傾向がある。最終試飲2002年10月

 予想される飲み頃 2020年まで ダウン

○ 1995年 PP92

 閉じており、内向的だが傑出したレヴァンジルで、豪奢な1990年より長命な、但し、もしかしたらそれほど豪勢なスタイルではないものと証明されるかもしれない。もつとも、それでもこの年最高の作品の一つである事に変わりはない。濃いルビー/紫色をしており、アロマはミネラル、ブラックラズベリー、土、スパイスを思わせる。多層的な肉付きや風味の多面性があった瓶詰め前のサンプルと比較すると、瓶詰めされてからはどうやらトーンダウンした様だ(清澄や濾過のしすぎか?)。フィニッシュのタンニンは強く、味わってみると甘い果実味はたっぷりなので、一段上の特別なワインと判明する筈である。ひょっとするとフィルターを廃棄して自然な瓶詰めをしていればなおのこと良好なものとなっていたのだろうか。私はそう思っているが、とは言え、凶暴なレベルのタンニンがあったところで、この傑出した葡萄の完熟感、純粋さ、深みを隠す事は出来ない。最終試飲2002年10月 予想される飲み頃 2020年まで ダウン

 

○ 1996年 PP90

 隣人のクリネとよく似て、1996年のレヴァンジルは物議をかもすワインだ。抽出過剰の様な印象を受ける。暗いルビー/紫色をしており、プルーン、レーズン、中国の黒茶、ブラックベリー、チェリーリキュールの香りがある。リッチで、力強いが、タニックで、ばらばらである一方、ミディアムからフルボディで、秀逸な芳醇さや、余韻の長い、葡萄の過熟感のあるフィニッシュがある。まろやかな姿になるにはもう数年かかるかもしれないが、ひょっとすると傑出したワインと判明するかもしれない。最終試飲2002年3月  予想される飲み頃 2016年まで ダウン

 

○ 1997年 PP89

 純粋な、トリュフやブラックラズベリーの香りのするノーズの背景にはオークも感じられる、古典的なスタイル。殆ど傑出している。セクシーで、葡萄の完熟感があり、ミディアムボディのこのワインは、ゴージャスなレベルの果実味があるー濃厚さ、余韻の長さは、タンニンはあまりないが、近いうちに飲むなら魅力はたっぷりだ。多くの消費者は楽しみの観点から上記の評点より高い点数を付けるはずである。非常に魅力的。最終試飲2002年3月 予想される飲み頃 2012年まで ダウン


○ 1998年 PP95 Robert Parker, Bordeaux Book (4) Der 2003

 濃いルビー/紫色をしたこの凄いレヴァンジルには、凝縮したブラックベリーやラズベリーの果実味が詰め込まれている。また、アカシアの花の様な個性のお陰でさらに複雑さが増している。トフィー、甘草、トリュフの趣も加わったアロマの花火だ。フルボディで、純粋さは卓越しており、ほどほどのタンニンがフィニッシュにある。2000年の価値あるライバルだ。多分卓越した1995年、1990年以降で最上のレヴァンジルだろう。最終試飲2002年4月 予想される飲み頃 現在から2035年 sei


○ 1998年 PP94 Neal Martin Robert Parker.com July 2016

 1998年 L'Evangileは素晴らしいポムロールに変わりつつあります。それはブラックベリーとダークチェリーフルーツの上に目立つように座っているタバコと黒トリュフのヒントがうまく発達している非常に表現力豊かなブーケを持っています。口当たりはミディアムボディで、芳香族と同じように美しく定義されています。このL'Evangileには官能的なものあり、通常はぼろーる高原の最も構造化されたワインの1つです。果物の最初のバーストは、仕上げに向かって素朴なカベルネフランノートに置き換えられ、これらはグラスの中で20〜30分後により強調されます。これは、与えるために多くを持っていますので、地下室でさらに4~5年を許可します。 予想される飲み頃 2020年から2045年 sei

 

○ 1998年 PP95 Lisa Perrotti Brown Wine Advocate  May 2018

 深いガーネットブリックカラー、クレームドカシス、プルーン、スターアニス、ほこりっぽい土壌、乾燥したラベンダーとシナモンスティックの漂うタバコのコアの上に、ポプリ、落ち葉、中国の5つのスパイス、樟脳、新しい革の最も強い香りがします。ミディアムボディからフルボディ、濃厚で口の中で退廃的な味わいで、豪華なフレームとフィニッシュのさわやかなリフトでスパイスと風味のある概念の層を重ねています。  予想される飲み頃 2018年から2035年 sei

 

○ 1999年 PP89  

 暗い紫色をしており、予想外に草っぽさのタッチがあることから最終的な評点は1~2点下がったが、それでも衝撃的な、成長した、享楽的、溶けた甘草と混ざり合ったブラックラズベリー、ミネラル、トリュフの芳香は、知的な興味を掻き立てられる。見事な、ミディアムからフルボディのワインであるレヴァンジルのアタックや中間部は甘いので、成長の仕方次第ではもっと高い点数が付くかもしれない。

  予想される飲み頃 2015年まで ダウン


○ 2000年 PP96 

 畏敬の念を抱くほどの代物だ。インクの様な紫色をしており、スミレ、ブルーベリー、ブラックベリー、カシス、黒鉛、トリュフの香りがある。香りの点では私がこれまで嗅いだ最上の若いレヴァンジルだ。華麗にリッチで、フルボディで、強烈さは偉大、純粋さは絶妙、びっくりするほどの調和がある。超大作のフィニッシュは殆ど1分近くも持ちこたえる。潜在的な伝説の卵だ。隣人のラ・コンセイヤントと同じく、レヴァンジルも現在ではよりグリップやタンニンが見られるようになっており、壮観な1975年のクローンと言う私の当初のコメントがますます正確だったように思えるようになってきている。忍耐が必要となる筈だが、ワォ、けた外れの作品である。最終試飲2003年1月

 予想される飲み頃 現在から2035年 sei  
 

○ 2000年 PP96 Robert Parker Wine Advocate Apr 2003

 畏敬の念を抱くほどの代物だ。インクの様な紫色をしており、スミレ、ブルーベリー、ブラックベリー、カシス、黒鉛、トリュフの香りがある。香りの点では私がこれまで嗅いだ最上の若いレヴァンジルだ。華麗にリッチで、フルボディで、強烈さは偉大、純粋さは絶妙、びっくりするほどの調和がある。超大作のフィニッシュは殆ど1分近くも持ちこたえる。潜在的な伝説の卵だ。隣人のラ・コンセイヤントと同じく、レヴァンジルも現在ではよりグリップやタンニンが見られるようになっており、壮観な1975年のクローンと言う私の当初のコメントがますます正確だったように思えるようになってきている。忍耐が必要となる筈だが、ワォ、けた外れの作品である。最終試飲2003年1月 予想される飲み頃 現在から2030年 sei  

○ 2000年 PP98 Robert Parker Wine Advocate #189 June 2010

 ‎これは絶対に壮観なL'Evangileです。2009年がこの大きな努力を食い止めるかどうかはまだ分からない。主にメルローがカベルネ・フランを支配し、このテロワールの偉大さは、微妙なチョコレート、ブルーベリー、ブラックベリー、トリュフ、バーベキュー煙、グラファイトのヒントを提供する鼻の複雑さに展示されています。緻密で豊かでフルボディで、驚異的な豊かさと多肉性を持つタンニンは存在するが非常に甘く、ワインは多次元で、説得力のある複雑な頭として浮上している‎ ‎美しさを回す。‎  予想される飲み頃 現在から2035年 sei

 

 

 

○ 2001年 PP91 Robert Parker Wine Advocate #153 June 2004
 成層圏にも達しようかという2000年の品質レベルまではいかないが、深みのあるルビー/紫色をした美酒である。牛肉から滴る血、黒系果実、白い花の趣を見せミディアムボディで、みずみずしく、タンニンは甘く、柔軟な、豪勢な舌触りがある。余韻の長い、リッチなフィニッシュにはほのかな森の土、トリュフ、甘草が見られる。     
 予想される飲み頃 2017年まで  ダウン

 

 


○ 2002年 PP90~93

 このヴィンテージのポムロールで最も印象的なもののひとつである。深みのあるルビー/紫色をしており、ブラックベリー、ラズベリー、ほのかな土、トリュフの、大柄な甘いアロマを見せる。賞賛に値する深みや口蓋に残る持続性のほか、ミディアムボディ、傑出した新鮮さ、芳醇さのある、葡萄の完熟感のある果実味、良好な酸の下地、ほど良い層をなすフィニッシュがある。隣のシュヴァル・ブランにもここまでの出来を期待していたのだが、レヴァンジルの管理人ジャン・パスカル・ヴァザールに乾杯。最初のヴィンテージなのに立派な仕事である。 

 予想される飲み頃 2018年まで ダウン

○ 2002年 PP90 Wine Advocate April 2005

 ‎右岸ポムロールのための成功したワインは、これはエレガントだが強く構成された、深いルビー/紫色の色、甘いブラックベリー、ラズベリーノート、独特の素朴さ、ミディアムボディ、驚くべき効力(13.8%アルコール)と甘いタンニンと長い仕上げで、ミディアムボディL'Evangileです。‎ 予想される飲み頃 2017年まで ダウン 

 

○ 2002年 PP88 Robert Parker, Wine Advocate #164 Apr 2006

 濃いルビー色の2003年(6月、7月、8月の暑さ)は、すでに端に明るいです。この柔らかく丸くて官能的な(12.8%のアルコール)努力は、2000年や1998年のような深遠なl'Evangileの質感、深さ、持続性を達成する前に収穫されなければならなかった。魅力的な、しかし表面的な2003年は、7~8年の間に消費してください。

 

 

 

○ 2003年 PP86~PP88

上滑りしているものの、心地よく、フルーティ。この素晴らしいテロワールに期待されるボディ、深み、凝縮感には欠けるが、これは夏の暑さのせいで相当な問題が起こり、葡萄を早く収穫しなければならなかったためだ。深みのあるルビー色をしており、ミディアムボディで、イチゴ、チェリー、ラズベリーの果実を見せるほか、背景にはほのかな土やスパイスも見られ、フィニッシュは短い。

 予想される飲み頃 2015年まで ダウン

 

 

 

○ 2004年 PP89~PP93 Robert Parker Wine Advocate #158 Apr 2005

 この深いルビー/紫色の2004年は、ラズベリー、ブラックカラント、甘いスモーキーなノートのセクシーな、前線のブーケを誇っています。緑豊かで魅惑的で熟していますが、ひどく深くはありませんが、それは前方のエレガントで繊細なスタイルの性格でおいしい果物を提供しています。華麗な2000年の軽いバージョンと考えてください。 予想される飲み頃 2007年から2017年まで ダウン

 

○ 2004年 PP90~PP92 Robert Parker Wine Advocate June 2006

 2003年にはるかに優れた2004年は、深いルビー/パープルカラーだけでなく、黒いラズベリー、トリュフ、香の香りと味を展示しています。細かい密度と熟度を持つミディアムボディ、このエレガントな、長いポムロール。

 予想される飲み頃 2019年から2024年 sei

 

○ 2004年 PP93 Wine Advocate #171 Jun 2007  

 衝撃的な作品。深いルビー/プラム色をしており、素晴らしい成熟と甘いブラックベリーに混ざり合った(トリュフ、アカシア花、甘草、オーク香)のノーズがある。この驚異的なグリセリン、フルボディ、フィニッシュは驚くほど豊かで、華やかで、フルーティです。 予想される飲み頃 現在から2022年 sei

 


○ 2005年 PP93~PP95+ Robert Parker Wine Advocate  Apr 2006

 飽和紫の色は、ブラックベリー、モカ、クキャンプ、甘草のヒントだけでなく、スパイスの甘い香りを伴います。細かくエッチングされたタンニンは、このフルボディ、豪華なポメロールにかなりのサポートと定義を提供します。それは簡単にその高尚なタンニンと大きなアルコール(13.2%)を隠します。間違いなくポメロールの最高級のテロワールの一つからのトップの努力。

 予想される飲み頃 2010年から2030年 sei

 

○ 2005年 PP94~PP96 Robert Parker Wine Advocate #170 Apr 2007

 濃厚なルビー/紫をちらりとした2005年 l'Evangileは、ロースト肉、ブラックラズベリー、チョコレート、エスプレッソ、トリュフと甘草の概念の甘い香水を誇っています。甘いタンニンと素晴らしい純度だけでなく、テクスチャとフルボディと豪華な、この見事なポムロールは完璧にその高尚な13.2%のアルコールを運びます。

 予想される飲み頃 2010年から2025年 sei

 

○ 2005年 PP95 RobertParker Wine Advocate #176 Apr 2008 
 崇高なレヴァンジルは、彼らの真新しいカーブで造られた最初のワインです。深い紫色をしており、燻煙、肉汁、ブラックラズベリー、チョコレート、エスプレッソとトリュフのノーズがあり、甘いタンニン、完璧なテクスチャーと衝撃的な複雑さを示している力強いポムロールだ。レヴァンジルは驚くほど目立って急進的ら成長しているが、疑う余地なく一度閉じこもるであろう。

 予想される飲み頃 2012年から2030年 sei 


○ 2005年 PP96 Robert Parker eRobertParker.com #219 Jun 2015

 2005年のL'Evangileの豪華な芳香族は、春の花、黒いラズベリー、甘草、トリュフ、グラファイトで構成されています。ワインは、甘いタンニンと長く、層状の、フルボディの口当たりで、フルボディ、豊かで、まだ若々しく、後ろ向きです。このスタンナーは、長寿の別の2〜30年が可能です。1982年以来、そして2009年と2010年の英雄的なデュオの前に、最大のL'Evangile?‎ 

 予想される飲み頃 2015年から2045年 sei


  

 

シャトー・レヴァンジル詳解 1982年~2005年 その1 詳解はこちら

シャトー・レヴァンジル詳解 2006年~2015年 その2 詳解はこちら

シャトー・レヴァンジル詳解 2016年~       その3 詳解はこちら

シャトー・レヴァンジル詳解 2020年~       その4 詳解はこちら

 

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