ROKKO RUGBYFOOTBALL CLUB OFFICIALBLOG

ROKKO FIGHTINGBULL / REDWING

【クラブ理念】
ラグビーで地域を元気にする
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~NO RUGBY, NO LIFE~

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六甲クラブでは、ただ今、新会員募集中です!

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rokkoclub@freeml.com
迷惑メール防止のため、@を全角にしています。
お手数ですが、@を半角になおしてお送りください。

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全国へつながる道

  六甲クラブは2つのチームを持つ。

  近畿リーグに所属する「六甲ファイティングブル」と、兵庫県Aリーグにオープン参加する「六甲レッドウイングス」。この日の芦屋中央公園グラウンドには多くの世代の選手が集まった。

 「レッドウイングスだけど、この試合だって、全国につながってます」

 と、ゲームキャプテンを任された46歳の内田幸児が集合時に語った。

 「全国大会へアピールする者、久々の試合の者、ベテランの選手、若手の選手・・・。それぞれにプレーするモチベーションは違うと思う。だけど、レッドウイングに根本的に流れるものは、圭佑主将が今季のスローガンに掲げた『ENJOY』、楽しむことです。全国に向けてクラブ全体が一つになる大切な試合です」

 

 今年の夏前に人工芝に生まれ変わった芦屋中央Gで試合が始まった。

グラウンド事情で25分ハーフとなり、限られた時間の中で六甲は序盤に集中力を見せる。

3分、ラックの連取からSO亀谷がミスマッチをついて左に展開。WTB宮野に渡って先制のトライをあげる。

 続く5分には、相手スクラムから出たボールをSH江畑が巧みにからんで拾い上げ独走。数人をかわしてトライをあげた。8分にはFL鎌田がフォローよく大きく前進。最後はHO加來がポスト裏に回り込んだ。

 この日の相手、SCIXは、ギリギリの人数だった昨年とは違って若手が多く、FWも大型。自陣からでも積極果敢に回してきた。六甲が防戦になる時間帯もあった。

  

 そんな中でも愚直にクラッシュを繰り返したのが46歳CTB内田だ。99年、秩父宮で初めて全国大会の決勝が行われた時の優勝メンバーでもある男は、自分よりもはるかに年下の相手に向かって突進していく。

自分の父親と一つしか年が違わない内田に刺激されたのが、CTBを組んだ最年少18歳の吉野だ。トライ寸前に迫るビッグゲインを何度か見せた。

 敵陣で優勢に試合を進めていく六甲だったが、ゴール前でのミスも重なり、17-0でのハーフタイムとなった。

 

「なんか、みんな大人しいな。もっともっとうるさいくらいに声出して激しくいってもいいんとちゃう?」

 ハーフタイムで内田キャプテンがチームを引き締める。わずか5分の間に修正点を確認して、六甲“レッド戦士”たちは後半のピッチに散っていった。

 

 後半開始早々、SCIXに攻め込まれ、六甲はピンチになる。あわやトライという場面だったが、WTB宮野がインターセプト。約80㍍を走り切り流れを六甲に引き戻した。

この日BKでいい動きを見せたのはFB古屋だろう。若い両WTB陣を的確な指示でポジションにングさせて、攻めては再三にわたってゲインラインを突破した。

 

FWではやはりFL鎌田か。「久々の試合で、最初のほうでもう息が上がっちゃいました」と苦笑していたが、やはり前キャプテン。タックル、リロードで鋭いところを見せて好機を演出した。

 そしてラスト13分。グラウンドが一番湧いた瞬間だった。

 古村大輔60歳が、勢いよくピッチに飛び出していった。

 普段は公式戦のたびに遠く三重県から駆け付けて、レンズ越しに仲間を追い続けているが、この日は自慢のカメラを応援の若手に預けて戦いのピッチに立った。

 

  「ラグビーは生涯スポーツ。鍛えていればいつまでも楽しめる」を具現化する還暦ラグビーマン。試合後のフィットネスも若手と一緒に最後までやり遂げる。

  この日は自分の息子よりも若いであろう30歳以上も年が離れた相手に必死にタックルする姿にチャレンジし続けるという六甲スピリットを感じずにはいられなかった。

 34-0でのノーサイド。いつもより短い時間ではあったが、SCIXのスピード感ある展開もあって互いに持ち味を出した試合であった。試合後の円陣で内田キャプテンは

「シャットアウトで勝ったけど、内容はシャットアウトではなかったよね」と、もっと楽しむためにはそれぞれのレベルでも努力をしていかなければいけないことを強調した。そして

「(全国へは)ここからが本当の戦いです。(選手・スタッフ)一人が抜けても勝てない。意思統一して一カ月半過ごしていきましょう」と、クラブのより一層の結束を呼び掛けた。

 

この時期になると内田はいつも思うことがある。

 「全国大会は、本当に総力戦になる。選手のみんなは『1分でもいいから試合に出てやる!』という強い気持ちで、これからの練習や試合に取り組んで欲しい。『日本一』をピッチで迎える瞬間。それをもっと多くの若い六甲メンバーに経験してほしい。ホンマに人生観が変わるからね」

 この日はいつも公式戦に出ていたメンバーが給水係やビデオ係などで試合をサポートしていた。

 全国大会に向けて六甲の『クラブ力』がさらに上がったことを感じさせる熱いレッドの戦いだった。

(三宮清純)

 

 

 

 

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●12月10日 晴れ 12:20KO 【芦屋中央公園G】

~兵庫県Aリーグ~

六甲RW 34(前17-0後17-0)0SCIX

(前3T1G)(後3T1G)

※25分ハーフ

★六甲RWメンバー

1、日下

2、加來→榎村

3、緒方

4、上野

5、藤原→黒台

6、鎌田

7、小杉

8、福島勇→西谷

9、江畑→福島泰

10、亀谷

11、宮野→鳥原

12、吉野→和田

13、内田(主将)

14、橘高→古村

15、古屋

16、榎村

17.山田

18、加村

19、福島泰

20、古村

21、鳥原

22、和田

23、黒台

24、西谷

25、青山

・交代指示:高鷲・SA:山下・給水:谷、安部、狩野・ベンチ:東畑、竹中、中野、学生3人

サポート・応援~上田、綿谷、衣川、ヘンリー、村尾、石川、中村

 18歳から60歳(!)までの選手が同じピッチの上で勝利を求めました。

 SCIXの皆様、クラブ連盟の皆様ありがとうございました。

 

 

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 六甲クラブ、六甲ファイティングブルの「2017年シーズン・全国大会壮行会」が12月3日、神戸市東灘区の「ホテルプラザ神戸」で行われ、現役選手・スタッフ、OB、家族など70人以上が集まりました。

 まずは東田哲也総監督から開会の言葉。「高校、大学、社会人…どんなカテゴリーでも優勝することは本当に難しい。六甲も優勝までもう少しのところで、ここ数年悔しい思いをしている。今年こそ日本一になろう!」と力強く語り、そして全国大会までさらなる選手たちの奮起を呼びかけました。

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 続いて、2015年W杯南ア戦での涙の応援で、全国区どころかワールドクラス?になった、「還暦の現役プレイヤー」古村大輔が乾杯のあいさつ。自分が中学生のころからの六甲クラブとの関わりを話し、「まだ泣いてませんよ!」と言いながらも決壊寸前の涙腺を必死にこらえてグラスを高々と掲げました。

 選手の代表がそれぞれあいさつ。「昨年の準決勝では本当に悔しい思いをした」「チームの日本一のために貢献したい」など全国大会にむけた決意を熱く披露しました。

 続いて、地域貢献活動「ドリームラグビー」でお世話になっている「ドリーム甲子園」の皆様からの寄せ書きが今年も披露されました。今年の文字は「克己」。この言葉はこの時期を過ごす選手、スタッフたちへの重要なメッセージとなりました。毎年全国大会のロッカールームに張られ、戦いのピッチへ向かう六甲戦士に熱い勇気を与えてくれます。

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そして「日本で一番熱い73歳」、六甲クラブ創部メンバーでもある中嶋光正OB会長からメッセージ。「谷前主将から中村新主将になって、チームがより強くなっていることを感じている。六甲のジャージ、赤、白、青は『責任・信頼・情熱』のコンセプトが込められている。優勝するために、最後の1秒までタックル、走り切って勝利をつかんでくれ!」と熱く、熱く語り、OB会からの「情熱」を中村主将に託しました。

 その後はお待ちかねのビンゴ大会。今年も多くの皆様からご提供いただいたたくさんの景品が並び、子どもたちはビンゴマシンの前に集結。ひと足早いクリスマスプレゼントとなりました。

 

  会も終盤に近づき、中村主将があいさつ。「主将になるまでこんなに多くの人がクラブを支えてくれているなんて知らなかった。支えてくれる皆さんのためにも、さらにチーム力を上げて日本一になります」と力強く語りました。

 中島誠一郎理事長のあいさつの後、最後に全員が輪になって部歌を歌って大団円。楽しいひと時はあっという間に過ぎていきました。

 お世話になっている方々、OB、家族の笑顔に新たな勇気をもらった六甲ファイテイングブル。全国大会は2回戦からの登場となります。

 【第25回全国クラブラグビー大会】

 ・1月21日(日) 2回戦14時KO

 ~京都・宝ヶ池球技場~

 六甲FBvs(駒場WMMvsREDWINGの勝者)

 これからも六甲ファイテイングブルへの熱いご声援をよろしくお願いいたします!

 

 

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闘志を見せろ!

「もっと自分が試合に出る機会を大切にしてほしい」-。

熊取の夕日が中村主将の背中をさした。

「僕はみんなの中から全国のメンバーを選ばらなきゃいけない。だからー」

 入替戦を翌週に控えた大阪体育大との強化試合は、39人の若き「ヘラクレス軍団」が出場するため、30分×3本の変則マッチとなった。六甲にとっては先週の関学戦に続き強敵との戦い。全国大会に向け各選手のチャレンジが試される場となった。

 SO衣川の打点の高いキックとともに六甲は敵陣に斬り込む。先週の関学戦の反省を生かし、FWは学生の鋭いブレイクダウンにも素早く対応。前半8分、ラインアウトからモールをドライブ。最後はHO上田がタッチダウンの先制トライ。ゴールも決まって7-0と先制する。

 体大も果敢に攻め込んでくるが、六甲はSO衣川の絶妙なタッチキックもあり、有利に敵陣で試合を展開していく。22分にはCTB村尾が相手のタックルを二人かわして右隅にトライ。12-0とリードを広げる。

 その後も六甲は敵陣で有利に試合を展開するが学生たちも毎日の鍛錬で鍛えたブレイクダウンでなかなかゴールラインを許さず1本目は終了した。

 続く2本目。また六甲が先手をつかんだ。リズムよくFWラッシュを繰り返し、最後はPR山田が回り込みポスト付近にトライを決める。

 寡黙という言葉が世界一に似合わないこの男。ピッチの外ではまあ~とにかくよく喋る。この日は珍しく?特に痛がる様子も見せず攻守に奮闘を見せた。

 しかし、1本目からメンバーを入れ替えてきた体大も黙ってはいない。ミスマッチになった六甲デフェンスをすり抜けてトライを決めたり、スクラムトライを決めて六甲に襲い掛かる。

 その流れを変えたのが前主将のSH谷だ。中央付近のフェーズから抜け出し、相手タックルをかわしてポスト真下にトライ。14対10で2本目を終える。

 3本目に入るハーフタイム。中村主将はチームを引き締める。

「この30分は本当に大事。苦しい時、シンドイ時、絶対全国大会でもある。トライは取ってるけど、抜けるからって簡単にパスせずにしっかりつないでいこう!」

 学生たちとの激しい攻防で多少のケガ人が出る中、六甲は24人の選手が入れ替わりで激戦に対抗する。体大はみたびフレッシュなメンバー、ジャージも入れ替えてきた。

 2本目途中から入ったCTB吉野、WTB橘高の18歳コンビは、初めての大学生との戦い。表情からも緊張がうかがえるが、それでも格上の相手に果敢なタックルを見せた。

 18歳江畑と、20歳山口徳の若きPR陣には少しほろ苦い経験となった。特に3本目はスクラムが安定せず、苦しいマイボールの球出しとなった。「スクラム、浮かされました…」と巨体に似合わぬ優しい声で吐露する山口、前夜にこの日出張で参加できなかったスクラムリーダーの加村からアドバイスをもらっていたのだが…。

 高校を卒業して、体育会に入らなくても、仕事をしながらでも、アルバイトをしながらでもラグビーが上手くなりたい、強くなりたいと六甲に入ってきた彼ら4人。正直、内心怖かった面もあったはずだ。押されなかったプロップなんかいない。タックルで吹っ飛ばされなかったBKだっていない。どうかこの日の経験を忘れないで欲しい。自分たちよりずっと年上の仲間が「頑張れ頑張れ!」と励ましてくれた。次からはもっと思い切りプレーできるはずだ。

 3本目はやや防戦一方になった場面があり、3本トライを取られてのノーサイドとなった。

「厳しいこと言いますが…」と中村主将は前置きして、

「1本目と3本目。メンバーの意識が違っていた。声やコミュニケーションが取れてなかった。みんなにはできるだけ(機会を与えて)試合に出てもらってます。だからこそ自分が出る試合の機会を大切にして欲しい」

 

  この日、交代を拒否してまで90分フル出場を続けた主将は続ける。

 「(試合後に全員で行った)フィットネスだって、ただやってるっていうメンバーもいたなと僕は感じました。(3本目に負けた)悔しさをぶつけたり、次の機会にかける意気込みというものを感じられなかった」。

 特に言葉が強くなったのは「意識」の面だ。

「試合でも時間が経つにつれて反則もまた多くなっていった。反則なんてしっかり意識してればすぐ減るんです。フィットネスだって意識しないでやってるだけでは意味がない」。

 

  攻めてはダブルタックルにもひるまず前に出てチャンスを作った。守っては一人タックルで倒すとまたすぐに2人目に襲い掛かりラインの外に弾き飛ばした。「体を張る」ということを、いつも身をもって見せるキャプテンの「本気」が、六甲戦士たちの胸に熱く伝わっていく。

  喋り終わった後、チョット言い過ぎちゃったかなと、気まずそうな表情を見せたのも、この男の優しいところだ。全国大会まであと1か月半。日本一になって「俺たちのキャプテン」を絶対に胴上げしたいと、六甲戦士たちは熊取の夕日に熱く誓った。

(三宮清純)

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 ●12月2日(土)晴れ 13時KO 【大体大熊取G】

 ・強化試合30分×3本

 六甲12-0大体大

六甲14-12大体大

六甲0-21大体大

★メンバー★

1、山田→山口

2、上田→加来

3、永田→江原

4、青山

5、上野→坂本

6、西谷→小杉

7、中江→伊藤→中江

8、中村(主将)

9、谷→江畑

10、衣川→ヘンリー→亀谷

11、江畑→藤坂

12、ヘンリー→衣川

13、村尾→吉野

14、二宮→橘高

15、亀谷→二宮

・コーチ:北迫、・SA:東畑・給水~島田

・ベンチ~狩野、竹中

・応援:安部、玉川、平岡、中西

・ビデオ~前田・カメラ~古村

リーグ入替戦を翌週に控えるのにも関わらず、試合を組んでいただきました。

大体大の皆様本当にありがとうございました。

 

 

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全部の力を全国へ

 関学戦の翌日、六甲クラブは姫路にいた。

 61回を数える「播州ラグビーフットボール大会」に参加。

 相手は岡山クラブ。今年も早々と全国大会中四国代表を決めた強豪だ。

 

 この日の六甲は多様なチーム編成。昨日参加できなかった選手や、なかなか試合機会に恵まれ

ない選手、連戦の選手もいる。それぞれが全国大会に向けて貴重なアピールチャンスになる。

 前日、フル出場のメンバーはこの日サポートに回り、仲間に声援を送った。

 キックオフ。オーソドックスにフェイズを重ねて六甲は敵陣へ。3分、先発FLの小杉がスルリスルリと岡山防御をすり抜け、最後は懸命にチョコマカ足を動かし先制のトライをあげる。

 1年前に、同じ会場で上げて以来のトライ。公式戦ではサポートに回ることが多い男のトライにチームも湧く。

 しかし岡山クラブもすぐさま反撃。10分には簡単に密集の脇を抜かれて同点のトライ&ゴールを許してしまう。その後しばらくこう着状態が続くが、26分、ハーフライン付近のラインアウトから右に展開、№8福島勇が大きく突破してゴールに迫る。最後はLO上野に渡ってポスト真下にタッチダウンを決めた。

 

 しかしそのあとが続かない。攻撃しては反則が多く、逆に岡山クラブにゴール前まで迫られ、簡単にトライを許す。前半終了間際にお返しとばかりにモールでトライを決めて、19-12でのハーフタイムとなった。

 「みんなバラバラ。ブレイクダウンもまとまってないし。もっとアタックでもデフェンスでもプレッシャーをかけていかないと」(北迫コーチ)

「なんか、どこかしらで、相手を甘く見せませんか?」

 とは、この日タッチジャッジで裏方に回っている安部副将だ。優しい声でなかなか厳しい面を指摘する。この日の岡山クラブはギリギリのメンバーだったが、近場のブレイクダウン、タックル、ワンチャンスからの鋭い攻撃に六甲は受けに回る場面が多かった。

「どんな試合でも相手に敬意を持って、全力で攻め続けましょう!」

 副将の言葉に気合を入れ直した六甲戦士が後半のピッチに散っていった。

 後半早々からFWが敵陣に迫り、ラインアウトから執拗に攻撃を仕掛ける。後半4分にはCTBに入った古屋が防御をすり抜けてトライ。

 6分にはSO衣川のややつまったキックがライン際にバウンドしたボールを巧みに受けたCTB拝原からWTB橘高にボールが渡り、19歳のWTBがゴールまで約30メートルを駆け抜けた。

 

この辺りからチームの連携も良くなっていく。FB二宮の力強い突破も再三みられ、有利に敵陣で試合を進めていく。

 岡山クラブも必死の反撃をみせるが、疲れが見え始めミスが目立つようになり、六甲がトライを重ねていく。

 

  北迫コーチは後半から次々とベテラン・若手を投入する。後半からHOに入ったのが44歳GMの榎村だ。久々の実戦だったが、15年前には主将を務めた片りんを少しでも見せたい。

 スローイングは今イチの出来だったが、モールからトライも奪うなど必死の動きを見せた。もう一人のベテラン48歳LO藤原は球際に良く反応し、チャンスを演出。19歳と20歳のPR・江原、山口も「大人のスクラム」を体で覚えながら奮闘していた。

 この日一番の“衝撃”は理事長でもある中島誠一郎・46歳だろう。

 某ラ●●ップで肉体改造に成功した成果を見せつけたいのか、残り10分、頼みもしないのに「入替、オレ!」とばかりに、“理事長権限”でピッチに入った。

 「ホンマに大丈夫なんか?」と味方の心配をよそに、自陣からターンオーバーしたボールが回ってきた。一瞬スローモーションにも見える短い脚をフル回転してライン際を走り抜ける。その姿は、28年前、桐蔭学園時代の姿をほうふつさせ、さらに、ゴール前では、早大時代「エセ吉田義人」とも呼ばれたステップで相手デフェンスを巧みにかわし、トライまで上げてしまった。

 (どう考えてもおかしいと思ったが、岡山クラブはケガの治療中で2人少ない状態だった。)

  岡山クラブも後半、強力スクラムで1トライを返した。最終的にスコアは離れたが互いに全国大会に向けて内容の濃いものとなった。試合後、姫路市ラグビー協会から両チームに全国大会に向けての激励の言葉を頂いた。

 全国大会もまもなく出場全チームが決まる。戦う相手はこれまでの公式戦よりも間違いなく強いチームばかりだ。

 土日の連戦を19歳から48歳までの総力戦で戦った六甲クラブ。精進が続く。

 

 

 

 

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discipline

 近畿リーグを無事に三連覇で乗り切った六甲。全国大会までここからどれだけ積み重ねられるかが重要になってくる。そこで迎えた「試練の一番」関学戦だった。

 9月に予定されていたが台風の影響で中止になったこの一戦。関学大は翌日にリーグ最終戦を控えている大事な時期に、試合を組んでくれた。

 「この時期、学生と試合ができることはめったにありません。最初から爆発しよう!」

  後輩との戦いを前に、中村主将がゲキを飛ばす。毎日の厳しい鍛錬に明け暮れる学生に、六甲は毎年ペースをつかめず苦戦を強いられている。特に昨年の2試合は、立て続けに3トライを奪われたり、1トライも取れずに惨敗したりと翻弄された苦い思い出がある。だからこそ、クラブチームの意地を若き学生に見せつけたい。

 風下からのキックオフ。互いにキックの応酬で状況を探りあう。5分、キックに競り勝った六甲が敵陣に入る。数回ヘイズを重ねてFWがラッシュ。最後はHO上田が左中間に飛び込み、ゴールも決まって7-0と六甲が先制する。

 幸先のいいスタート。スクラムも序盤は優勢。このままペースをつかみたいところだが、そこは関学大。少しでも寄りが遅いとたちまちボールに絡まれ反則を誘い出す。24分にはゴール前ラインアウトからトライを許してしまう。

 「色々なオプションを試したい」(安部副将)と、この日のバックスはヘンリーをCTBに入れ、様々なアタックを仕掛けていく。しかし、やや不用意なキックも見受けられ、防戦の場面が多くなった。

それでも36分、SH谷がラックからわずかなスキをつき、相手の裏にでて大きく前進。SO前田がフォローよくボールを受け取り左中間にトライ。14-7。その後は関学の攻撃をしのぎ切ってのハーフタイムとなった。

 「自分たちのミスで苦しんでいるな。マイボールキープの意識をもっと高く持たないと」(北迫コーチ)

 後半、多くのフレッシュなメンバーを入れ替えてきた関学大が反撃に出る。3分、ラックからトライを許すものの、9分には六甲もHO加来がトライを決める。

 学生にあたり勝つ場面もあったり、は波状攻撃をしっかり受け止める場面も多かったが、いかんせん流れがよくない。せっかく耐えたボールを敵陣に持ち込んでは反則の繰り返しで六甲はリズムに乗り切れない。風上でいい攻撃をするが、ことごとく反則の長い笛が鳴り響く。

 最後は関学大FWの意地のトライを許し21-21のドローでノーサイドとなった。

 反則は関学が4に対して六甲は19…。単純に計算して190㍍下がったことになる。これでは勝てない。試合後、中村主将は悔しさを押し殺し切り出した。「今日の原因はFWにあると思います。不用意な反則が多すぎる。全国ではもっと強い相手と戦わなければならない。FWは責任を感じてほしい」。

 「リーグ戦ではなかなか経験できないタイトな相手と試合ができて課題が出てきたのは良かった。しっかりと修正していきましょう」(安部副将)

 麦は踏まれて強くなる。厳しい経験を繰り返してチームは上昇していく。

 試合の終わりに榎村GMが口にした「規律の大切さ」を改めて痛感した六甲戦士たちだった。

(三宮清純)

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●11月26日(日) 曇り 12:30KO 【姫路市スポーツセンター】

 ~播州大会・40分ハーフ~

 六甲 66(19-12、34-5))17 岡山クラブ

前2T2G、後6T5G      

★六甲クラブメンバー

1、加村→山田

2、上田→榎村

3、江原→山口徳

4、青山

5、上野

6、西谷→藤原

7、小杉

8、福島勇

9、和田

10、衣川

11、江畑→中島誠一郎

12、古屋→藤坂

13、拝原

14、橘高

15、二宮

SA~東畑、ビデオ~山口貴、監督~北迫 TJ~安部

サポート~竹中、谷、ヘンリー、村尾

播州大会の1カードとして行われました。

姫路市ラグビー協会の皆様、岡山クラブの皆様

ありがとうございました。

 

 

 

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●11月25日(日)晴れ 10時キックオフ 【関学グラウンド】

 ~強化試合40分ハーフ~

 六甲 21(前14-7、後7-14)21関学大

★六甲クラブメンバー

1、山田→日下

2、上田→加來

3、加村→江畑

4、青山→藤原

5、平岡→上野

6、伊藤→西谷

7、綿谷→小杉

8、中村

9、谷

10、前田

11、鳥原→吉野

12、ヘンリー

13、村尾

14、亀谷

15、安部→古屋

 翌日に関西リーグ公式戦を控える大事な時期に試合を組んでいただいた関学の皆様ありがとうございました!

 

 

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全国への覚悟

 

 この秋一番の冷え込みとなった東大阪市の「花園中央公園多目的球技場」。『花園第3』とも呼ばれている天然芝の最高の環境だ。

 後ろには2年後のW杯日本大会に備え観客席拡張工事が進められている花園メインスタジアムが見える。この日、高校ラグビーの大阪府予選決勝はキンチョウスタジアムで行われていたが、近畿リーグの優勝を決める一戦は、高校生たちにも負けない情熱がこもった激しいものになった。

 試合前、中村主将は3つのポイントを掲げた。

「キックチエイス」「組織的なアタック、継続」「0,1チャンネルのデフェンス」

相手は関西最強の実力を秘める文の里クラブ。円陣の中でたぎる想いは最高潮になった。

「まず初めの20分に集中しよう」「風下の前半はガマン。必ずチャンスは出て来る」

「第3」とはつくが、関西の聖地で3連覇をかけた戦いが始まった。

 

  風下からのキックオフ。文の里が効果的にキックを使い攻め込んでくるが、六甲は和田、玉川、安部のバックスリーが丁寧なキック処理でこれを防いでいく。

 7分、文の里に故意の反則によりシンビンが出て六甲にチャンスが巡ってくる。11分には文の里のキックを長身SOヘンリーが猛チャージ。CTB村尾が拾って22㍍を越える。ラックから出されたボールはFB安部に渡り先制トライをあげた。

 

さらには17分、右中間からCTB前田が突破。二人がかりのタックルにも負けずに右隅に飛び込んだ。難しい位置からの安部のコンバージョンも決まり、14-0と六甲がリードを広げていく。

 中村主将と同じく、故障のため前2戦を欠場。この試合に照準を合わせてきた安部。最後尾からキレのあるカウンターアタックで再三チャンスを演出。21分には再び左中間にトライをあげ、21-0とした。

 しかしこの辺りから文の里も落ち着きを取り戻し、本来の力を発揮し始める。№8上田の激しい当たりと突進、走力あるバックスリーのワイドな攻撃で六甲に迫ってくる。31分、六甲は自陣マイボールラインアウトで痛恨のミス。こぼれ球をつながれて左隅にトライを許してしまう。

 

  ここからは六甲にとってはガマンの時間になる。攻め込んでも反則の笛がなり、自陣に戻されることが繰り返され、このまま21-7でのハーフタイムとなった。

 円陣で中村主将はもう一度試合前の3つのポイントを徹底させる。

 「攻め込んでるのに反則取られるのは、やはり2人目が遅いから。(ラックで)ボールの上をしっかり超えていない。ちゃんと仕事をしてボールを出せば、バックスがトライを取ってくれるんだから!」

 風上の後半、SOヘンリーのキックで六甲は敵陣深くに攻め込んでいく。7分、ゴール前で文の里の反則を誘い、六甲はスクラムを選択。ジワリジワリとプレッシャーをかけていく。くんずほぐれつを繰り返した13分。ググッと8人が一体となって押し込みスクラムトライ。前3人には非常に気持ちがよいレフェリーの笛が鳴り響く。

 続く13分、今度はモールで執拗に攻め込んでいく。最後はFWリーダーでもあるLO青山がグラウンディング。35-7と試合を決めにかかる。

 トライからハーフラインに戻る中で、一人、しきりに巨腹をさすっていいたのは、広島から駆け付けたグリズリーPR永田だ。「いや、モールの中で僕のおなかをツネってくるヤツがいたんですよ。めっちゃ痛いのなんのって」と涙目状態。相手からすれば永田のパンパンのジャージで、スクラム同様、つかむところに苦労していたということだろう。

 

 その後も六甲は敵陣で優位に試合を進めていくが、文の里必死の防御もありトライに結びつかない。34分には変わったFL上野が身体を回転させながら巧みに前進。ゴールポスト付近にトライをあげる。終盤はあきらめずに攻撃を仕掛ける文の里に反則を連発。昨年はラストに4トライを奪われもろいところを見せたが、この日は最後まで粘り強いデフェンスを見せた六甲。終了間際に得たペナルティを、冷静にSO亀谷が決めて、45-7でのノーサイドとなった。

 これで近畿リーグ、3連覇。15連勝。24年連続24回目の全国大会出場を確実なものにした。

「無事にリーグ戦を全勝で終えて、ホッとしてます」と中村主将は少し笑顔を見せたが、すぐに厳しい表情に戻った。

 「試合前に話した3つのフォーカスポイントはあまり満足のいく内容じゃなかったですし、不用意な反則も多かった」としながらも、「それでも勝てたのはセットプレーの安定が大きかった」とFWをたたえた。

「あくまで僕たちの目標は日本一です。この結果に満足せず、ここからの全国大会までの期間を有意義に使ってレベルアップをしていきたいです」

 日本一から遠ざかってもう5年にもなる。メンバーの中でも優勝を知らない選手が多くなってきた。

「ここから全国大会の相手は、初戦から強豪ばかり。少しのミスが命取りなる。まだまだ全体的にレベルアップが必要」と北迫コーチ。ここ数年準決勝の壁に跳ね返されている選手たちに、自らも経験したクラブ日本一の喜びを味わってほしいし、またそのためにはここからの努力が重要になってくることを知っているからこそ、厳しい言葉を続けていく。

 もちろん、主将以下感じているものは全員同じはず。リーグ戦に出ていた選手、あまり機会に恵まれなかった選手も、夢舞台での出場を目指して精進していく。

 長年、全国の高校ラガーマンが汗と涙をしみこませてきた聖地で、奪冠への決意を表した六甲ファイティングブル。

 いまはただ走り抜けるのだ

 (三宮清純)

 

 

 

 

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