2009年、新年のご挨拶

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新しい年のご挨拶を申し上げます
2008年中は「六ヶ所村ラプソディー」をご支援いただき本当にありがとうございました。スタッフ一同、心から御礼を申し上げます。六ラプと愛称をいただいて、上映会数は500回を越えてもますます各地で観ていただいています。これも皆様の応援のおかげだと感謝しています。
六ヶ所再処理工場の状況といえば本来2008年中に本格稼動の予定だったのですが、大きくはガラス固化体=高レベル核廃棄物を製造する場所で問題があり、本格稼動は今年の2月ということになっています。しかし、ガラスと高レベル廃液を混ぜ込んでキャスクに流し込む場所が詰まってしまったり、それをかくはんしようとしたらその棒が折れ曲がってしまったり、その炉の天井のレンガが落下したり、しかももっとも解けにくい金属が入った廃液を本来混ぜるべきなのに、混ぜないでいたとか、さまざまなトラブルが続いています。高レベル放射性廃液はそばに行くこともできない非常に放射性レベルの高いものであり、溶液の状態で今、240立方メートルも溜まっています。溶液のままでは何かあったときに漏れると大変な事になります。だからこそ、ガラスに溶かし固めるのです。今、ある分だけでもガラス固化できると危険性も多少は少なくなるのですが、そこがうまくいけば本格稼動ということになります。なかなか難しい状況です。映画を作っている時は工場の建設費は2兆1800億円でしたが、最近の情報では2兆8500億円となりました。これらは私たちの電気代になってかえってきます。核燃サイクル計画が必要とする予算の大きさは本当にこのまま行くのか、行けるのかという議論が必要だと思わされます。

また、昨年から新しい作品に取りかかりました。スウェーデンと山口県祝島をすでに撮影しています。タイトルは仮に「ミツバチの羽音と地球の回転」としました。初心に返って作っていきたいと思っています。さまざまな価値観が問い直される時代に、私たちの選択のために、すこしでも足しになる作品にできたらと願っております。これからもどうぞご支援をよろしくお願いいたします。最後になってしまいましたが、皆様にとって、素晴らしい一年になりますようにお祈り申し上げます。


kama
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イベントのご報告

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11/19(水)に行われた、patagonia渋谷ストアのイベントの様子です。
『六ヶ所村ラプソディー』~オフィシャルブログ-patagonia3

『六ヶ所村ラプソディー』~オフィシャルブログ-patagonia2


閉店後の店内にスクリーンと客席が設けられ、
鎌仲監督とお客さんの距離がとても近い、親しみやすいトークイベントでした。20:30よりスタートしたイベント。
お仕事帰りに参加された方が多かったようです。
ご来場いただきありがとうございました。


Voice yore choice
http://www.patagonia.com/web/jp/patagonia.go?assetid=36468

patagoniaでは売り上げの1%を自然環境の保護と回復に充てています。
また、直営店では地域で活動する環境保護グループへの支援として
売り上げの一部を助成金として寄付するプログラムが行われています。
渋谷店では以下の3団体への寄付が決まっていますが

●エコアクション 虔十の会(東京都)
http://homepage2.nifty.com/kenju/
●日本の海岸環境を守る会(千葉県)
http://www.surfer-kaze.com/
●那珂川ウォーターネットワーク 鶴亀隊 (栃木県)

なんと助成金額を決めるための投票BOXが店内にあります!
『六ヶ所村ラプソディー』~オフィシャルブログ-patagonia1

http://www.patagonia.com/web/jp/patagonia.go?assetid=6565
こうした企業の取り組みに希望を感じますね。
みなさん、わたしたちの一票を環境のために投じましょう~




11/15(土)に行われた、鎌仲監督と中沢新一氏との対談の様子を
多摩美術大学 芸術人類学研究所のブログでご紹介いただきました。
『六ヶ所村ラプソディー』~オフィシャルブログ-思考をうながすメディア


「六ラプ」上映会、対談には大勢の多摩美の学生がいらっしゃいました。対談後の交流会も学生と一緒に盛り上がりました。
多摩美のみなさん、芸術人類学研究所のみなさん、
どうもありがとうございました~

21世紀文化論「思考をうながすメディア-「六ヶ所村ラプソディー」から」報告より
http://www2.tamabi.ac.jp/cgi-bin/iaa/article.php?id=85


staff


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トークショウのご報告

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今晩、新宿Naked Loftでの高遠菜穂子さんとのトークショウが無事に済んで帰ってきました。今日、来て下さった皆様、本当におつきあいいただきありがとうございました。予定よりも1時間もオーバーして二人で話してしまいました。高遠さんのイラクの最新報告もさることながら・・この4年間コンスタントにイラク支援を続けてきているのですが・・
高遠
今回は発電機や毛布や暖房器具を支援したそうです。今やイラクの難民は国内外を併せて400万人になってしまったそうです。全国民の人口が2千400万人の国で400万人が難民だなんて、想像を絶します。
今日の話で、高遠さんが一番怖かったものが、なんと日本の社会とマスメディアだったことが解りました。
Naked Loftでのテーマはいつもメディアを切り口にしています。今日はこのトークショウの前に雑誌の取材を受けました。そこで、「今や六ヶ所を扱わない雑誌は環境意識を疑われますよね」という発言があり、そうかあ、そこまできたか、、と思ったのでした。ちなみに今日取材していただいた雑誌は「天然生活」さんでした。
天然
kama
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巡る時間に寄せて

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怒濤のような勢いで2007年が過ぎてしまった。そう感じている人は多いかも知れませんね。
一日たりとも六ヶ所の事を話題にしない日はなかった一年でした。上映会もおかげさまでものすごく広がりました。そしてますます地下水脈のように日本の地域にしみこんでいこうとしてています。今年、映画を上映して下さった方々、観て下さったかたがた全ての人たちに心から御礼を申し上げます。北海道から九州まで、出会いに出会いを重ねた一年でした。私が上映会で出会ったひとたちは日本の最良のハートを持った人たちだと感じています。書いて下さった
アンケートの山をひとつひとつ読むたびにいかに普通の市民が考える力や共感する力を持っているか、伝わってきます。そして、2007年年末に一冊の本が出版されました。この間青山ブックセンターに買いにいったら、なんと売り切れでした。
ロッカショ 2万4000年後の地球へのメッセージ/STOP-ROKKASHOプロジェクト

¥1,200
Amazon.co.jp

私も小さなコラムを書かせていただきました。坂本龍一さんやSUGIZOさんが六ヶ所に代表される核燃サイクルをどう知り、どう捉え、これからどうしようとしているのかが解りやすく伝わる本です。一押し。新年の一冊目に選んで下さい。アップリンクでの劇場公開もまだまだ続いていきます。どうぞ新しい年も新たな気持ちで「6ラプ」をよろしくお願いします。
kama