ハワイ2

先週の日曜日にハワイ大学で上映をしていただきました。上映会に先立って、ハワイのテレビで紹介していただきました。映像をここから観ることができます。
http://kgmb9.com/main/content/view/8161/40/
主催してくださったサーフライダーズファウンデーションからの報告では様々な人々が参加してくださってとっても有意義な上映会だったそうです。上映会の模様はこちら。
ハワイ1
ハワイ3


この上映会が持続可能な社会を築く、新しいネットワークへの大きなステップになることを期待しています。主催してくれたサーファーの皆さんに感謝を込めて MAHALO!

kama

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受賞しました~!

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皆様、すこし遅ればせながら明けましておめでとうございます。1月元旦から六ヶ所再処理工場で起きた事故のニュースが流れました。燃料棒を裁断する機械から油が漏れたということです。大事に至らなくてよかったです。今年も六ヶ所で明け暮れする一年になる予感がします。 さて、「六ラプ」が完成してからはや1年と10ヶ月が経とうとしています。海外の映画祭で上映されるようになってきましたが、ここまで「無冠」。何の賞もいただけないなあ、寂しいなあ~と思っていたら知らない間に賞をいただいていたのです。今日、初めて知りました!!賞を下さったのはあの「きっこのブログ」のきっこさんです。
http://kikko.cocolog-nifty.com/kikko/2007/12/index.html
なんと☆2007年ベスト邦画賞をいただきました。この映画に賞を下さるなんて、きっこさん
ありがとうございます!!初受賞を新しい年に発見して応援してくださるみなさんと喜びを分かち合いたいと思います。
kama
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お知らせです。「きっこのブログ」に映画の事を書いていただきました。ぜひ読んでください。

http://www3.diary.ne.jp/logdisp.cgi?user=338790&log=20070419

昨日シカゴのDEPAUL大学で「ヒバクシャー世界の終わりに」を上映していただきました。とってもいい反応をいただきました!!金曜日はシカゴ大学で「六ラプ」を上映します。なんとシカゴがあるイリノイ州でジェネラルエレクトリック社が六ヶ所と同じ再処理工場の建設を企画しているのだとか。ここでも人事ではないのです。

kama

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詩人からのメッセージ

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皆さん、詩人アーサー・ビナードさんをご紹介します。私がこの詩人を知ったのは朝日新聞の夕刊に毎木曜日に連載されていたコラム、「日々の非常口」からでした。日本人よりも鋭い日本語への感性、社会を切り取るその視点のユニークさ、そしてユーモアにすっかりファンになりました。そのアーサー・ビナードさん、最近はこんな本を出されました。


第五福竜丸

これは1954年、53年前に起きた第五福竜丸事件を絵本にしたものです。ベン・シャーンという

天才的な画家を絵を描き、文章をアーサーさんが担当しています。素晴らしい本です。

「六ヶ所村ラプソディー」の評は


絵手紙
この雑誌に書いていただきました。ご本人の許可を得て引用します。

遠くて近きは放射能汚染

国籍や人種、職種、宗教、学歴などで人間を振り分けることは、ぼくの体質に合わない。

「日本人だから・・・」「アメリカ人というのは・・・」と十把一絡げに言っても、実際はみな違っていて、せっかくのその多様性を言葉が消し去ってしまう。例えば好きな女性のタイプは?」と聞かれると、何と答えたらよいか分らず、タイプじゃなくて、ぼくが好きなのは個人だ、と思うのだ。分類を拒むバラエティーに富んだ個性的な個人。

「嫌いなタイプ」も、別に決まっていない。ただ強いていえば苦手な類は一つ、あるにはある。何か長期にわたるような問題について話し合っているとき、「そうなったころにはどうせこっちは生きていないし・・・」とか「もう年だから、俺たちには関係ないけどな・・」とか言える人だ。地球温暖化、それに伴う異常気象、海面上昇、あるいは放射能汚染が話題にのぼると、だいたい誰かがそんなセリフを吐く。

この地球に生まれ、「年だから」とのたまえるほど生き長らえておいて、その間に自分が自然環境からどれほどの恩恵をこうむってきたのか、まったく分っていないわけだ。いい年をして、「立つ鳥跡を濁さず」という日本語も知らないのか。濁しっぱなしであの世へ飛び立って、あと野となれ産業廃棄物の山となれーどうせそれだったら、今からさっさと飛び立ってくれ!なんて、ときには怒鳴りたくなってしまう。

ドキュメンタリー映画「六ヶ所村ラプソディー」の中でもぼくの苦手な類の人はちょい役で登場する。青森市内の路上で監督が、通りかかった男性に、六ヶ所村核燃再処理施設から出る放射能をどう思うか、と尋ねる。すると男性は、自分はもう「年だからいい」と返す。

青森県下北半島の付け根に、二兆一千九百億円の工事費が使われて建てられた施設では、原子力発電所から出る核燃料のゴミを、再処理しようとしている。燃え残ったウランと、

生成したプロトニウムを取り出して、いずれそれを燃料にしようという計画だ。ところが、

その工程で大量の放射能が発生する。高さ百五十メーターの煙突から、放射能ガスと蒸気が大気中に放出され、放射能たっぷりの排水と廃液は海に流される。原子力発電所が通常、一年の間に出す放射能汚染を、六ヶ所の再処理工場はたったの一日で出す。その一年間の

排気と排水に含まれる放射能は、ざっと5万二千人分の致死量に相当するのだ。

再処理工場を雇用先として歓迎する住民と、反対を続けている住民と、工場でうるおってきた建設会社の社長と、風下で畑仕事をせざるをえない農家の人々とー「六ヶ所村ラプソディー」はさまざまな立場の人間に耳を傾け、その素顔をとらえている。みているうちに村の土の匂い、青森の季節の移り変わりと歴史の流れが、静かに迫ってくる。

そこで気づく。国民の大部分が無関心でいられるのは「どこにあるか分らない、どうせ行くこともないし」、つまり「遠いから関係ない」と思い込んでいるからではないか。「もう年だからいい」とごまかすには、まだ年齢的に早い人間は、距離でごまかしているのだ。

原発が一年で出す放射能を毎日放出する施設が、東京近郊にもし、できたなら・・・。

しかし、本当に青森は遠いのか。日本のリンゴの半分以上が青森産で、ヤマイモも四割近くがそうだ。ニンニクときたら八割以上が青森からやってくる。再処理工場の排水と廃液がどんどん流されていく三陸沿岸は、ウニやアワビがたくさん獲れるところで、さらに全国のワカメの七割も産している。日常的に青森は、みなの食卓に直結している。

そしてまた電気を点けるたびに、遠い六ヶ所村とつながる。再処理工場を稼動させているのは、ぼくらだ。」


アーサーさん素晴らしい評をありがとうございました。


kama


誕生日

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今日は広島に来ています。昨日の三日、そして今日四日は一年前ちょうど「六ヶ所村ラプソディー」を公開した日です。昨日は大阪と広島、今日は岩手の遠野、広島で二ヶ所で上映があります。ちょうど映画の誕生日に日本のあちこちで上映していただけるなんてものすごくうれしいことです。この一年映画を観て下さった方々、上映してくださった方々、本当にありがとうございました。地味な映画が一年間、じわじわと広がって、未だに上映が続いているどころかますます広がっていく勢いなのは皆様のおかげです。心から御礼を申し上げます。映画を公開した一年前から比べていかに六ヶ所の事に興味を持つ人が増えたか、考えると奇跡のようです。これからもどうぞ応援、よろしくお願いします。

kama

スリランカのコロンボ港からピースボートに乗って、紅海の奥にある港、アカバまで航海してきました。

私のように行く先々の港から乗って途中下船する人達を水先案内人と呼んでいます。今回は「ヒバクシャ」を上映して、いろいろと討論も交えて話してきました。500人近くも若い人達が乗っていて、毎回、その中から志願して何人かが会場の設営や看板、いろいろな雑用を手伝ってくれます。(水先案内人パートナー、略してミズパ)

とっても元気で好奇心旺盛な若者たちでした。みんな六ヶ所のことも、原子力発電のことも、被曝のことも

何も知らなくて、とにかく疑問の嵐が吹き荒れました。見てるこちらも新鮮。でも私だって、ほんの数年前に

イラクに行って初めて放射能っていうものに具体的な興味を持ったわけですから、この若者達の方がよっぽど進んでいます。

500人の若者と500人の熟年から老年の方たちが乗っていて、一回のセッションに参加するのはその中の

四分の一ぐらいでしょうか?「ヒバクシャ」からチェルノブイリ20年とういこともあってお話はどんどん六ヶ所へ。原発なしでどうやって暮らしていけばいいのか、これまでの経済成長を支えたのは原発だ、職業選択の自由があるのだから、いやなら他の仕事をすればいい、など様々な意見が出てセッションは日を追うごとに

熱を帯びてきました。いったいどうしたらいいのか?このままでいいのか?若者達は皆、大きな宿題を抱えこむことになりました。彼ら、彼女らの未来を決めているのは現在です。だからこそ私たちは話し合わなくてはならない、はずです。

「アラビアのロレンス」という映画の舞台になったアカバで下船し、車でアンマンへ。ここにはイラク医療支援の拠点、JIM-NETの事務所があるのですが、寄る暇もなく機上の人となりました。


昨夜はJーWAVEで二ヶ月に一度の坂本教授の番組が放送されました。私のインタビューは、というと

番組の最後の部分でかなり長く放送されました。ラジオ坂本のHPにはこれが一番いいたかったこと。と

見出しがあります。私のインタビューは全部ここで聞くことができるようになっています。

http://www.j-wave.co.jp/original/radiosakamoto/top.htm


私のキイワードは「開く」です。

情報を開き、心を開いて、今起きていることの根本を見つめたいと思います。

それからどうしようか? できることをしてゆく、誰かと話してみる、動いてみる。いろいろいっぱい

できることはあるし、未来を変える可能性だっていっぱいあると信じています。

坂本龍一さんの番組

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4/19日、急に連絡があってJ-WAVEで収録をしてきました。

坂本龍一さんが5月7日にJ-WAVEで六ヶ所に関する特集番組をホストします。

そこで「六ヶ所村ラプソディー」を観てみたいという申し出をいただきました。

さっそくお送りしました。

私は今日からピースボートに乗ってしまうので、では出かける前に六ヶ所に関するコメントを

下さいということで行ってきました。

坂本教授からの質問は

なぜ、村人は反対しないのか、再処理工場が稼働するとどんな影響がでるのか、

なぜ、それまでに核燃に確執があるのか、などでした。

やはり、マスメディアでこの問題をとりあつかうのは障壁が多いのですが、

さすが、坂本教授、ストレートに取り上げていただけるようです。

私のコメントが生きるかどうか、解りませんが、みなさん

聞けるかたはぜひ、お聞き下さい。HPからもアクセスできるはずです。


では今日からしばらく船上生活です。


かまなか

25日からむつ市、青森市、弘前市、六ヶ所村、八戸市と無料の試写会をしてきました。


全部で150人ぐらいの方々に観ていただきました。


いろいろな反応がありました。


そして明日、実質的な稼働とも言えるアクティブ試験の安全協定締結が行われるというニュースが


入ってきました。朝日新聞によると


「28日に原燃は岩手県の自治体や漁業関係者に対し、宮古市と久慈市で説明会を開くが、これについて三村知事は「青森県民の安全安心に対する思いを最優先するのが私の立場」と述べ、協定締結への判断には影響しないことを強調した。」




「青森県民の安全安心に対する思いを最優先」と言っているが、県のアンケート調査によれば県民の80%


以上が不安を感じているという。この矛盾した発言が理解できない。




議論が十分に尽くされたとは到底いえないと客観的に思う。


国民のほとんどが核燃料サイクルの意味すら解っていないのではないだろうか。


再処理することは青森県だけの地域的な事柄ではないはずだ。国民に広く知らしめることなく


巨大な国家的プロジェクトが決められていくことに疑問を感じます。


民主主義的ではないと感じます。これは別に賛成だから反対だからという次元ではなく、そこにすら


至っていないのではないでしょうか?


どのテレビ局が核燃料サイクルに関して特集したというのでしょうか。ノンです。




今回の試写でいただいたアンケートからいくつかの意見を抜粋させていただきます。




「ひとことでは言えません。出て下さった人々の言葉が何よりのリアリティとしてぶつかってきました。


映像ならではの力だと思います。この地で自分に何ができるか、改めて問われました。」




「六ヶ所村民の再処理工場に対する考え方が良く表現され、理解することができました」




「知人の葬儀も欠礼してこの会場に来ました。私に息子や孫がいなければ関心ももたなかったかもしれません。六ヶ所の人々の苦悩、生きるということの大変さ、を見せていただき将来の青森を心配しています」




「一番の悪は無関心であるーマザー・テレサ」




「賛成、反対、どの立場をとるにせよ、自分の生きている数十~数百キロ四方の規模の地域ではなく


人類の未来につながる選択をしていることを自覚しなければならない」




「大変中身の濃い2時間でした。電力消費地の人たちに観てほしいなと思いました。核燃について考えさせられると同時に六ヶ所村と周辺の人々の優しさ、豊かさが伝わってきました」




「”生きる”人間の強さ、そして”生活していく”人間の弱さ、複雑です。ただ幸福の神髄とは何なのかを


追求すれば真の豊かさとは何かを思い巡らせば、自ずと自分の歩む道が見えてくるような気がします。


それを思わせるような映画でした」




「六ヶ所村と同じようななーんもない田舎に住んでいるので村のおっちゃん、おばちゃんの言葉にできない


思いが伝わってきました」




鎌仲 ひとみ

上映会、大盛況でした

テーマ:

3月3日4日の上映会が無事盛況のうちに終わりました。

来てくださった方々、手伝ってくださった方々、本当にありがとうございました。

今回はデジタルカメラで撮影し、PCで編集し、その後現像所でビデオからフィルムに変換しました。

私にとって初めての試みです。

その節目節目で、いろいろ予想外の問題が沢山、おきました。最後のフィルムに変換するときも色が思ったように出なくて大変でした。3月2日にようやく現像所から上がってきたものを皆様に観ていただくことができました。ほんとに焼きたてのほやほやだったんです。


いったいどういう風に受け止めてもらえるのか、どきどきしていたのですが、上映後、皆様からいただいた

感想に、私が感動しました。

作りながら悩んだことがそのまま映画に出てしまっておりましたが、そのことに沢山の方々が共感してくださったんです。そして原発の電気を使う自分自身の生活と六ヶ所の生活を引き合わせて考え、いろんな感想

がすぐには読みきれないほど集まりました。

これから少しづつこのブログでも紹介させていただきます。


友人のりかりかさんはこう書いてくれました。


「人間はすぐには変われない。

でもいつか芽吹く為に

こうして今、種をまいている。

あまりにも蒔く人が少ないから

蒔くのだ。


中略

六ヶ所村の推進派も反対派も、いいえ、わたくしたちだって、願いはひとつなのだと感じた。
子どもたちのために未来をよりよい社会にして行くのを目的として、推進したり反対したりしているのだ。
みんなよかれと思って、少なくとも今は、やっているのだ。

いったい何ができるのか。

いったい何をしないことにするのか。

わたくしにはわからないことばかりだ。

しっかりと見守りながら考えたい。」



六ヶ所は今ものすごくゆれています。こんどはその状況もお知らせします。


鎌仲