北海道から帰ってきて、ちょっとぼおっとしたいのにばたばたしています。

イラクから来ていた友人が昨日帰りました。彼の周囲で起きている殺戮の現実は

本当に暗澹としてしまう凄まじさです。生き延びてほしいと願いながら戦乱の祖国へと

向かう彼を羽田で見送りました。


一方、仙台で6/25に上映してくださった木村理恵さんから次のようなメールをいただきました。

本人の許可を得て転載します。上映会は230人が参加して大盛況だったそうです。

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上映後も「サーフショップで六ヶ所を語る会を持ちたい」「学祭で取り上げたい」などの問い合わせが来ています。グループ現代さんを出た足で府中の「カフェスロー」に行き、「ストップ六ヶ所」というイベントに参加してきました。会場を埋めた100人ほどの若者たちは、2時間半を超える田中優さんの講演に聞き入っていました。田中さんの話にもですが、若者たちの真剣さにも打たれました。中村隆市さんのサポートで五分ほど時間をいただき、私も「六ヶ所村ラプソディー」の仙台上映会の成功や、会場で撒いた「六ヶ所村ツアー」に反響する若者たちのこと、地元県会議員や河北新報編集長らの無知さ、それらとどうリンクを張るか模索中の「三陸・宮城の海を放射能から守る仙台の会」の取り組みや知事への署名協力を訴え、会場のみなさんから暖かい声援をいただいたことなどを、昨夜仙台の「上映打ち上げ兼、10月上映会に向けての交流会」で報告し、22~80歳までの男女30人ほどと(初顔も多いのに最後まで退席者おらず)うっとり飲み会しました。市民活動=政治活動として何十年も「闘って」きた先輩方が、「こんな雰囲気でやれるとは」と驚いてました。団体同士の関係性でチケットを買い合い、いつもと変わらぬメンバーの集まりに慣れっこになってた方々が、今回は二か月しか準備ないんだから赤字当然。補填はやるから頑張って!と言ってた先輩方が、会場を埋めた若者を見て、元気になっちゃってます。まさに「ドキュメンタリーの力」。監督、感謝です。

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木村さん、こちらこそ感謝です。

映画は観て頂いて、なんぼでございます。さまざまな感想、批判が書かれた

アンケートの分厚いコピーもいただきました。

こうやって広がってゆくなんだか素敵なつながりにどきどきしています。

エネルギーの未来は実は明るく、気持ちのいいものになる可能性がすごくあるのでは

ないかしら?

ぜひそうしたいですよね。


kama