2010-07-15 21:07:24

与那国バリアフリー「海の映画祭」レポート

テーマ:ブログ
7月1日から3日間、「老人と海」の撮影地、与那国島の久部良漁港で
「海の映画祭」が開催されました!


公開から20年が過ぎたにも関わらず島の皆さんや島外からの方までが「老人と海」をもう一度観るために上映会へ足を運んでくださいました。映画館のないこの島で会場になったのは久部良多目的施設。ここには糸数繁さんのサバニが展示してある他、外壁には「老人と海」の大きな画が施されています。会場では本橋誠一さんの写真展も行い、皆さん懐かしそうに見入っていました。

今回ディレクターズ・カット版として新しくなった「老人と海」ですが、バリアフリー版も新たに制作し、日本語字幕、副音声つきで目や耳に障害がある方だけでなく、小さなお子さんや高齢の方にも楽しんで頂けるよう上映しました。

ジャン・ユンカーマン監督、本橋誠一さんも映画祭に参加し、島の方々との久しぶりの再会や新しい出会いを喜びました。下の写真はジャンさん、本橋さんにはさまれて、20年前も映画の中で新聞配達をしていたマサノブさん。今も毎日空港で新聞を受け取り、自転車で配達を続けています。あれ、もしかしてこの黄色い手ぬぐいまで20年前と同じ?!


映画『老人と海』公式サイト


一番盛り上がったのはなんといってもカジキ釣り大会前夜祭で行われた野外上映会。8時近くになってようやく日が暮れて上映開始です。ござを引いて小さい子からお婆ちゃんまで家族皆で映画を楽しんでくださいました。懐かしい島のホームビデオを観るようで、誰一人静かになんて観ていられません。それぞれの家族の若い姿が映る度にあちらこちらで大笑いと拍手!糸数のおじぃがサバニと格闘するところでは「うわぁー!」「危ない!」、釣り上がるシーンでは「大きいね~」と歓声があがっていました。

今回の映画祭を主催してくださった与那国町の皆様、映画祭に来場してくださった皆様、本当にありがとうございました。また是非来年も映画祭を開催したいですね。


【文・写真:石田優子(シグロスタッフ)】

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