元ロッ研の部員によるCDレビュー!!
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2016年10月24日

Stranger / 星野源

テーマ:ポップ

度々失礼します、'13のえっくすです。

元ロッ研、というだけあって大学入ってから色んなバンド・アーティストのコピバンをしたりしました。

自分が今まで聞いてなかったものとか、知らなかったものとかたくさんあって、それを自分たちでやったり、あるいは誰かがやっているのを聞いたりして知ったり、とか。

実はレッチリとかもちゃんと聞いたことないクソ邦楽大好きなひねくれプチメジャーばっかり聞いてるマンだったので、いやはや、本当に趣味趣向変わるレベルでいろんなもの聞いたなあという感じです。レッチリは「Look Around」と「Stone Cold Bush」が好きです。

やー、いろんなものを知れたりしていいですねこのサークルは。音楽のみに限らず…その…人の闇とか…。

 

さて今回は、そんな前置きを書いておきながら別にコピバンしてから知ったわけじゃないんだけど、大学入ってから知りました大好きですっていう人の話をしますよ。

 

僕が星野源さん大好きなんですよって話、しましたっけ?

ここではしてませんね?します。

 

僕が星野源さんを知ったきっかけは、そもそも好きだった凛として時雨のドラム・ピエール中野が「Crazy Crazy」でドラムをやるとのことで聞いたのが最初で、しかもハマ・オカモトがベースやるの?聞くしかなくない?ということでPV+販促のを見たのがきっかけ。

当時の既存曲を掘り下げてるウチに、暖かくてどこか寂しいサウンドに惹かれていったわけです。

だから最近のはっちゃけてちょっとチャラい感じの星野源が好きになったんじゃないんです、誤解です信じてください、それもそれで好きっちゃ好きですけど本当に好きなのは根暗陰キャラっぽい源さんが好きなんです、なんだなんだ新垣結衣と楽しそうに踊りやがって畜生。

 

で、今回紹介するのはその「Crazy Crazy」…の前に発売されたアルバム『Stranger』です。

 

 

大ヒット作である『YELLOW DANCER』も悪くないんですが、この頃の「垢ぬけないながらもオシャレさを求めてるようなあたたかい星野源サウンド」の最盛期が僕は好きです。

たとえば1曲目の「化物」。

暖かく、虚飾のない穏やかな、それでいて張り切る姿の見えるような、イケてない男子の頑張りのような切なさを感じさせる明るさがいいですね。

SAKEROCKのサウンドも温かみがあって好きですが、歌詞がのって歌声も含めたハーモニーとして聞いた時の明るすぎない、子供でもない、オトナになりきれてもいない、その途中の感じが好きです。

あとはこの頃はちょうどくも膜下出血を発症する前後の作品なので、どこか暗かったり、あるいはそういうテーマを感じさせるような作品も多々あるのが特徴のように思います。

 

こちらはアルバムでは3曲目の「夢の外へ」。

PVのダンスなども源さんの魅力の一つですね。他にはご存知の通り役者をやったり、コラムなどで執筆したり、ギターに限らずマリンバを演奏したり、シングルやアルバムごとに宅録音源を収録したり、ラジオでは現在オールナイトニッポンを担当するなど、様々な活躍の仕方をしています。マルチすぎてこわい。

コード進行の使い方もちょっと特徴があって、本人がジャズやブラックミュージックなどを聞いていたバックボーンから持ってきているのか、やや複雑なコードが随所に挟まったりします。その進行の妙がまた面白いですね。決して「役者の片手間で作った」ような曲じゃないのがすごいところだと思います。いやホントに。いつ寝てるんだアナタ。

 

そして最後はアルバムだと11曲目の「知らない」。

「SUN」や「恋」などの最近の明るい感じも好きですけど、こういう憂鬱で儚くて美しくて切なくてつらいみたいな曲が僕は大好きですね。というかこの曲本当に好き。

ロックやダンスミュージックに疲れて、ただただ薄明りの中で憂鬱に浸りたい時、もう戻れない過去を思い出して辛くなる時とかに聞きます。たぶん。

明るいだけが、叫ぶばかりが、飛んで踊るだけが、手足を躍動させるような音楽ばかりが音楽ではないんです!

つらい気持ちに寄り添うのも、重たくて動けない心と体に寄り添うのもまた、一つの大事な音楽の側面だと思います。

 

優しくて、うじうじして、明るく振舞ったりして、考え込んだりもして、そんな地味なようでプレシャスなヒトの営みをそのまま歌っているような、そんなあたたかくてやわらかい源さんの歌が僕は好きです。

とてもつらかった時期に「知らない」に巡り合って、僕はすごく救われた気さえしました。着飾らない、矮小化もしない、ただ淡々と続く哀しみ、ただ淡々と寄り添う事実に対しての共感のような、上からでも下からでもない真っすぐな手が差し伸べられたような気がしたのを覚えています。

色々な音楽のアプローチがある中で、そういう素直さを忘れずに表現できていること、綺麗なものを綺麗と、哀しいものを哀しいと、けれどそれをまっすぐには言いにくいということをまっすぐに言う感じが、とても、彼らしくて、いいなあと思っています。

 

本当にくも膜下出血から回復してくれてよかった。今こうしてスターダムを駆け上がって、役者として、あるいは歌手として、多様な活躍がもっと見られるだろうというのが幸せでならないです。

明るくなってチャラい曲を歌うようになって調子づいている源さんも好きだけど、哀しみから逃げずに表現しようと挑み続けていたあの頃の源さんも好きです。

 

アルバム『YELLOW DANCER』の中にも実はチャラくなくて『Stranger』の頃のような寂しい楽曲がいくつかあります。あのアルバムは「新しい星野源」の中に「今までの星野源」を感じさせるものが時々見られるので、そういう点から言っても非常にオススメです。オススメなんですが、僕としてはぜひ『Stranger』を聞いてほしい。

『ばかのうた』ももちろんよかった。「くせのうた」とかは名曲だと思う。『エピソード』もとってもいい。「くだらないの中に」「未来」なんかは本当にたまらん。だけど、どれを一番推すかと言われたら『Stranger』ですね。

 

たまには、「メジャーはクソ」とかいうのをやめて、メジャーでもいいものはいいと認めて、素直になって曲を純粋に楽しまないとな、と思い返すのでした。

それでは。

 

追伸。

『恋』が発売になりましたが、それのダンスをガッキーが踊ってるヤツ、改めてちゃんと見たんですがやっぱガッキーかわいいっすね、ちくしょ~かわいい。笑顔が素敵。

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2016年10月24日

GUIDING LIGHTS / skyharbor

テーマ:ジェント

'13のえっくすです。

前回記事を書いてて思い出したのでこちらのアーティストも紹介します。

 

skyharbor

 

プログレッシブメタルとオルタナティブメタル、それからアンビエントの要素もいれたアメリカ…と見せかけて実はインド出身のバンドです。中核メンバーの一人、ギターのKeshav Dharのスタジオプロジェクトが最初だったらしい。

まずはどんなサウンドのバンドなのか。今回はアルバム『GUIDING LIGHTS』からこのバンドを見ていきたいと思います。

 

アルバム1曲目、「Allure」。

いわゆるDjentと言われるポストハードコアジャンルをさらに発展させ、「Post-Djent」とさえいえるリフとアンビエントサウンドの融合がこのバンドの大きな特徴です。

この当時のメンバーは全員で6人。2016年現在は5人で活動をしているみたいです。

この時のヴォーカルのDaniel TompkinsはもともとDjent系バンド・TesseracTのメンバーで、その活動と並行してskyharborにゲスト参戦、その後公式にメンバーの一人として加入しました。一度脱退してskyharborに専念することになるのですが、その後再びTesseracTに再加入し、逆にskyharborを脱退しています。なので現在はEric Emeryというヴォーカリストに代わっています。ついでに言うとこの特徴的な複雑かつ手数の多いドラムのAnup Sastryも同時期に脱退、Aditya Ashokというドラマーに代わっています。ちなみに僕は二人とも好きです。

TesseracTは僕大好きなので今度紹介しますね。Anup Sastryはソロでの活躍もしています。どちらもYoutubeなどで楽曲が公式発表されてたりしますのでぜひ聞いてみてください。

 

2曲目「EVOLUTION」。こちらはPVです。

コスモをも感じさせる音の広がり、どこか奥底からのエネルギーを感じさせるエモーショナルな展開、自然な流れの上に繰り出される複雑なリズムパターンなど、エピックかつユニークなサウンドに仕上がっていると思います。

「Let Me Burn / This is Evolution」の歌詞に相違ないサビでの爆発性の昂ぶり方、まさにアップデート・拡張されていく身体の内なる昂ぶりのそれであるように聞こえるこのクリエイションは一級品だなあ。

 

最後はアルバム9曲目「Kaikoma」。

Djentらしい複雑さを、しかしそれに代表される重たく歪みの激しいリフの応酬ではなく、幽玄に流れる空気感の中で発揮されるどこか耳当たりの優しいイージーなディストーションギターの音色で奏でるところが好きです。ミックスの妙かな。

そしてこの曲の変拍子でありながらも違和感の少ない自然さ、コード進行の面白さなどもさることながら、曲中の中間部に突如聞こえてくる日本語の語り部分…正直ちょっと笑いましたが、そういう世界観なんだろうなあというのがより伝わってくる感じがグーです。正直突然すぎて笑いますが。

 

他にもこのアルバムの中だと例えば8曲目の「Guiding Lights」が緩急の付け方が上手くていいですね。Djent系のエモいバラードとはこういうことなんだ!っていう感じ。

あとはこのアルバムは基本的に前後繋がっているのでアルバム通して聞いてもらいたいですね。

Djentの要素もふんだんに取り入れながら、しかし楽曲通してDjentらしい印象は色濃く見せず、むしろアンビエントやオルタナの濃厚な旨味を感じるサウンドワークは非常に見事です。Djentサウンドってどうしても「単音の複雑なリズムによる全員でのユニゾン」っていうテンプレート、あるいは「ダウンチューニングした解放弦をめっちゃ歪ませて鳴らす」というテンプレートに陥りがちなんですが、そういった単調さはそれほど感じさせないばかりか「Djentなのに綺麗」という不思議な印象さえ与えるこのアレンジ力は素晴らしいと思います。

 

2015年以降フロントマンやドラムが代わってはてどうサウンドは変わったかな、と思いながら「Chemical Hands」を聞いたのですが、どちらかというとアンビエントさは少し潜めて再び重たいリフが主張されてきてる感じ?「Blind Side」の方は比較的それらしい落ち着いたアレンジ、かつエモい仕上がりになってますね。どちらの曲にしても低音の強調が増えましたね。「Blind Side」はオススメです、変拍子バラードとか最高か。

 

そういえばTesseracTの方も新曲とか出てた気がするな、そっちも聞かなきゃ。

それでは。

 

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2016年10月24日

New Demons / I SEE STARS

テーマ:メロコア

'13のえっくすです。どうせ誰も見てねえんだろうなあなんて思いつつ。

'16の秋入学の新入生とかですってよ。こわこわ。

相変わらず僕は部室の妖精をしてます。ドラム本職といいつつキーボとかベースとか、たまにボーカルもやります。ギターは相変わらずからっきしです。

 

さて、すっかり様変わりしたロッ研の今のメインストリームはJ-ROCKですかね?

『君の名は。』のヒットで思い出したようにRADWIMPSやったりとか、バンプやったりとか。ワンオクがもしかしたら一番人気か?

エモいのが好き、ということでモンパチやったりとかもしてますねそういえば。

あとはサカナクションとかいきものがかりとかもやってましたね。

すっかり邦楽色・メジャー色の強くなったサークルになりました。それはそれで。

 

そんなサークルの雰囲気に「待った」をかけてやろうかと思い立ったので、今回は洋楽で今じわじわとヤング層に受けてきてるらしいエレクトロニコアバンドを紹介しようかと思います。

 

I SEE STARS

 

アイ・シー・スターズ。メタルコアのサウンドにエレクトロ、ダンスミュージックの要素を加えた、ハイトーンクリーンとシャウトの光る、現在進行形でキレを増していっているバンドです。写真は今回紹介するアルバム『New Demons』のカバー。

どんなサウンドなのか、まずはこちらを聞いてみましょう。

 

 

こういうサウンド。こちらはアルバム『New Demons』から2曲目「Ten Thousand Feet」。

ディストーションのリフが奏でる重厚ハーモニーにのっかる衝動的なドラムサウンドとシャウト、突き抜けるクリーンボイス、冷たく機械的ながらもエモーショナルを薫らせるシンセサウンド、これらのミックスが引き起こしたこの化学反応よ。

テンポチェンジもエレクトロシンフォニーも用いてくるこの熱量はたまらんですね。

あとボーカルが童顔系イケメン。許せねえ。

 

続いてはこちら、4曲目「New Demons」。

どうですかこの重厚リフと鋭利なシンセの共存。たまらなくない?いわゆるハードコアの流れを主流にしながらもシンセサウンドによる世界観の拡張を行っているようなイメージですね。他のエレクトロニコアバンドだとシンセに極端に寄ったりする展開とか、あるいはもっとチョイ役っぽい使われ方をするとか、割と両極端になりがちなのですが、このバンドはそのあたりのバランス感が優れていると感じました。

 

メンバーは現在ギターのBrent Allen、ドラム・シンセ・ヴォーカルのAndrew Oliver、ヴォーカル・スクリームのDevin Oliver、ベースのJeff Valentineの4人。ドラムとヴォーカルは実兄弟です。

また、このアルバムのリリース時にはもう2人いたんですが、2015年に脱退しているみたいです。

 

最後に同アルバムからもう一曲だけ。6曲目の「Murder Mitten」。

こちらはよりエレクトロサウンドをフィーチャーしながら、ハードコアらしいリフや破壊衝動を取り入れた同バンドのサウンドの例。

いやホントヴォーカルイケメンやな、許せん。

向こうのこういうスクリーモだとかハードコアだとかやってるバンド、たまーにこういうビジュアル的にモテそうなヤツがやってたりとかするんですよねえ、ズルいでしょ。

個人的にはこういうのはモテない男子の聖域だと思ってるんですが(本当にごめん)、そういうとこにこういう遜色ない楽曲をイケメンが持ってくるのは本当にズルい…え、ズルくない?

 

エレクトロニコアバンドは他に有名なところでいくと、よりメタル方向のサウンドが目立つAsking Alexandria、バカださいPV『Stick Stickly』でおなじみのAttack Attack!、エレクトロ方面のEnter Shikari、比較的ポップで聞きやすいWe Came As Romans、日本だとCrossfaithやFear, and Loathing in Las Vegasもこのジャンルで括られたりしますね。

 

最後に、2016年現在、この次作アルバムである『Treehouse』が発売されています。

こちらはさらにこのアルバムからそれぞれの方向性に突き抜けて洗練されたような仕上がりになっています。ぜひそちらも聞いてみてください。

 

こんなところでいいっすか。正直字面でどう言ったところで聞いてもらわんと意味ないので、ぜひ紹介しきれてないところに関しては皆さん自身で調べて聞いてみてください。

それでは。

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2015年03月06日

リリィ、さよなら。 / リリィ、さよなら。(2015)

テーマ:ポップ
'13のえっくすです。都会に着ていく服がない。
今回はボクが個人的にお世話になったこともある、元ロッ研にも関係のある方を紹介しますよ。

2014年テレビ朝日「musicるTV」の音楽作家塾というコーナーに出演、そのコーナーがもとになり11月にアイドルグループ超特急へ「EBiDAY EBiNAI」の楽曲提供。

そして先日セルフタイトルの1st ミニアルバムをリリース。
「snow~君がくれた物語~」が文化放送「リッスン?~Live 4 Life~」の2月度後期EDに起用されるなど現在人気上昇中。
哀しくも甘い、切ない青春群像を描く「ヒロキ」さんの音楽ソロプロジェクト、「リリィ、さよなら。」です。
そして今回はその1stミニアルバム「リリィ、さよなら。」を紹介します。


1曲目、「snow~君がくれた物語~」。
リードトラックのこちらはMVがありますのでそちらとあわせてぜひ。

出て行った恋人との記憶をなぞりながら、悲しいけれど、寂しいけれども、でもありがとうって言って前を向こうとする、そんな大学生の等身大の切ない歌です。
イントロとアウトロのアコギと歌でしっとり歌うところがなんとも等身大な孤独を表しているようで聞いてて辛くなりますね()。

2曲目、「ハルノユキ」。
卒業シーズン、別れの季節ですね。過去の自分と心にどこか残る面影と、色々なものを思い出して今も自分の昔を、その人を思う心を呼び起こす、そんな曲…だと思います。
春っぽくもどこかしっとりとした、そんな曲です。

3曲目、「流星ドライブ」。
青春群像とはこのことですね、ボクにはない青春ですけど。ハイテンポの小気味いいリズムに乗せて、朝焼けを見に行く曲です(ぶっきらぼう)。
とても楽しくてロマンチックな青春を感じている今、その素敵さ、明日を迎える喜び、そういうエネルギッシュな曲です。

4曲目、「きみの匂い」。
ギター弾き語り(と端々でエレキやオルガンなど)でゆったりと歌う3拍子のこの曲は、叶わないであろう片思いの相手が泊まりに来て朝帰っていくまでの、色々な揺れ動きを表した曲です。
そういえばこの間ヒロキさんがゲストラジオに出てた時にパーソナリティの人が「こういう曲、昔は女性が歌うものだったんだけどねぇ」と言ってましたね。そんな影恋慕な曲です。

5曲目、「ジュブナイル」。
後期ティーンエイジのどこかスレた感覚の中で、青春を振り返って今の自分のやるせなさとかを感じている、そんな曲です。
けれどそんなスレ方がまた若々しくエネルギッシュさをはらんでいるようでもあり、それはそれでまたかけがえのない青春の一コマなのだろうなぁと思います。

そしてボーナストラック、「約束」。

「遠くへ行ってしまう」想い人に対して悲痛に苛まれながら歌う、(ある意味)重たい愛の曲です。
必聴です。

以上全6曲。
青春群像の中にある色々な輝き、切なさだけにこれほど注目していて、なおかつ等身大でそれがここまで描き出されるアーティストさんはなかなかいないと思います。
なおかつ優しい。マイナー調が覆いつくす悲しみとはまた違った、切なくて悲しいんだけどどこか光を見出せそうな、そんなほのかに明るい楽曲に特色があるように思います。現代らしい孤独、喪失に対するアプローチのようにも思いました。
現在、TOWER RECORDS、TSUTAYA、HMV、Amazon、iTunes Storeなどで発売中とのことです。
ぜひ。


元ロッ研に関係のある人、というと関取花さんとかもいらっしゃいますね。実はまだじっくりちゃんと聴けていないので、いつかそのうち紹介できたらなと思ってます。
それでは。
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2015年02月27日

What Separates Me From You/A Day To Remember

テーマ:パンク
こんにちは、11のごぼうです。前回このレビューページに書き込んだのが2013年の4月。当時3年生なりたてで部長だった僕も、気づいたら卒業間近のクソ老害。自分たちが幹部だった時に勧誘した面々が幹部やってるんだもんね、感慨深い物です。卒業前にもう一度くらいと思い、今こうして文章を書いています。

前回の書き込みがきっかけとなってかどうかはわかりませんが、現在はLet's Leave No Punks Unspokenというブログを立ち上げて、ディスクレビューとか、海外のバンドにインタビューとかをしています。そちらもチェックすべし(宣伝)。ツイッターは確かに情報を発信するには大きな力を持つメディアであり続けてるけど、情報が流れていってしまう。その点ブログっていい媒体ですよね。さながら自分の城みたいなもんです。

あちらでは基本的にメロディックパンク、ハードコア界隈の比較的新しいバンドのレビューなんぞしているので、ちょっと古いけれど自分の思い入れの深いアルバムについて、周辺知識多めで書こうかと思います(それでも10年代だけどね)。

今回紹介するのはA Day To Rememberの4th、"What Separates Me From You"。

ADTR




彼らは日本では「イージーコア」とか呼ばれる、ポップパンクにハードコアの攻撃的なエッセンスを加えたジャンルの黎明期(00年代中期)から活動するバンドの1つ。ただメタルコア色が強く入っているバンドなので、人によってはスクリーモだとかにカテゴライズする人も多いのですがまあそれはいいです。New Found Gloryが好きで、もっと重たいバンドを探しているのならドンズバだと思います。

同時期にシーンを盛り上げたバンドには他にFour Year StrongSet Your GoalsHit The Lights、そしてそこからさらに影響を受けた世代にChunk! No,Captain Chunk!というバンドもいます。この中で現在頭1つ抜けてビッグなバンドになったのが彼ら。

上記のバンドだとFYS、HTLは小休止を挟みながらもコンスタントに活動していて、どちらも最近Pure Noiseという勢いあるレーベルと契約を結んだところ。しかしSYGは既に事実上の解散状態。C!NCC!も次回作は方向性をかなり変化させる事を明言してるしで、今では落ち目に差し掛かってるジャンルとも言えます。

話をADTRに戻すと彼らもこのアルバムくらいからイージーコア路線が薄れ、メタルコア寄りの曲はよりヘヴィに、ポップパンク寄りの曲はより軽快に、そして何よりももっと普遍性のある曲をプレイするようになってきました。'13年リリースの5thでその傾向はより顕著となります。ここにもイージーコアの盛衰が垣間見えますね。

2015年の今から振り返れば、コアっぽさからの脱却を図り普遍性を獲得していく途中に作られた、とも言えるこのアルバム。コテコテのイージーコアだとちょっと聴きづらい…って人でも聴きやすく、かつコテコテ系大好きな人のハートも逃さないという素晴らしい1枚です。

セールス面で自己最高のビルボード11位を記録していること、そしてなによりその後のバンドの躍進の勢いを考えると、バンドにとっても大きなターニングポイントとなったアルバムではないでしょうか。今や海外のフェスではラインナップの上位に名前があり、アリーナツアーも組めるような存在だけど、おそらく3rdまでの路線ではここまで大きなバンドにはなれなかったはず。

僕はこの中だと上にもMVを貼った、M-2"All I Want"を推します。自分の中で自らを鼓舞したいときによく聴く曲といえばこれです。ロッ研でも遥か昔にやったことあります。今やってるブログの名前を決める際、Bメロの歌詞をもじったくらい大好きな曲です。ただならぬ熱量の高さが1音目から僕の心をわしづかみして離さないんです。ちょっと冷酷な音でありながら、それとは正反対の温かく人間臭さのあるメロディーが自分を奮い立たせてくれているものの正体なのかも。

ちなみにこの曲のMVには色んな有名なバンドが出演しているので、皆さんいくつわかるか、よーくチェックしてみてください。

久々のレビューページ、こんなものでいかがでしょうかね。まとまりがないけどよしとしましょう!「このバンドこんなかっこいいのにな…」とかいう思いは、自分の中に留めておくより他の人と共有したほうが楽しいですよ!その場としてこのページってとても貴重な意味を持ってるんだと思います。文章の上手い下手とかの問題じゃなくて、共有したいって思いが大切ですよ。なので是非皆さん使ってみてください(老害の遺言
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2015年02月25日

乙女失格。(2012)/南波志帆

テーマ:ポップ
2月もあっという間に終わりですね、どうも、'13のえっくすです。
追いコンが3/22にあるのですが、その準備とかをじわじわやってます。あと最近自動車学校通い始めました。大学3年目になろうとしてます(3年生になるとは言ってない)。
で、当ブログの存在を思い出したので書きます。
今回は前回のテクニカルなロックとはうって変わってJ-POPです。

ボクは普段アイドル系、とくにグループものの楽曲は忌み嫌って聞かないのですが、この人は歌声が魅力的に感じられたので聞いてます。
南波志帆さん。
今回は彼女の2ndアルバム、2012年発売の「乙女失格。」にフォーカスして紹介します。




まずは収録されている中からシングル発売もされている「少女、ふたたび。」を紹介。



透き通っていて、なおかつ揺れ動く10代の心を表すかのようなどこか不安定にも聞こえる不思議な歌声の持ち主。
率直に言って、かわいい。かわいい歌声。超かわいい。(大事)
そんな彼女の歌声を引き立てるいろんな楽曲がこのアルバムにはありますよ。
何曲か紹介します。

3曲目の「ばらばらバトル」は歌詞にある少女らしいストレスのように転調を繰り返す不安定な、まさにタイトル通りのロック調の曲。ただし透明感のある彼女の歌声を殺すことなく優しい音圧の、ガールズポッププログレロック、とでも言えそうな曲ですね。
6曲目の「カノープス」は20歳になる少女の等身大の悩みや不安を優しく歌う、バラード調の楽曲。彼女の声質が非常に面白くて、歌詞はすごく重たい背景を感じさせるリアルな質感を感じさせるものなのですが、決して重さをメインに出すことはなく、しかしその憂鬱を殺すことなく、あくまでも優しく儚げに歌うという。この人の声じゃなきゃ出来ないだろうな、という曲です。
8曲目の「「ありゃりゃ?」」は『マイペース全開!』の歌詞がよく表すように、(すごくぶっきらぼうに言うと)能天気なオンナノコの曲です(笑)。エレクトロポップス調のかわいい楽曲。『全限自習』というワードがあるくらいだし中学生以上のオンナノコを歌ってる曲なんでしょうが、年齢感のないくらいすごい若い、幼い世界観がそれはそれでまたかわいい。
続く9曲目の「anselm」はコトリンゴさん作詞作曲のポップスでありながら不思議な緊張感の漂うピアノメインな楽曲。メルヘンな楽曲がまた似合うんですよこの人。楽曲の、あるいは彼女自身の独特のユニークな空気をうまく表している楽曲だと思います。

表題曲の「乙女失格。」はアルバムのラストに入ってます。
等身大の女の子を歌わせたら一級品ですねこの人は。ピアノとストリングスが気持ちいい楽曲です。ボクはこの曲に惚れこんでこのアルバムを知りました。
せっかくなのでYoutubeにあったのでこちらも紹介しますね。



ちなみにアルバム情報としては、先ほど紹介したBase Ball Bearの小出祐介さん作詞の3rdシングル「少女、ふたたび」、秦基博さん作曲の4thシングル「髪を切る8の理由。」、andropの内澤崇仁さんが作詞・作曲を手がけた5thシングル「MUSIC」を含む全11曲を収録。
楽曲製作には上記の他にも矢野博康さん、土岐麻子さん、コトリンゴさん、末光篤さん、the HIATUSの伊澤一葉さん、赤い公園の津野米咲さんなどなど。製作陣が割とおいしい。

まさにイマのガールズポップスを凝縮して一枚に集めたようなアルバムだなぁと思ってます。
エレクトロポップ、ロック、その中間、メルヘンチック、バラード調、ポストロック…比較的思いつくポップスの選択肢の王道を寄せ集めしたような贅沢な一枚。
そしてその全ての楽曲が彼女の歌声を引き立たせる、あるいは彼女の歌声が楽曲を引き立たせるものになっていて、とても魅力的です。

ハードロックに疲れたら是非こういった楽曲にも手を出してみてくださいね。
それでは。
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2015年01月13日

Animals As Leaders / Animals As Leaders

テーマ:プログレ
前回の更新が2013年で止まったままだったのできっと忘れられているブログだと思うのですが、生きてます。というか復活させました。
というわけでどうも、'13の「えっくす(びでお)」です。ドラムをメインに色々やってます。
今回はボクが担当します~。たぶん今後もしばらくお世話になります。よろしくお願いしますー。

さて今回ボクがレビューするのはこちら。

Animals As Leadersというバンドの1stアルバム「Animals As Leaders」です。

このバンドはインストゥルメンタル・プログレッシブマスメタルバンド(長いなァ)で、まあつまり歌なしで変なことやってるバンドです。
どういう変さ加減かというとこんな感じ↓
同アルバムより「CAFO」です。


こういうことです。

全員めちゃくちゃうまいけど特にギターのTosin Abasiが神憑り的に上手い。気持ち悪いくらい上手い。
僕自身はドラマーなのでどちらかというとドラムのMatt Garstka推しですが、まーとにかくテクくてもう。もちろんこれのコピーとか無理。ムズすぎです。

バンドのサウンドとしては、重量感とスピード感が一体となって襲ってくる感じです。加えて全曲通して見られる変拍子、あるいは変拍子的な奇怪なリフ。流行の「Djent(ジェント)」的サウンドも感じられますね。
それでいて落としどころでは泣かせるようなギターが入ってきます。たとえば同じアルバムの中にある「On Impulse」という楽曲は基本は7/8拍子(随所に4/4とか6/8とか入ってくる)でありながらギターがなかなかおいしいです。ほかにも「Modern Meat」というドラムレスの短い楽曲など。なかなか渋い(けどテクい)ギターが聴けます。
個人的には上動画の「CAFO」、アルバムの最初の曲「Tempting Time」、最後の曲「Song of Solomon」がキラーチューンかな、と思ってます。派手で分かりやすく難しいことをしているけれども曲進行やコード進行などが(マスメタル系にしては)なかなかに綺麗だったり、あとフレーズがいちいち早い。

これが1stアルバムっていうのが信じられないくらいものすごく完成されているというか、一番最初とは思えない熱量をすごく感じます。僕自身はこのバンドのアルバムだとこのアルバムが一番好きですね。やはり鮮烈なデビューっていう言葉がすごく似合うというか、とてもユニークなサウンドをしているなぁ、という感じが強いですね。

このバンドは現在3rdアルバムまで出しています。折角なので軽く触れておきます。
実はシングルも1枚出してるらしいのですがあいにくまだ手に入れて無くてですね…。近々入手しておきます。


2ndアルバム「Weightless」は一作目に増してディストーションの効いたおどろおどろしいサウンドが強いですね。Djent的な複雑なリフもかなり多めで聞き辛さが少し上がってます。「Do Not Go Gently」は聞きやすいかな。
また、表題曲「Weightless」、「Somnarium」など、アルバムカバー写真のようなどこかグレーで薄暗い雰囲気の楽曲が多く感じられました。激しい中にどこか割り切れないもやっとした印象が多めのアルバム、という感じがします。ディストーションが多いんだけどなぜかディストーションというよりもクリーンな、けれどもモヤのかかったような、すごく不思議なアルバムです。


3rdアルバム「The Joy of Motion」は印象としては1stアルバムに近いタイプの煌びやかなマスメタルに戻ってる感じがしますね。ディストーションが強く覆うというよりもむしろクランチがちょっと効いた感じのがそれぞれ聞こえてくる、個々のサウンドがより強く聞こえてくる感じがします。ミックスが変わってたりするのかな。
相変わらずの変拍子リフで難解なことに変わりはないのですが、ディストーションの薄いサウンドが今作は目立ちますね。「Air Chrysalis」は序盤はすごく綺麗な音色の複雑なメロで進行していきますが最後の方で一気にディストーションを解放する感じの、なかなか面白い楽曲になってます。
よくよく聞いてみると激しい印象は前作に比べて収まってる気がしますね。もちろんアルバムごとで比較した時、という話で。普通に激しいですよ。ただ、「Para Mexer」のようなエレアコ(?)をフィーチャーした楽曲もあるくらいなので、サウンドとしてはより洗練されて音圧というよりもメロや音色を強く出していくサウンドだと思います。1stとはちょっと違いますがこれはこれでなかなか面白いアルバムです。


など。軽くのつもりがそこそこちゃんとしてしまった。
ぜひ全作聞いてみてください。オススメです。

それでは長くなりましたが今回はこんなところで。
目の前、春合宿です。何するんだろうなぁ。
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2013年04月07日

MCMLXXXV(1985)/Rufio

テーマ:ロック
こんばんは。ごぼうです。
新入生の皆さん、ご入学おめでとうございます。サークルがたくさんあってどれに入ろうか迷ってることかとは思いますが、もしも少しでもロックとか、その他諸々興味があれば是非一度ロッ研に遊びにきてくださいね。

そんなことはさておきレビュー。前回書いた後「俺も書きたいっす!」みたいな人がちらほらいたけど誰も書いてないのでまた書きます。笑

今日紹介するのは、カリフォルニアの高速メロディックバンド、Rufioの「MCMLXXXV (1985)」。
元ロック研究会はロックの研究をする-MCMLXXXV

細かく刻むギター、ボーカルのスコットのちょっと甘ったるい声、切ないメロディーライン、アホみたいに速いドラム、最高です。


このバンド有名なのは1stのAbove meという曲。1stはキラーチューンが多く名盤であることに変わりないんだけど、ひたすら速い曲だらけで後半は少々マンネリ気味ということもあって、キラーチューンもそこそこ入ってて全体的にまとまってるこちらを紹介してみました。つかどっちもかっこいいから聞け!笑

ついでにAbove meのライブ映像も埋め込んどきます。当時高校生だったごぼう少年はこれを見てわくわくしたものです(遠い目


というわけで、次はそろそろ誰か書いてくれるかな!
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2013年02月21日

Hard rock bottom(2002)/No use for a name

テーマ:ロック
こんにちは。ロッ研で部長をしております、11のごぼうです。
レビューブログ、せっかくなら使ってみようよってことで書いてみます。
このレビューのページかれこれ8年前からあるみたいで…最後の更新が2年前(遠い目)
パスワードとかは部室予約のあれです。先輩方に敬意を表した上で使っちゃいましょう。
放置されるよりも使われてるほうが嬉しいと思います。

てことで僕は高校時代から今までずっとメロコアが好きなのですが、そのきっかけとなったバンドを紹介します。

Hard rock bottom(2002)/No use for a name
元ロック研究会はロックの研究をする-NUFAN

サンノゼ出身のメロコアバンド、No use for a name(以下NUFAN)が2002年に出した7th。
大名盤。おすすめは全曲。もともとハードコアからエモにシフトしてきたバンドなだけあって、演奏は激しいんだけど、どの曲もメロディーがほんとに美しい。あんまり僕があれこれ書いても無駄だと思うので一度聴いてみてください。

(あと全く関係ないですが、ジャケットのギターを持って飛んでるおじさん、Ken Yokoyamaでちょっと前までベースを弾いてたサージ。)

このバンド近年メンバーチェンジが激しく、ボーカルのトニーはアコースティックのアルバムを出してツアーに出たり(そのアルバムも名盤)活動が停滞気味だったのですが、去年トニーが突然亡くなってしまったために解散…ご冥福をお祈りします。

レビューというよりはただこういうCDがあるよって書いただけでしたね。まあいいか。それでは。
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2011年04月23日

Close To The Edge / Yes

テーマ:プログレ
どうも、塚本です。
地震のおかげで未だ学校が始まらず。

一年半ぶりに書く訳ですが、それにしても、昔の自分の文章って恥ずかしいですね。
こうして黒歴史として今後も残っていくのでしょうか……。
思えばバンドって黒歴史そのものですよね。

今回紹介するのはこれです。

$元ロック研究会はロックの研究をする

プログレ四天王の一つ、イエスの『危機』です。
プログレ四天王って結構好き嫌いが分かれるところだと思うのですが、僕は残念ながら好きなんですね……。
それにしても四天王なんて誰が最初呼んだのでしょうか。
でも厨二っぽくて良いですね。ポケモンの四天王とかゴルベーザ四天王とか。

ベタに王道中の王道です。
僕が思うに、この作品の素晴らしいところ(てか好きなところ)は大作志向である点とクリス・スクワイアのいかつさ(?)です。

大作志向が元々好きな僕はこういう長くドラマチックな音楽が大好きなんです。
「昨年のフジロックのベストアクトは何?」と聞かれたらすぐに「マグマ!」と答えてしまう人です。
『危機』はとてもドラマチックな作品です。

で、その大作を支えるクリス・スクワイアのベース。
ベーシストに詳しくないワタクシではございますが、この人のベースは好きです。
ゴリゴリしてるベースって結構下品になりがちな印象を勝手に持っているのですが、曲を引っ張る存在として成立し、かつ下世話になってない、そんな感じです(?)
これは絶妙なバランスなのですよ、と個人的に、感覚的に、思います。

イエスは他に『Fragile(こわれもの)』とかもいいです。

雑になってしまいましたがとりあえず。
それでは、また一年後、なのかな?
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