横浜発 驢馬人の美食な日々

横浜在住の“ろば~と”が行くグラン・メゾンからラーメン屋さんまでのグルメなデータベース


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「萬珍樓」(☆☆)
http://www.manchinro.com/
Manchinrou

 明治25年創業の中華街を代表する老舗。

 「聘珍樓」 と双璧をはる老舗ながら、中華的にゴージャス路線を行き、ワインまで楽しめる攻撃的な姿勢が好ましい。
 
住所:横浜市中区山下町153
電話:045-681-4004
定休:無休
営業:11時~22時
 
 建物は少し前の火事により焼け、03年4月に新築オープン。ソムリエやパティシエを新たに招聘し、新たな試みも随所に行って変革を打ち出しているようです。

 中華街大通りに面した店構えはさすがに豪華。

Manchinrou17

 内装も手抜かりなくゴージャスです。これぞ中華街で一二を争う老舗。

 

07年5月6日夜の来訪。

 成人前に食べ、仕事を始めてからは「点心舗」でも何回か食べたのですが、双方それほど良いとは思わず、低い評価でお勧めはしてきませんでした。当然、再訪もしていませんでした。
 行こうかな、と思った頃には娘ができて、この手の店には珍しく座敷がないため行けずに終わっていました。そろそろ椅子でも大丈夫になっているので、両親と予約の上いってみました。


 専用駐車場がありますので、そちらに停めると目の前が裏口になります。これだけ近いのも便利ですね。ちょうど雨だったから。

Manchinrou01
 子供連れであることは先に電話で伝えておいたので、2階の個室に案内されました。

Manchinrou02

 2階は個室のほかにウェイティングのスペースのようでバーのようにも見えます。

Manchinrou03

 もう一組のご家族もほどなくいらっしゃいましたが、やはり赤ん坊連れです。

Manchinrou05
 テーブルの上には子供の絵が描かれたお皿。

冷烏龍茶(ピッチャー) 1600円
Manchinrou04

 家族全員お酒を飲まないようにしているので飲み物はこれ。ただ、ノンアルコールのカクテルのような魅力的な飲み物が充実していることもビックリ。

 
さくらエビ焼売 1300円
Manchinrou08

 中華街で焼売の祭典を3月5日から5月13日までやっているので、このお店でも3種類の6個。上に桜色の小さなエビをのせた焼売。豚肉をたっぷり薄い皮に詰め込んでいます。

海鮮と豆腐のとろみスープ(海皇豆腐羹) 2300円

Manchinrou06
 とろみがついた白いスープ。さいの目に刻んだ豆腐と卵白が特徴。やや濃い目の味付けでしたが、しっかりした味の分美味しく感じました。海鮮はなんだったか忘れましたが。
 
地鶏の南蛮揚げ(干烹子雞球) 2800円
Manchinrou07

 地鶏の唐揚げにやや辛目のタレをかけたものです。可もなく不可もなくかな~。
 
山菜焼きそば(羅漢炒麺) 1200円
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 山菜入りというとかなり語弊があるかも。もやしと袋茸ときくらげ、ニンジン、青梗菜が具の餡をかけた焼きそばです。固焼きではなく、やや太めの麺で、茹で加減が固め。
 
潮州炒飯(潮式菜脯炒飯) 1500円
Manchinrou10

 質の良い真っ当な炒飯。細切れのチャーシューが入っています。上から揚げたパン粉をふりかけてあるのは珍しい。
 
豆腐と海老すり身はさみ揚げ(窩塔脆豆腐) 2200円
Manchinrou11

 娘に良いかと思って頼んでみた一皿。豆腐を海老のすり身で挟んで揚げた料理。揚げた衣がものすごく厚くやや油が気になります。単体では味が薄く、これに緑色のアボガドのソースを付けていただく。
Manchinrou12

 アボガドソースはクリーミーに作られていますが、脂っこいのであわせてみても全部食べるのには少々難渋しました。
 
タピオカ入りココナッツミルク(西米椰汁) 500円
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 苺などのフルーツを入れたタピオカミルク。
 
カスタードプディングとココナッツ・ジュレ(奶皇布でん) 500円
Manchinrou14

 カスタードのプリンですが、口当たりは中華らしくとろけるというよりもやや粗いか。周辺にココナツのソースを配し、さらにキャラメルソースをさっとひとかけしています。
 
マンゴプディングココナッツソース(椰香芒布でん) 700円
Manchinrou13

 プルンとしてマンゴーの輪郭がしっかり出たマンゴープリンにマンゴーを混ぜたここなつのソースをかけたデザート。
 

Manchinrou16
 ちなみにメインダイニングはピアノの生演奏があるようです。ムードが良いのでデートにもぴったりですね。

 

 

08年3月30日夜の来訪。

 夜は18時半の予約でこの店へ。というのも弟一家が昨晩引っ越してきて、そのご両親も一緒でしたので両家そろっての会食となったためです。「聘珍樓」はフロアのチーフに直接電話してみたがあいていないとのことでこちらに。
 また2階の個室でいただきました。今回は貸切です。子供が追いかけっこして大騒ぎしてしまいました。
 
吉祥宴 8000円
 コースで注文。飲み物はウーロン茶のピッチャーで。
 
吉祥大拼盆 焼き物前菜
Manchinrou18
 蒸した剥きエビ。
 生春巻きのように焼いた湯葉でもやしとたまねぎ、赤パプリカを巻いたもの。
 皮のむいてあるプチトマト。甘いので驚きです。
 味噌ダレをかけた焼いた鴨。
 厚めの皮をパリッ・コリッと焼いた焼き豚。
 キャラメリゼしてある胡桃。
 中央にすっぱく甘い大根とにんじんの中国のなますです。これは苦手。
 
珊瑚金蟹翅 ふかひれ煮 蟹卵入り
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 黄色いとろみのあるスープ仕立て。この黄色は蟹味噌の黄色のようでふわふわの溶いた白身とともに味はとてもよい。具は青梗菜と柔らかなふかひれに蟹の卵! ねっとりと歯に絡みつく蟹の卵がカラスミのようでまた美味しい!!
 
川汁“火局”龍蝦(真ん中の漢字が見当たりませんでした) 伊勢海老のチリソース
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 贅沢にもどんと1匹チリソースで絡めてしまった伊勢海老。ブツ切りにした殻付ですのでフォークで抑えながら殻をはずして食べる。ブリッとした伊勢海老の弾力は凄い。チリソースの味もトマトを使っているので甘みがあって一般に受けがよいと思われます。
 
金銭鮮鮑脯 鮑と椎茸のオイスターソース煮
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 柔らな鮑のうす切りは好き嫌いの多い姪や甥も満足の味。これに断面がしっとりとしていて美味しい椎茸にしゃきしゃきの食感のレタス。オイスターソースの煮込みが真っ当に美味しい。
 
黒椒露筍牛肉條 国産牛ヒレ肉とグリーンアスパラの黒胡椒炒め
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 少し太めのアスパラに同じ太さに切った牛ヒレ肉の炒め。黒胡椒でややスパイシー。肉は柔らかくよい感じだし、アスパラも筋を感じないよいものを使っています。
 
北京片皮鴨 釜焼き北京ダック薄皮包み
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 言わずと知れた北京ダック。葱ときゅうりと味噌を一緒に巻き込んでくれます。
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 肉はなく、パリッとした皮は噛むとおいしい脂が流れ出る仕上がりに狂喜します。

 
杞雪龍團湯 海老団子 白きくらげのスープ
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 優しい感じの海老団子にプリプリした白きくらげとクコの実。白濁したスープも淡白ですが滋味深く美味しい。
 
潮式菜甫炒飯 潮州式つけもの入り炒飯
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 上に刻んだトマトがのるチャーハン。漬物はどれかな? 輪切りのアスパラみたいのがそうなのかも。
 
薩摩芋望布覧 さつまいものモンブラン
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 チョコレートのスポンジを土台に薩摩芋のペーストをモンブランらしく盛り付けたモンブラン。面白いけど特別ではないかも。
 
黄山緑牡丹茶 緑牡丹茶
Manchinrou27

 ガラスの大型の急須に緑牡丹の玉が花開くように浮いています。
 1煎目はやや発酵による香りが強く飲みにくいものの、2煎目からは緑茶に似た感じもして穏やかによい味。
 
 ところでこの日気になったのはテーブルにおいてあった香辣脆(シャンラーツイ)という香り唐辛子の調味料。化学調味料不使用とのことで食べてみたい。

 

萬珍樓広東料理 / 日本大通り駅石川町駅元町・中華街駅
夜総合点★★★★ 4.0

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 残念ながら07年7月31日に閉店しました。

 混んでいてい人気のあるお店でしたが、お店自体の移転に伴うもののようです。

 

「54 FIFTY-FOUR SOUP BAR(フィフティーフォー・スープバー)」(☆彡)
http://www.tomorrowland.jp/cafe/cafe_soupbar.html
54 FIFTY-FOUR SOUP BAR
 「TOMORROWLAND」 が経営するスープが楽しめるカフェ。

クイーンズイースト でも飲食店街ではなく洋服屋さんの奥にあり、窓からメインの通りを眺めながらゆったりした時間が過ごせます。

 とてもリーズナブルでお財布に優しいランチがきっと楽しめますよ。
 
住所:横浜市西区みなとみらい2-3-2クイーンズイースト3F
電話:045-682-2570
定休:不定休(クイーンズイーストに準ずる)
営業:11時~20時

 エレベータで3階に上がり、「トゥモローランド」の奥にあるこのお店へ。
 壁の奥に広々と開いた入り口。フローリングの床にカフェらしい落ち着いた白い色の壁とライトウッドのテーブルが見えます。看板というよりも張り出した天井近くの壁が臙脂色に塗られ、白抜き文字の店名が書かれています。

54 FIFTY-FOUR SOUP BAR01
 通路に面して窓が開き、ダイニングは細長く左右に広がっています。右手は禁煙、左手は喫煙のスペースとのことです。
 

07年5月13日の来訪。

 13時45分で禁煙席は開いていないので、喫煙席ですが他から離れた窓際に座りました。
 
TODAY’S LUNCH MENU PASTA 850円 + ミネストローネ 150円

54 FIFTY-FOUR SOUP BAR07
 この日はきのこのミートソースパスタ。ショートパスタのカールを使って、ミートソースを絡めています。パルミジャーノを気持ち振りかけていますね。味に関してはそれなりですが、娘がもぐもぐ食べるを見て、家内がショートパスタの方がいつものスパゲッティーより食べやすそう!と喜んでいました。
54 FIFTY-FOUR SOUP BAR04

 サラダはコーン入りのレタスです。
54 FIFTY-FOUR SOUP BAR02

 プラス150円でスープがつくのでこれも。バジルの風味のトマトスープ。ニンジン、玉葱などが具。そういえば、うちで作るミネストローネとはまったく違うなァと食べる。

 
TODAY’S LUNCH MENU SANDWICH 850円

54 FIFTY-FOUR SOUP BAR06
 本日はハムとチーズと野菜のサンドウィッチ。ロースハム、チェダーチーズ、レタスを穀物入りの胚芽パンのようなパンで挟んでいます。ソースはタルタルマヨネーズソース。付け合せにレタスとサツマイモのマッシュポテトのようなものがついてきました。甘い~。

54 FIFTY-FOUR SOUP BAR03
 ドリンクはアイスオレ。ミルクの上にコーヒーが重ねられて。家内にはアイスティーを注文しています。
 
生ハムとグリエールチーズのパニーニ 700円
 家族3人にランチ2つだけでは足りなさそうなので単品でこれも。

54 FIFTY-FOUR SOUP BAR05
 イタリアの生ハムとグリエールチーズにエキストラバージンオイルをかけたものが挟まっています。表面に焼き目のついたパニーニはパリッとしていて中の組み合わせがトロリと美味しい。もっとパニーニを出す店があっても良いのに!!
 これににんじんスープがついてきました。生クリームとにんじんで仕上げたポタージュスープ。まったりしていてこれも美味しい。

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 チョコレートを追加し、画像も貼りなおしておきました。

 記事本体はこちら です。

 しかし、チュッパチャップスみたいなチョコレート棒が800円するのだから高いな~。「NoKA」よりはましですが…。

 

「JEAN-PAUL HEVIN(ジャン=ポール・エヴァン) 表参道ヒルズ店」(☆☆)
http://www.jph-japon.co.jp/

JEAN-PAUL HEVIN
 世界的なショコラティエ、ジャン=ポール・エヴァン氏の店が表参道ヒルズ にも。

 カフェはないものの魅惑的なショコラのブティックはゆったり見ることが出来て接客も個別対応してしっかり丁寧。

 マカロンを初めとした素晴らしいスイーツを楽しめます。
 
住所:渋谷区4-12-10表参道ヒルズ本館1F M112
電話:03-5410-2255
定休:無休
営業:11時~21時
 

07年5月23日に再訪。

 「レ・クレアシヨン・ド・ナリサワ」の予約の時間までちょっとあったので、歩いてここまで来て家内へのお土産を購入しました。

 一時期に比べて、もう行列はありませんね。

シュセット キャラメル サレ 840円
JEAN-PAUL HEVIN04

 四角い箱に突き刺さっている木の棒。青いリボンがかけられています。
JEAN-PAUL HEVIN05

 中は柔らかいのかと思いきや、全部が硬いチョコレート。2層あって、外側はミルクチョコレート。中はキャラメルの香りがするチョコレートです。お、食べていると塩味もしてきて甘みとのコントラストがしっかりしますね。

 3種類あって、ミルクとビターのもあったのですが、家内が食べるなら1本まるまる食べさせろ!というので、不公平ないよう同じものを3本買って帰りました。他のも食べてみたい~。

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 疲れてます~。行ったお店の記録をつける気力がありません~。

 で、久しぶりに昔の記録の写真を直してみました。今日は「アンティカ・オステリア・デル・ポンテ」 を。

 ついでに大幅に画像を追加。昔は1記事につき、10枚しか写真を貼れなかったと記憶しています。

 画像の無い記録もあるので、徐々にやらないと…。


「アンティカ・オステリア・デル・ポンテ」(☆☆)
http://www.miyoshi-grp.com/cardinal/delponte/index.html
Antica
 

 イタリアで2軒目にミシュランの三ツ星レストランに輝いたミラノの名店の東京支店。

 そのシェフ、天才エツィオ・サンティンが創り出した華麗なるメニューを味わえるお店が東京は丸ビル の最上階に出現しました。

 
住所:千代田区丸の内2-4-1丸ビル36F
電話:03-5220-4686
定休:無休
営業:11時半~14時/17時半~21時
 

 レストラン専用のエレベータを上がり、36階の東京駅側に上品な面持ちでお店はあります。

 応対のための落ち着いた部屋があり、受付に名前を告げると2万本にもわたる選りすぐりのワインの貯蔵庫を通り抜け、広々した光景の広がるダイニングへ案内されます。

Antica01
 ぼくらが伺ったときは個室に通されました。

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 松の実のような間接照明があり、東京駅が上から眺められる良い部屋です。セッティングした人間が配慮してのことと思います。ダイニングは通り過ぎてしまいましたが、とても素敵だったように思います。
Antica18
 帰り際に撮った上空からの東京駅の写真です。銀河鉄道みたいですね♪
 

04年8月25日ディナーの来訪です。

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 飾り皿はありませんが、花の絵の描かれた陶製の皿はお店のために特別に作られたドイツ製でした。
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 まずは食前酒を注文。ワインは飲めないので果物を使った物がないか聞くと作ってくれると。イタリアのブラッドオレンジを使ったもので、飲み口よく、ついつい酔うほど飲んでしまいました。ちなみに赤ワインも1本頼んだのですが、これもさすがに美味しい。

 

グルメコース 04年8月25日 14100円

一口前菜)
Antica05

 イタリアのフレッシュチーズであるリコッタの小さなサンドイッチ。サクサクと歯ざわりの良いパンには木の実や干し葡萄が入り大変美味しい。この後を期待させる一品。
 

前菜1)
Antica07

 赤ピーマンのムース。層状にコンソメのジュレが重ねられ、ムースにはピーマンの苦味はなく風味と美味さが強調された良皿。

 
前菜2)

Antica08
 山口産の白烏賊を軽く焼き、夏野菜とあわせたサラダ、ガラスの長皿で。烏賊は柔らかく美味。レモングラスのきいたバターとオリーブオイルのドレッシングもよい。
 

パスタ料理)
Antica10

 リコッタチーズを巻いたパスタ。パスタというよりクレープのようです。(今見るとカネロニですね。07年追記)

 カリカリベーコンにバルサミコソース。これも美味しいさすがの一皿。
 

魚料理)
Antica11

 鱸のムニエルとズッキーニ、プチドライトマト添え。この頃には酔っ払って寝ていました。
 

肉料理)
Antica12

 仔牛のステーキ。バターベースのソース。リドヴォーがのっています。玉葱のムースと鶯豆添え。仔牛はもともとよい肉みたいなのですが、熱を加えすぎているみたいで、肉本来の旨みが出てしまっています。ですから、ソースをたっぷりつけて食べる。手を加えすぎている気がします。玉葱のムースは甘くて美味しい。
 

プレデザート)

Antica14
 イチジクのコンポートとバニラアイス。キャラメルのソースがかかっていて物凄く美味しい。パウダーシュガーもまたさすがの演出と効果です。トップレベルのパティシエの技量でしょう。
 

デザート)

Antica15
 とろりと熱いチョコレート。外側は焼いたチョコレートケーキ、土台はサクサクのクッキーです。ホワイトチョコレートのソースにパウダーシュガーで全員満足のデザートでした。

 

プティフール)

Antica13

Antica17

 お茶菓子はトリュフも含めていろいろと。

Antica16

 食後のコーヒーカップまで統一されています。

Antica06

 07年に写真追加の際に画像も追加しておきます。パンの写真ですね。いろいろある中から自分で好きなものを選択できたと思います。

Antica09

 これもそうだったと思います。

 
 途中に店内のトイレへ。大きい方にいったのですが、人が入ると自動で感知し、蓋が開く全自動式。

 
 メニューがあいまいでもらえなかったのと、接客の面々にどうももてなしの心を感じられなかったのは改善の余地あり。

 暖かさはちょっとした応対で伝わりますが、この日は気取りすぎの従業員でした。

 料理は肉料理以外非常に美味しかったと思います。

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「Les Creations de NARISAWA(レ・クレアシヨン・ド・ナリサワ)」(☆)
http://www.narisawa-yoshihiro.com/index.html
Les Creations de NARISAWA

 小田原にあった名店が青山に移り、奇跡と冠する店名でその名をさらに高めています。

 装飾を極限まで排したスタイリッシュな空間に居心地良い喧騒。
 ただ、お客を選ぶシェフの姿勢は好きではありません。料理も奇をてらい面白い面があるが、ぼくの好みとは離れています。

 今回は少数意見としてお読みください。
 
住所:港区南青山2-6-15
電話:03-5785-0799
定休:日曜、月曜不定休
営業:12時~13時半/18時半~21時
 
 南青山1丁目の交差点を表参道方面に進んだビルの地上の吹き抜けの手前にステンレスの看板が出ています。奥へと進めば、手前にガラス張りの螺旋階段を有するゆるやかなカーブの壁の店がありました。装飾ッ気はありません。フランスの国旗を出すことも無く、レストランかどうかもわからない銀色の不思議な建物です。
 手前にはダークウッドの扉があり、近づくと壁の隙間のガラスの間から外をしっかりうかがっていた中のスタッフが扉を開けて出迎えてくれます。

Les Creations de NARISAWA01

 レセプションはこれまたシンプル。白い壁にダークウッドの扉というシンプルな無いそうで、黒い椅子とテーブルの上の柔らかな色合いの花が唯一の飾りでしょうか。写真は撮りませんでしたが、玄関のマットには蜂が描かれています。マダムがコレクターだということだそうですが、フランスでは蜂が幸運を運ぶということからきているのだそうです。へ~ですね。
 
 ダイニングもイメージは変わりません。ダウンライトで照らされるやや暗い店内は白とダークウッドで構成され、壁も一面ダークウッドの収納扉に見えます。装飾が無ければ、ワインセラーも見当たらないのは珍しいですね。徹底しています。
 予約の時間は19時半から。この時間に周辺をみると、お客の年齢層の高さと満席という客の入りに驚かされます。人気は定着しているということ。その価格帯の高さから若い世代はほぼ排除されてしまっていることなどが伺えました。
Les Creations de NARISAWA02

 テーブルの上には小さな花と長細いカバーで被ったアルコールランプ。各自の前にはお盆のように店名が書かれたクリスタルのプレートが置かれています。

 

 席と席の間隔はこのクラスの店にしては狭いかも。しかし、この絶妙な空間構成と喧騒が居心地の良さを作り出してくれます。この後の給仕のワイングラスの取替えはスムーズだし、垣間見える厨房のコックコートは白く綺麗でパリッとしています。徹底されているなァとこの時点では思っていました。

 

07年5月23日の来訪。

 ネットを通じしてやり取りするようになった腎臓内科クリニックの先生と会食。
 その会食の場所はここ。ぼくが指定しました。

 「東京カレンダーformom」で子連れOKの店のリストの中に、小学生以下入店お断りのこの店が載っていた事が事の発端。マナーの良い客で許しが得られればOKとするという内容でした。これには少々違和感を覚えました。しかし、評判の良い店ですし、まず子連れで無く行ってみて、許しが出たら子連れでいこうと画策してのことです。

 
 最初の頃に白いスーツを来た可愛らしいマダムが挨拶に来てくれました。
 苦手な食材を聞いてくれ、たっぷり食べられることを確認してくれます。これは好印象。
 

Les Creations de NARISAWA04
 飲み物をソフトドリンクで注文したところ、お薦めはイチゴをペリエで割った飲み物ということ。丸ごと一つのイチゴにイチゴのコンフィチュールかシロップをペリエに溶かし込んだもののようです。本来はシャンパンでやるカクテルのようなものかも。「ひらまつ」で同じような飲み物を飲んだ気がします。甘いイチゴが薄く感じられます。冷えているときは良いのですが、ぬるくなるとウームと唸る。

Les Creations de NARISAWA03
 おつまみは小振りのグリーンオリーブ。塩水漬けのそれです。
 
15750円
 コースは安い方で。半透明の白い紙に金色の文字の店名と打たれたメニューが用意されています。持ち帰りできるのでうれしいサービス
 

Les Creations de NARISAWA05
 パンにつけるバターは「ジョエル・ロブション」でも見たような黒いマットな皿に3種類。左から有塩バター、中央は海草入りのバター、右が無塩バターです。クリーミーで最高のバターです。海草入りは磯の香りが強烈ですね。
Les Creations de NARISAWA06

 パンは焦げたような香りの強い黒くバゲットともっちりしたパンの2種。
 
稚アユ AYU
Les Creations de NARISAWA07

 最初はガラスの皿に先ほどまで泳いでいたという稚鮎のフリット。2匹がまるで戯れるように泳いでいる姿で供されるのはさすが。カリッと上げられていますが、噛めばほろ苦い味がして鮎の美味さが伝わってきます。小さな花びらは紫蘇のそれ。ふんわりと香ります。レモンを絞るのも良いようです。

 
岩手県・三陸のウニとウイキョウのカクテル、パスティスの香り LANGUES D’OURSINS,veloute froid de Fenouil au pastis
Les Creations de NARISAWA08

 カクテルグラスで供される冷前菜。
 フェンネルをちょこんと添えた透明なトマトのジュレの下に刻んだトマト。その下に生雲丹が敷き詰められ、底にはウイキョウことフェンネルを使っていると思われるクリームの層が。生雲丹は三陸産でよいものので甘くとろけるのですが、ウニの持つ臭みも同時に閉じ込めているよう。これを消すためのパスティスなのかな?
 ところで、パスティスがなにかなと調べてみると、スターアニスとリコリス、フェンネルなどのハーブにより風味付けされている琥珀色のリキュールだそうです。
 
フォアグラとイチゴのコンビネーション FOIE GRAS poele aux fraises
Les Creations de NARISAWA09

 これもバターと同じく黒いマットな皿に。
 フォアグラのポワレの上に4分の1に切ったイチゴを乗せ、葉物野菜で被って、やや甘いバルサミコのソースをかけた一皿。ナリサワといえばこれをイメージしておりましたので、喜んで食べましたが…これって合うのかな? フォアグラはフレッシュではなく冷凍もののような感じ。ナイフで切ってもとろけません。フレッシュではなく冷凍ものみたいです。脂はそこそこ。ただ、このフォアグラの香りと脂の旨味はイチゴを食べることでその酸味と香りのために洗い流されるがごとく消えうせました。ワインで言えば高めあうマリアージュではなく、さっぱりさせる効果が強い。
 同行のグルメな先生にも後から聞いてみると、「これもありかな」という微妙な返事。
 これはぼくがフォアグラの滴り落ちるような黄金の油が好きなために感じた不満でしょう。この油が苦手な方には爽やかと捉えられるそうです。

フランス産、ホワイトアスパラのゆでたて、黒トリュフのドレッシング ASPERGES BLANCHES francaises cuites au naturel,sauce vinaigrette a la Truffe noire
Les Creations de NARISAWA10

 下に白い布を敷いて、ガラスの皿で供される一皿。
 立派な太いホワイトアスパラ。酸味の強い白いドレッシングがかけられています。黒トリュフは香りで感じられますが、どこにあるのかは微妙。ドレッシングを見つめなおすと、黒い粉がわずかにまざっているのでそれかも。さらに小ネギを刻んで振りかけています。柔らかなホワイトアスパラは程よい食感。

 
活きたオマール海老をロースト、~トマト、バニラ~ HoMARD a la tomate vanillee
Les Creations de NARISAWA11

 これまた面白い一皿。オマール海老の殻付きのローストに甘いバニラの白い泡のソースと濃厚な海老出汁のソースをかけています。オマール海老の火の入りはほど良く。爪の肉はすでに剥いてあるので食べやすくてよい。添えてあるトマトはバーナーで炙って焦げ目がついたもの。上に柑橘系の皮の砂糖煮がのっていました。飾りのバニラビーンズがお洒落です。こんな使い方あるのですね。
 
活〆骨付きヒラメのパート・ド・セル包み、山菜とあさりのエッセンス仕立て TURBOT en croute de pate de sel, SANSAI au jus de palourde
Les Creations de NARISAWA12

 皿にして取り分ける前にパイ生地に大粒の塩と一緒に包んで焼いた活きヒラメの身を見せてくださいます。
 これをあさりと山菜のスープに加えて完成しています。
 ひらめの柔らかな身にところどころやたらと塩気が強い部分が。面白いけど、どうなのかな。三歳もシンプルに茹でてありますがちょっと食べにくい気がします。
 スープ自体はあさりの出汁が出ていて少ないものの美味しいから飲んでしまいます。
 ソースとしてアンチョビをオリーブオイルを泡立てて作ったクリーム状のものがついています。
 ただし、いただけなかったのは穂先の筍。筋張っていて噛み切れません。みっともない話ですが、泣く泣く口から出して見えないところに隠しました。
 
スペイン・100%のイベリコ豚~わさび・きんかん~ PORC “IBERICO 100%” –WASABI-KINKAN
Les Creations de NARISAWA13

 炭火の香りのするイベリコ豚。中はロゼ色で美しい。イベリコ豚の脂身まで楽しめます。ここにたっぷりのおろし山葵。とりわさを髣髴とさせます。豚の脂を山葵がさっぱりさせる。お、ここでも脂をさっぱりというのは共通のキーワードですね。その下には山葵の葉っぱです。添えられているのは金柑を刻んで甘く煮たものです。
 
熟成したフロマージュ Les fromages affines
Les Creations de NARISAWA14

 ワゴンでサービス。何種類もの中から好きに選ぶことができます。
Les Creations de NARISAWA16

 ぼくは日本のウオッシュ系チーズにロックフォールのブルーチーズ。ここにも金柑がついていました。
Les Creations de NARISAWA15

 胡桃と干し葡萄をたっぷり入れた2種類のバゲットを付けてくれます。

 
ティラミス TIRAMISU
Les Creations de NARISAWA17

 カクテルグラスに入った4層からなるティラミス。マスカルポーネチーズのクリーム、チョコレートスポンジ、チョコレートムース、コーヒーの軽いクリームだったかな? 記憶はさだかではありません。
 
イチゴ・カモミール FRAISE-CAMOMILLE
Les Creations de NARISAWA18

 中央にバニラのアイス。その下のジュレはカモミールの香りがします。その周りをとり冠婚でいるのはカモミールの泡にイチゴ。砕いたクッキーと刻んだイチゴを添え、イチゴシロップを下にしいていました。メニューにコーヒーと無いので、食後の飲み物としてティラミスのデザートとカモミールにイチゴを使ったハーブティーが来ると思っていただけにびっくり。デザートの連発はこの店の売りのようですね。

ミニャルディーズ~レ・クレアシヨン・ド・ナリサワ~ LesMignardises de “Les Creations de NARISAWA”

 ミニャルディーズとはお茶についてくる小菓子のこと。信じられないかもしれませんが、ぼくらのテーブルにはありませんでした。26250円する上のコースであれば出てきたのでしょうか。他のテーブルではワゴンでガラガラと来ては好きなものを選んでもらっていたようです。ぼくらのメニューにも記載されていますが。。。
 注文したのはぼくでは無いので、よほど変な値切りでもしたのでしょうか?

Les Creations de NARISAWA19
 ただ、お茶が出るとは言われたので、カプチーノをお願いしました。
 味は標準的。ミルキーで飲みやすい。
 
 ところで、トイレウォッチャーですのでトイレも当然見ています。ふたつあって、左が主に男性用。右は明るい女性用です。こちらもゴージャス系。驚くことに手洗いの他に浄水器による薬飲み用の水の蛇口があります。コップなども用意され、至れり尽くせり。もっとも、何もトイレで…とおもってしまうのはぼくだけかな。

 
 さて、総評ですが☆(一つ星)です。
 味に関して言えば、面白いけど「うおっ!美味い!」と感動することはありませんでした。
 子供を連れてくることも考えていたけど、わざわざ連れてくる事も無いかと感じた次第。この雰囲気に子供は合いませんし。また、子連れOKかどうか聞こうにも、他のテーブルすべてには挨拶に来ているシェフがうちのテーブルには来ませんでした。聞くこともできません。ミニャルディーズもだし忘れたか、故意にださなかったのかわかりませんが、シェフからしてお客を選ぶ店であることは間違い有りません。雑誌で抱いた印象どおり。
 正直、自分で予約して行こうとはもう思わないけど、ランチに誘われたら行きます。夜はこの価格で自腹は絶対にいや。少数意見でしょうね。


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