最終回 国道45号旧道 七夕の陸前高田
できることなら、祭りが終わるまで、ずっと観ていたかったです。
道路の中心に立てそうな僅かな機会に、シャッターチャンスを求めました。
山車と山車とがすれ違うときに、ぐっと来ます。
そして、この色彩!
色付きの照明では、決して出せない、手作りの色彩!
ただ、手作り故に、多くの人の尽力があってこそ、
今ここにある「祭り」が、実現しています。
祭り当日までの長い準備の過程で
「辛い」「もう止めようと思った。」といったニュアンスの記事も目にして、
心が痛みました。
そんな痛みを理解しながらも、
この日、この祭りを実現した方々に、心からの敬意を。
とは言いながらも、自分は勝手なもので
明日は会社ゆえに夜9時には東北道には乗らなくては、と
最後まで見ることができませんでした。
ごめんなさい。
・・・
しかし、なかなか帰る決断ができません
「また来年来ればいい」「これは少なくとも2度訪れなければ味わいきれないものだ」
「だからまた来年も来よう」
やっと自分を説得し、帰宅の途へ。
最後になりましたが、この8月7日に出会えた方がいたからこそ、今の自分があります。
2014年3月には、写真展を通じて伝えることも出来ました。
ありがとうございます。
自分に出来ることを、続けていきたいです。
次の訪問は来月、4月の予定です。
第12回 国道45号陸前高田市 「けんか」そして「うごく」七夕祭り、夜の華
前回の写真ですが、カメラの秒速10連射機能を、
明確な目的を持って使ったのは、初めてでした。
激突の「瞬間」を捉えるために。
この、「激突」の勢い!
そして、この「激突!」の余韻。
・
・
・
2013年の喧嘩七夕は、この激しさにもかかわらず、無事に終わりました。
来年はこの祭りに「ぐっと来る」であろう方々を誘って
ぜったいに、また来たいと、思いました。
そして連載再開時、開催が危ぶまれていましたが
2014年の開催がつい先日、2014年3月26日夜遅く、決まりました!
陸前高田の七夕は、平日休日に関わらず、常に8月7日に行われます。
観たい!と思った方は、ぜひ、今から有給の確保を!
・
・
・
サプライズの花火があがりました!
その後、再び川を渡り、うごく七夕へ。
花火も美しいですが
それ以上に、光に映える、山車を彩る飾り。
素晴らしく、美しい…!
そんな素晴らしい祭りを動かす人々は、ひときわ輝いています。
今この輝きと、この輝きに至るまでの、努力や苦難や苦悩を思い浮かべて
心からリスペクトします。
ひときわ大きな花火が上がりました。
祭りは続きます。次回が2013年分の最終回です。
明確な目的を持って使ったのは、初めてでした。
激突の「瞬間」を捉えるために。
この、「激突」の勢い!
そして、この「激突!」の余韻。
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2013年の喧嘩七夕は、この激しさにもかかわらず、無事に終わりました。
来年はこの祭りに「ぐっと来る」であろう方々を誘って
ぜったいに、また来たいと、思いました。
そして連載再開時、開催が危ぶまれていましたが
2014年の開催がつい先日、2014年3月26日夜遅く、決まりました!
陸前高田の七夕は、平日休日に関わらず、常に8月7日に行われます。
観たい!と思った方は、ぜひ、今から有給の確保を!
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サプライズの花火があがりました!
その後、再び川を渡り、うごく七夕へ。
花火も美しいですが
それ以上に、光に映える、山車を彩る飾り。
素晴らしく、美しい…!
そんな素晴らしい祭りを動かす人々は、ひときわ輝いています。
今この輝きと、この輝きに至るまでの、努力や苦難や苦悩を思い浮かべて
心からリスペクトします。
ひときわ大きな花火が上がりました。
祭りは続きます。次回が2013年分の最終回です。
第11回 国道45号陸前高田市 激突!!
対峙するのは、今泉組の山車と!
気仙組の山車!
祭囃しは鳴り止みません、さらに大きく!
手作りの提灯に描かれた今泉の地図。
下の方に、「旧R45号線」の文字も!
まさに今、「線」の文字があるところに居ます!
そして、観客は柱から、山車から少し、距離を置くように指示されました。
剥き出しの鉄パイプを組んだ高台で、祭りの司会をしているおじさんがいました。
また来年も開催できるように、怪我人が出ないように、
巧みな話術で、安全を確保しつつ、観る人のテンションを
さらに高みへもっていってくれます!
山車をぶつけあうということは、
危険も伴う祭りであります。操る人は真剣です。
自分も出来る限り近くで見たい!と欲しました!
そこでセンターラインに沿って、2台の山車が構図に入るよう、
斜めにカメラを構えました。
そして、今。
激突!!
激しい!!
こんなに激しくぶつかり合うとは!
第10回 国道45号陸前高田市 対峙する2対の山車
自分は、不謹慎にも、被災したゆえに、真っ暗な大地で
ひときわ輝いていた山車の姿が見たくて、高田に来ました。
しかし、自分は多くの時間を、道路の中心で過ごすことになりました。
この祭りは、完全に復興した道路上においても、
決して色褪せることのない、光景を生み出せる祭りです。
どうにか、続いてほしいものです。
山車に吊るされた大きな提灯の表面には、手描きの地図が描かれていました。
今ここにいる道路、国道45号旧道も勿論描かれていました。
忘れられないでください。
被災前には、こんなに多くの建物がありました。
祭囃しが鳴り響きます。
テンションが高まります。
「もうすぐ、始まる…!?」
緊張感が走ります。
そして…!
二台の山車の柱が密着し、向かい合いました。
いよいよです。
第9回 陸前高田 国道45号旧道 気仙けんか七夕 センターラインの真ん中に
本日再開するのは、陸前高田市の国道45号旧道。
まさにその旧道上のド真ん中で行われた、「けんか七夕」祭りです。
2013年8月7日、「うごく七夕」を観に行った日に初めて知り
幸いにも目撃することが出来ました。
「けんか七夕」を一言で説明すると
”道路上のセンターラインのど真ん中に、
2台の山車を並べて、ぶつけ合う!”
そんな激しく情熱的な祭りであります。
私的な感想ながら、道路愛好家としても
アドレナリンが高まりすぎて卒倒するくらい
素晴らしい祭りでありました!
いま、2014年の開催が危ぶまれています。
開催するにも人手が集まらないというのです。
3月26日の会合で、2014年以降、再び開催されるかどうかが決まるそうです。
どうにか、自分に出来ることをしたいと思いました。
先ずこの連載をやり遂げねばと思い、送り届けることにしました。
・
・
・
建物の土台がところどころに残る、国道45号旧道。
高田町の中心部から、気仙川を渡って進みたいところなのですが…
旧道の姉歯橋は、津波で流されてしまいました。
仕方なく、同じく津波で流された気仙大橋の脇の仮設橋を渡り、
気仙町へと向かいました。
ここには、もうひとつの祭りの会場がありました。
所々が飾り立てられた復興地。
道路脇に停められた、2台の山車。
日暮れ時に、続々と人が集まってきました。
堂々たる、手作りの山車。
車体の真中には、一本の丸太が通っています。
号令とともに…!
力任せに、2台の山車が押し動かされました!
そして、位置についた場所は
なんと!道の真ん中に…!
「え…?こ、これは!?」
旧国道に現れた、全く予想していなかった光景。
「まさか。こんな祭りがあるとは…!」
目を疑うほどの理想像に、自分は釘付けとなりました。
まさにその旧道上のド真ん中で行われた、「けんか七夕」祭りです。
2013年8月7日、「うごく七夕」を観に行った日に初めて知り
幸いにも目撃することが出来ました。
「けんか七夕」を一言で説明すると
”道路上のセンターラインのど真ん中に、
2台の山車を並べて、ぶつけ合う!”
そんな激しく情熱的な祭りであります。
私的な感想ながら、道路愛好家としても
アドレナリンが高まりすぎて卒倒するくらい
素晴らしい祭りでありました!
いま、2014年の開催が危ぶまれています。
開催するにも人手が集まらないというのです。
3月26日の会合で、2014年以降、再び開催されるかどうかが決まるそうです。
どうにか、自分に出来ることをしたいと思いました。
先ずこの連載をやり遂げねばと思い、送り届けることにしました。
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建物の土台がところどころに残る、国道45号旧道。
高田町の中心部から、気仙川を渡って進みたいところなのですが…
旧道の姉歯橋は、津波で流されてしまいました。
仕方なく、同じく津波で流された気仙大橋の脇の仮設橋を渡り、
気仙町へと向かいました。
ここには、もうひとつの祭りの会場がありました。
所々が飾り立てられた復興地。
道路脇に停められた、2台の山車。
日暮れ時に、続々と人が集まってきました。
堂々たる、手作りの山車。
車体の真中には、一本の丸太が通っています。
号令とともに…!
力任せに、2台の山車が押し動かされました!
そして、位置についた場所は
なんと!道の真ん中に…!
「え…?こ、これは!?」
旧国道に現れた、全く予想していなかった光景。
「まさか。こんな祭りがあるとは…!」
目を疑うほどの理想像に、自分は釘付けとなりました。