ヨガインストラクター+天城流湯治師で時々ナース ☆ 広島 リンパ痩身ヨガ

『自分の身体は自分で守る♡』
天城流湯治師の知識と技とヨガのエクササイズとナースの経験から、自分の身体に気づき、向き合い、ケアする方法を楽しく伝えます。
3つのパワーで届けます♡

広島のスタジオ103にて、『リンパ痩身ヨガ』を行っています。


テーマ:

     桜06”1      桜06”5       


4月25日に今年、初めてのツーリングに行きました。

去年の10月下旬から、バイクに乗っていませんでした。

今年はなかなか暖かくならなくて、この日も山に行ったので、かなり寒かったです。

寒いのに、どうして山に行ったかというと、枝垂れ桜を見るために。

去年も見に行ったのだけど、今年も朝刊に『満開です』と記事と写真が載っていて、

どうしても行きたくなってしまいました。


散り始めていたけど、まだまだ綺麗でした。

平日だったので、人が少なくて、のんびり見てまわりました。

枝垂れ桜の並木道は珍しいので、いつも見とれてしまいます。




風に乗って、桜の花びらがひらひら、舞っていました。

桜の花びらが舞うのを見るのが好き。

寂しいような、切ないような気持ちになります。



花びら舞い散る  記憶舞い戻る

花びら舞い散る  記憶舞い戻る




                 桜06”2



久々のバイクは楽しかった。

相変わらず、乗る前はドキドキしてしまいます。

きっとアドレナリンが出て、脳内モルヒネも出てるんだろうな。

寒かったけど、空が抜けるように青くて、田舎の風景に和みながら、

バイクで走り抜ける気持よさは、言葉にできない・・・




                 桜06”4         







AD
いいね!した人  |  コメント(14)  |  リブログ(0)

テーマ:

              ラベンダー


「○○さん、アロママツサージの方法教えて下さい。Aさんにしてあげたいから。

お願いします。」 とある日、若いナースから、話し掛けられた。

「いいよ、いつにしようか?今日だね、そうことはすぐにしないとね。」


Aさんは70代の女性の方で、教師として勤められて、退職された後、

趣味の絵などで活躍されているほど、行動的な素敵な方だった。

あるガンのために2週間ほど前から、ベッドから動けなくなられて、

一人娘さんが24時間付き添われていた。


Aさんは消化器の症状のため、食事がほとんど出来ず、かなり痩せていた。

血管も浮かなくなってきて、血管を確保して、点滴のルートを入れることが

かなり困難になっていた。


その日も何度も針を刺された後、彼女が言われた。

「もう、痛いことはしたくない・・・」

主治医と娘さんが相談されて、もう、点滴はしない事になった。


彼女の水分補給は、娘さんが口から、飲まされる僅かな水だけだった。

彼女の皮膚は全体的にカサカサしていて、でも、足の甲だけは、

栄養不良による浮腫で腫れていた。


Aさんの受け持ちナースである若いナースは心優しい子で、娘さんにもAさんにも

細かい心配りをいつもしていた。

娘さんがゆっくり休めるように、ソファやテーブルの位置を変えたり、病棟のラジカセを

貸し出して、音楽を流したりしていた。

実際、Aさん本人も、そして、24時間一人で付き添われている娘さんも疲れきっていた。



「今からアロマオイルでマッサージしますね。カサカサの皮膚が少しオイルで潤うし、

腫れてる足の甲の浮腫も一時的だけど、少し腫れが引くと思います。」

と二人に声をかけて、マッサージを始めた。


私がAさんの左足をしながら、若いナースにマッサージの方法を教えて、彼女が

右足をマッサージした。


ラベンダーとユーカリのブレンドされた香りが病室に広がる。

千住真理子さんの『カンタービレ』のヴァイオリンの音色が流れている。

いつもバタバタ、忙しく働いている病室が静かな優しい空間に変わる。

アロマオイルの香りは、本人はもちろん、マッサージする看護師も癒される。


カサカサの皮膚にオイルが沁み込んでいき、スベスベに変わり、腫れていた

足の甲の浮腫も少しずつ引いていく。

表面的な変化も効果的だけど、アロママッサージの魅力は心への影響だと

思う。

人の温かい手でマッサージされると、その人の思いやりとか優しい心が

マッサージされる側にも伝わってくる。

それが『気持良くて、、癒されます・・・』という気持ちになるのだと思う。


Aさんのマッサージの続きは若いナースに任せて、私は傍で見ていた娘さんの手を

マッサージしてあげることにした。

「私もしてくださるの?気持よさそうだなぁと思ってたの。」

と娘さんはとても、喜んでくださった。

だって、限界まで疲れているのは、患者さんの傍で見守っているご家族の方だから。


娘さんの手をゆっくりマッサージする。

しばらくすると、娘さんが静かに涙を流されていた。

その涙を見て、私達も少しだけ、もらい泣きをした。


アロマテラピーはマッサージされる方もする方も癒される。

同じように優しい気持ちになれる。

『ただ傍に寄り添うこと』 という緩和ケアの原点なのかもしれない。









AD
いいね!した人  |  コメント(3)  |  リブログ(0)

テーマ:

                友紀恵の空の写真1



彼の状態が悪くなって、痛みや呼吸困難などで苦しそうにみえる状態になった時に家族の方が

後悔されるようになった。


「眠らせるのは、呼吸がもっと苦しそうになるから、して欲しくない。

 痛みがもっと取れないでしょうか?

 ホスピスに行けば、もっと楽に過させてあげることができたのではないでしょうか・・・」


奥さんと娘さんも交代で一日中付っきりで疲れ果てていた。

「無理しないで休んでくださいね。」と声をかけても、起きてAさんの傍に座っておられた。


本当はもっともっと、奥さんや娘さんの辛い気持ちや悲しみを聴いてあげないといけないことは

分かっていた。

でも、私自身、お誕生会の後から、子供の受験のことでかなり落ち込んでいて、パワーが

なかった。

『もっと、病室に行かないと・・・』と思ってても、タイミングが合わなかったり、自分の元気が

なかったりして、私が満足出来るほど、話が出来なかった。


三連休を控えて、『今から、三日休みだから、もう、会えないかもしれない。三連休ということを

奥さんと娘さんに伝えなくちゃ。』と思いながら、言えなかった・・・

『充分なコトしていないから、最期Aさんに会えないかもしれないな・・・

 それはわたしのせいだから、仕方ないな・・・』と思いながら、後悔しながら、休みに入った。


休み明けて、病棟に行くと、Aさんの名前があった。

『良かった。まだ、大丈夫だったんだ。』と嬉しかった。


その日は珍しく、フリーで動ける役だったので、朝からAさんの身体を拭いたり、奥さんと久しぶりに

話をしていた。

Aさんの意識は全くなく、苦しそうな顎でする下顎呼吸に変わっていた。


11時くらいにAさんの検温をしていたナースから、

「血圧がもう測れません。

 先生にはハートレート(脈)が下がって来たら、連絡します。」と教えられた。


それを聞いて、病室に行った。

「血圧もう、測れないみたいです。聞いた?呼ばないといけない人が居たら、

 呼んでくださいね・・・」

「もう、みんな会ってるから・・・」

「ダンナさんに言ってあげたい事があったら、言ってあげてくださいね。」と伝えると、

「もう、たくさん言ってあるから・・・」と奥さんが言われた。


午後になって、彼の呼吸と心臓が静かに止まった。

主治医が亡くなったことを告げられる。


亡くなられた後、しばらくご家族だけに残して、お別れの時間を持ってもらう。

その後、ナースが身体を綺麗に拭いて、着物を着せて、綺麗にお顔を整える。


彼は大きく口が開いていて、苦しそうなお顔だった。

『こんなに苦しそうなお顔を見ているのは、ご家族も辛かっただろうな。

 もっと穏やかなお顔で旅立たせてあげたかったな・・・』と思った。


身体を拭いた後、綺麗にヒゲを剃って、顔色を良くするためにファンデーションを

薄く塗り、唇にも薄く薄く口紅をひく。

一生懸命顎をマッサージして、顎の下にタオルをはさむとやっとお口が閉じた。

そうすると、見違えるように穏やかなお顔になっていた。

以前の穏やかなAさんのお顔に戻っていた。


『Aさん、待っていてくれて、ありがとうね。

 今回、後悔だらけの私だったけど、待っててくれてたんだね。

 嬉しいです。

 少しはAさんのお役に立ててたんだと思っていいってことでしょう?』



受け持ち患者さんの最期のお見送りは、悲しいけど、自分で見送りたいと思う。

三交代だから、出来ることの方がもちろん少ないのだけど。


17時お迎えの車が来る事になっていたので、日勤のナースの半分がお見送りする

事が出来た。


「お誕生日会までしていただいて、ありがとうございました。

 この写真大切にします。」と最後に言ってくださった。


いつもいつも、心残りのない看護が出来るとは限らない。

後悔が残ることも多い。

でも、最期のAさんの穏やかなお顔を想い出すと、私は優しい気持ちになる。









AD
いいね!した人  |  コメント(3)  |  リブログ(0)

テーマ:

                 桜



今日から四月です。

一月から三月まで、寒いのと、あまり良い事がなかったせいで、元気ない日が多かった。

「四月になったら、いい事あるよって、次女に根拠なく慰められていた。

今日から四月、心機一転したい!



このブログでは愚痴や嫌な事は書かないと決めていた。

明るく、読んでくださった人が元気になるような事を書こうと決めていた。


でも、私は緩和ケアも勉強を少しづつ続けているけど、いつも思ったように看護できるものでは

なくて、後悔したり、心残りのある時もある。

『これで良かったんだろうか・・・もっと何か出来たのではなかったのか・・・』と

感じることも多い。



一月の中旬から60代の男性の患者さんを受け持っていた。

私の今の病棟では、多い時には1日入院が10人前後あるので、朝のミーティングの時に、

名前と年、循環器か消化器か、検査入院か治療かくらいしか分からない時点で、

受け持ちナースが決まる。

もちろん、電子カルテなので、決まってから、カルテを読んだら、何の目的で入院されるのか

は分かるのだけど。


その日も、『検査』と書いてあったので、深く考えもしないで、

『2~3日の検査入院の方かな?』と思いながら、受け持ちナースになった。


カルテを見てみると事情は違っていた。

外来で腹部エコーをされていて、肝臓に腫瘍が見つかっていた。

今回はその腫瘍の精密検査のための入院だった。


『これは心して、お迎えして、お話を聴かないと・・・』と思った。


Aさんは穏やかな方だった。

娘さんと一緒に入院されて、ラウンジでお話を聴いた。


「今回、もう、手術できないかもしれないと聞いてます。

 妻が病気がちなので、自分は元気でいないとと思っていて、人間ドッグも年に1回

 受けていたのに、こんな事になって・・・」

とAさんは深く悔やんでおられた。


検査前に希望されて、個室に替わられた。

そこで彼といろいろと話をする事が出来た。


妻の病気が心配な事。

自分がまさか妻を追い抜いてしまうなんて、思ってみなかった事。

娘さんは遠い所にお嫁に行っている事。

自分に何かあっても良いように、今回の検査の前に、娘さんと奥さんに遺産のことなど

相談するようにしておく事など。


彼は深く後悔していて、とても無念そうだったけど、その反面、覚悟されていた。

「この病院の近くにあった大学に昔、通っていたんだよ。

 今は移転してしまったけどね。

 だから、この辺は良く知ってる。古本屋とかお店とかね。

 若い時ここで過して、最期をここで迎えるんだね・・・」


「ここで青春を過されたのですね・・・

 私が学生の時はまだ、大学、ここにあって賑やかでした。

 病気のことは、まだ検査してみないと詳しくは分からないですけど、

 そこまで考えられているんですね・・・」



彼の検査の結果は予想以上に悪い結果でだった。

手術はもちろん出来ない状態で、検査中に抗がん剤を注入したが、効果はあまり

期待できないだろうということだった。


彼の立場を考えて、主治医は彼に全て伝えた。

彼は取り乱す事もなく、静かに受け入れられていた。


吐き気や痛みが出来てきて、それに対する治療が行われた。

彼の肝臓は徐々に機能低下を起こして、彼の意識レベルは下がっていき始めていた。


彼が亡くなる二週間前が、彼と彼の奥さんの誕生日だった。

「同じ日だから、今までプレゼントなんてしたことなかったよ。」と彼が言われた。


「えー、同じ日なのにお祝いした事ないんですか!

 じゃあ、今回しましょう。そうだ、奥さんに内緒で!

 奥さんは何色の花がお好きですか?」

「ピンクかな。服もピンクが多いよ。」

「じゃあ、本当に企画しますからね。」


と、奥さんだけに内緒でお誕生日会を計画した。

師長さんの許可ももらって、他のナースにも協力してもらった。

一人のナースが手作りケーキを作ってくれることになった。


最期の誕生日だからこそ、みんなでお祝いをしてあげたかった。

けれど、彼の意識レベルはさらに下がってきていて、お誕生会を分かってくれるかどうかも

難しい状態になっていた。

もちろん、彼に分かって欲しかったけど、奥さんが喜んでくださればそれでいいと思っていた。


当日、お花とカードと手作りケーキをナース10人くらいで運んで彼の病室に行った。

「お誕生日おめでとうございます!!!」


奥さんはとっても驚いてくださって、予想どおりだった。

彼も分かってくださって、「ありがとう、ありがとう・・・」って言ってくださった。

二人のツーショットを写真に撮ったり、みんなで写真を撮った。


彼がありがとうって言ってくださったことが本当に嬉しかった。



彼はしばらくして、話す事が出来ない状態になった・・・・・




いいね!した人  |  コメント(0)  |  リブログ(0)

AD

ブログをはじめる

たくさんの芸能人・有名人が
書いているAmebaブログを
無料で簡単にはじめることができます。

公式トップブロガーへ応募

多くの方にご紹介したいブログを
執筆する方を「公式トップブロガー」
として認定しております。

芸能人・有名人ブログを開設

Amebaブログでは、芸能人・有名人ブログを
ご希望される著名人の方/事務所様を
随時募集しております。