6434人が犠牲になった阪神大震災は17日、発生から15年となる。心身を傷つけられ、大切なものを奪われながら、被災者は支え合い、懸命に生きてきた。だから、今がある。大地震が起きたハイチでは、あの日と同じように大勢の人が悲しみに沈んでいる。思いをはせること。犠牲を払って得た教訓を伝え続けること。被災地がはぐくんできた支え合う心をいかしたい。震災障害者に、光が当たりつつあるのも、その成果だ。犠牲者を悼み、その原点を確認する日が、巡ってきた。【震災取材班】

 最大の被災地・兵庫県では、15年たっても解消できていない課題がある。災害復興公営住宅では、高齢化率(65歳以上が占める割合)が上昇を続け、昨年11月で48.2%に達した。単身高齢者率も43.3%に上り、いっそうの見守りが必要だ。にぎわいを取り戻せていない街も残る。神戸市では、震災後に生まれたり、転入してきた市民が36%となり、震災の風化も懸念される。これらの課題にいかに取り組むのか。「1・17ひょうご安全の日宣言」は「教訓をもっと活用しよう」と呼びかけている。支え合い、伝え、備える。15年間の教訓を今、再確認したい。

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