昨日の記事
の記事で、
パーマすると手入れが大変!という結果に。
確かにパーマは髪質やダメージを見極めてかけないと難しい技術。
すぐとれたり、かかりすぎや毛先がチリチリになるなどの
明らかな美容師側の失敗も多くあります。
特にこのブログでもよく紹介させていただいている大きめなウェーブや、
ふわっとした柔らかいパーマはゆるめのパーマなので、
普通にかけるとともちが悪く、
スタイリングが出来ないという人も多いのでは?
僕がお客様にオススメするスタイリング方法。
こんな感じにセットすると1~2分で可愛くなります。
で、前置きが長くなりましたが、
今日はこのスタイリングをするときの注意点。
非常に簡単なセットの仕方なんですが、
お客様からも「日によって上手くいかないときがあるんですよね」
って時々言われることがあります。
確かにその日の湿気具合や朝の寝癖具合によっては
いつもと違う感じになったりすることもあると思います。
でもよくよく聞いてみると、
ムースをつけて自然乾燥させるときに
髪をさわったり梳かしたりしてる場合がけっこう多いです。
せっかくムースでキレイな束感が出てるのに、
それを触って崩してしまうともったいない!
今日は僕の髪をアシスタント1年目の吉田くんにスタイリングしてもらいました。
まずbefore。
パーマをかけて4ヶ月ですが、かなりパーマが残っています。
しかもデジタルパーマでかけたので、
ぬらさなくてもそこそこパーマが出ちゃってます。
本当はもっととれかけのパーマのほうが違いがわかりやすくていいんですが、
他に手頃なパーマヘアがいなかったので進めていきます。
ビショビショにならない程度にぬらしてください。
エンリッチバウンシーフォームです。
ちょっと固まるので、
広がりやすい人も一日もつし、
パーマがとれかけの人でもしっかりウェーブが出ます。
手のひらいこのくらいとって、
髪を握るようなイメージでクシャクシャともみ込みます。
今日はドライヤーの先に風を弱めるスタイラーというものをつけ、
自然乾燥を早めていきます。
(普段はそのまま自然乾燥でOKです)
ここでポイント。
ムースをもみ込むと髪に束感が生まれます。
その毛束をなるべく崩さないように
そのまま自然乾燥したほうがパーマはしっかりとキレイにでます。
もう片方は乾く前からわざと触って乾燥。
元々パーマが出てたので、これでもパーマは出ていますが、
はっきりとパーマが出て毛束感も出ているので立体的になります。
比べると違いが分かりやすいですね。
左側は毛束が崩れて毛先が少しパサついています。
クセ毛の人だと広がってしますと思います。
右側はムースでできた束感とツヤがそのまま残っています。
乾いてしまえば触ってもそんなに崩れないのですが、
自然乾燥前は極力さわらないほうが、仕上がりはきれいです。
がんばりすぎちゃって触りたくなる気持ちもわかるのですが、
ムースさえしっかりもみ込んでいれば大丈夫。
後はほったらかしにするくらいの気持ちでちょうどいいですよ。
スタイリングができるとパーマをかけ直さなくても何とかなるので、
パーマのもちを良くする大事な要素ですね。
皆さんの参考になればうれしいです。
それではまた!
小川貴広プロフィール
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