桜と乾杯したの図

この春は神田川をいっぱい歩いて、桜を堪能

 

陽光の差してる青空の下も素敵だけど

薄曇りの方が花を美しく感じられるかも

 

愛を与えるだけの

シンプルな体になりたい

 

月が輝きはじめ、街灯がともる18時頃

夕闇の桜が一番美しいと思ったよ

 

私の欲する愛のほとんどが 

桜の花びらに化身して 

ここに集い幸せを結んでいるみたい

 

おもむろに目覚めた猫みたいに

伸びをしてお尻を持ち上げて 

動き出す桜の木 

 

しなやかな黒い肢体は 

生命の祝福を受け 

イノセントな重力に包まれてるの 

 

しっとりと降り積もる愛!愛! 

当たり前に これほどに

存在してるなんて

 

君にハグしてもらったら

私は桜の木よりもっと幸せ!

 

夜桜は見上げて

首の疲れる角度が魅惑的

 

約束とか, 信頼とか, 希望とか

この世を象徴する, 頼りない幻想

そんなものに未来を委ねるのかな

 

人はそれらに心を振るわせて -

今まで歴史をつくってきたのかも

未来をつくっていこうとするのかも

 

目に見えないもの - 

触れられないもの - 

人をつくるもの 

 

春; 大いなる自然の摂理の中で 

子供のように疑わず 

盲目に確かめるよ 

 

約束と信頼と希望を

愛で, なでて, 桜の花に 

 

桜のトンネルだよ

まったく素晴らしい散歩道

 

賑やかな囀り

お年寄りの話し声 

川には鯉と鴨、白鷺が飛び立ち 

花を飛び交う小鳥たち 

枝に休らう鳩は4羽 

うっすらと霧雨を感じる 

しっとりと穏やかな早朝 

心は喜ぶ美味しい道 

君としっぽりしたい道 

君がいないと

なんか満腹じゃないなあと思った道 

 

 

・雨降りも阿呆のやうに花見かな