歯科衛生士学校で学んでいること

こんにちは！リタ歯科クリニックの川合です

気温がグッと下がり、白い息が出る季節になりました
もうすぐ１２月。早いですね


さて本日も前回に引き続き、「矯正治療」についてです。
「矯正に興味はあるけれど、もう年だから無理なのでは」とか
「子供の矯正はいつ頃から始めれば良いのだろう」などの
疑問を持っている方いらっしゃるのではないでしょうか。

矯正は早めに始めるほうが良いと言われていますが、
「成人矯正」という言葉があるように、最近は大人になってから
始める方も増えています。高齢者の矯正というのもあります。
各年齢に適した対処法があるため、基本的には何歳でもなのです。

生物学的に最適なのは、永久歯の交換が始まる７、８歳から
１０代、２０代前半までといえます。
中高年の方は成長を利用した治療ができず、歯の動きが遅かったり
治療後に歯肉退縮（歯茎が下がる）になってしまう場合もあります。

また、虫歯や歯周病の歯が多いと、
理想の噛み合わせを目標にできないこともあるので、
若いうちに治療するメリットは大きいと言えます。

しかし、最近では中高年の方の矯正も歯周治療と
組み合わせることにより、噛み合わせが崩れるのを
ストップすることができると言われているようです。

したがって、不正の噛み合わせがあり
患者さんの希望が高く、定期的な通院や費用など
環境が整ったときが、ベストな治療開始時期なのだと
思います。