今日のお話は簿記論と財務諸表論の計算問題についてです。
まず大前提。
◯簿記は仕訳!!
これに尽きます。
この考え方は実務についてからも大切ですのでぜひ習慣付けて下さい。
会計ソフトを使おうとも、大切なのは伝票で仕訳が書けることです。
(最近の会計ソフトはこの前提を崩しているものが多いのでちょっと怖いです)
総合問題や答練に入るとついつい仕訳を書くことを省略する人が多いようです。
試算表に直接書きこむだけとか手を抜いてしまうのですね。
しかし、これでは理解が深まらず、ケアレスミスも多くなります。
取引を想像し、そこから複式簿記を想起して実際に手で書く。
これを愚直に繰り返すことが会計科目の計算では一番重要です。
私が受験生の頃、TACでは直前期に薄い電話帳くらいの仕訳問題集を配っていました。
講師の方が
「これを三回しすればまず合格できます」
と太鼓判を押していました。
そこで私は四回しほどしてみました。
結果、一発で合格です。
もちろん個別だけでなく総合問題も大切です。
次回はその辺りを。