3月17日 その4

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 ジェニファーの家でシンプルディナー(と、本人が言ってたけど、本当にシンプルだった(笑))をいただいて7時半くらいにお家を失礼しました。
 8時くらいから「お天気会」(直訳。ヨットに乗る人向けの、雲から天候の変化を判断する方法の講習会)があるそうなのです。
「それじゃ、わしらバスで帰るわ」
と、帰る私たち。
「じゃあ、回数券あげるわ」
と、2枚もらって、路線バスでダウンタウンに向かいました。
 妹の友達・カタリナとは8時の約束。

 うーん。英語、出るかしら。

 前の日に日付が変わるまで仕事をして、当日は7時ごろから仕事をはじめて夕方まで昼抜きで夕方まで仕事、そのまま成田に直行、バンクーバーで走り、ビクトリアに着いて人様のお宅に直行というスケジュールの後、私は驚くほど言葉が出ませんでした。
 たぶん、日本語さえ出なかったんじゃないかという(笑)。
 ジェニファーんちでは
「rioja(仮名)はケッコンしないの?」
「そうね……でも、妹(仮名)には彼氏が出来たのよ!」
と、話題を人に振ることで切り抜けてきました。(←ずるい)
 今回も同じ手でいくか。

 結局、心配はいりませんでした。

 なぜなら、とうとうカタリナは待ち合わせに現れなかったからです……。
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3月17日 その3

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 ないものは仕方ありません。
 約束もあるので、市外に向かいます。
 AKALというシャトルバスに乗りこみ、40分くらい。
 デルタ・オーシャン・ポイントに着くと……既に妹のホストファーザーとマザーのジェニファーとキャンベルが待ってました。

 チェックインして、すぐに車に乗り込んで(こういうとき、荷物がないといいね!←ポジティブ思考)、おうちに向かいます。出かけるキャンベルをいったん家で降ろして、近所のスイミングクラブへ。
 そこで、お嬢さんのローワンとお友達をひろっいました。途中、お友達を送ってから、また家へ。
 さすがに3年近くいた妹のことは覚えていたけれど、車内で聞いたら、ローワン、私のことは覚えてませんでした。まあ、今12歳だもんね。でも、前は本当にお子ちゃまだったのに、もうすっかりティーンエイジャーになっちゃって、私もトシをとるはずだよ。(近所のオバちゃん状態)
 家の中に入ると、もうひとりのお嬢さん、エレナが出迎えてくれました。

「私のこと覚えてる」
「No」

 ふ、ふふふ……。
 エレナは15歳だから前回だってバッチリ物心ついてたはずなのになー。
 印象薄いのか、オレ。

 妹が
「ほら、ネイルに花とか描いてくれた人だよ?」
と、フォローを入れる。
 ふーん、そんなことしたっけ?
 さっぱり覚えてないや。(←この時点で2人を責められません)
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3月17日 その2

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 ビクトリアに着いて
「空港、きれいになった気がする」
「そうだよね。確かに前(4年くらい前)はこうじゃなかった」
などと話しつつ、搭乗ゲートを抜けます。
「えーと、ダウンタウンに行くバスはどっから乗るのかな」
と、外に出ようとして妹に止められました。
「荷物」
 ……そうでした。
 私はもともと家から荷物をほとんど持ってきてないので、スーツケースがあることを忘れてました。
 Baggage Claimに行って、手荷物が出てくるのを待ちます。
 待ちます。
 待ちます。
 待ち……。
 オイコラ、まだ受け取ってないのに、なんで便名の表示が消えるのさ!

 そうです。荷物は出てこなかったのです。
 何のためにMCT(最小乗り継ぎ時間)が設定されてるか、今さらながら思い出しましたよ。人間が乗れても、、荷物は乗れなかったか。
 横のカウンターにいた親切そうなおばちゃんに、必要なこと(手荷物番号とかスーツケースの形状とか色とか宿泊ホテルとか)を言って届出をします。
 まあ、そうだよね。
 荷物ってたまになくなるものだよね。
 日本系の航空会社にばっかり乗ってると忘れがちになるけど。
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3月17日 その1

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 一回帰って荷物を真剣に詰めようと思ったけど、とにかく仕事が終わらないので、とりあえず持ってきた最低限のものをもって空港へ。
 NEXに乗って成田に着いてみたら、AC0004便は出発が2時間遅れていました……。
 まあ、飛行機って遅れるもんですよね。日本系の航空会社ばっかり乗っているとつい忘れがちになるけれど。

 少しして妹と合流。
「お願い、サムソナイトに寝巻きだけぶっこんどいて!」
と、母にお願いしておいたら、妹はサムソナイトを2個持って現れました。(車で送ってもらってたので別にそんなに大変でもない)
 下着を何枚かとジーンズは持ってきたので、それをつめようとスーツケースを開けると……中にはお土産がてんこ盛でした。
 もしかして、行きより帰りの方が荷物が少なくなるかもしれない。
 そんな気さえしました。

 AC0004便は、コードシェア便というやつです。
 ある人はエア・カナダ4便のチケットを持ち(私がそう)、ある人はANA1894便のチケットを持ち、またある人はタイ航空のチケットを持っています。便名が色々違うけど、みんな同じ飛行機です。かなりの兼業農家です。
 もともとカナダは英語とフランス語が公用語だけど、日本発のANA便でもあることで日本語の機内アナウンスも入るはず。タイ航空だから、タイ語も入るかもな、なんだか某カメラ屋の店内放送みたいだな……なんて思っているうちにバンクーバー到着。(途中経過を8時間ほど省略してみました)

 AC0004便が遅延したので、予定の便には乗り継げません。成田で次の乗り継ぎ便に変更してくれました。
 トイレに入ってから、のんびりとイミグレーションを抜けて出てきた私たちに、女性が日本語で話しかけてきました。
「バケーション・ツアーの方ですね?」
 えっと……そんな名前だったっけ?(笑)
 その女性は旅行会社の人で、挨拶するヒマもなくホテルのバウチャー類を渡してくれました。
 そういえば、チケットの同封物にバウチャーは乗り継ぎ時に渡すって書いてあったっけ。
 これでこの方のお仕事は終了なはずなのですが、この方、親切です。
「乗り継ぎまで時間がないので、迷ってはいけないから私が先導します!」

 いや、オレ、バンクーバー6回目か7回目ですから。

 ……とは、言えませんでした。

 妹、3年以上住んでましたから。

 ……とも、言えませんでした。

「ちょっと小走りで行きまーす!」

 そして、私はその人の後ろを走ってついていきました。
 朝から仕事して、8時間弱のフライトで到着したばかりの体には、小走りでも結構キビしいです。というより、小走りじゃないです。かなり全力疾走です。気を抜くとぶっちぎられそうになります。
 私より体力のない妹との距離が開きます。
 まあ、私が入り口に足をかけてれば飛行機出ないし。
 息をきらして国内線のターミナルまで走ります。

 ようやっとセキュリテイ・チェックまで来て、旅行会社の人とはお別れです。
 あと10分で離陸。
 ありがとう、旅行会社の人。名札を見るヒマもなく後頭部をずっと拝んでいた気がするけれど、おかげで乗り継ぎ便に間に合いました。
 セキュリティ・チェックもそれほど時間がかからずに抜けて、ゲートまで少し走ります。(走ってばっかり)
 24人乗りの小さな飛行機に乗り込んだら、人数確認をしてほぼすぐ飛び立ちました。
 ビクトリアまでは30分ほどの空の旅。

 でも、私、ここいら辺で気がつくべきでした。
 人が懸命に走ってようやっと間に合う乗り継ぎに問題はないのか、ってことに。

無事帰ってきました

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 コメント入れていただいた方、ありがとうございました。
 お休みを取って何をしていたかというと、東ゴルトー共和国に行っていたわけでも、ファウードの中で戦っていたわけでもなく、カナダに行っておりました。

 ことのおこりは1ヶ月半ほど前、カナダから手紙が届いたところから始まります。(たぶん、ある一定の年齢以上の人は、ここで「らーぶれたーふろぉ~む、カナーダー♪」と歌ってしまったハズだ)

 最初にちょこっと説明すると、私の妹はカナダに留学していたことがあり、その時にアーネストというおじいさんと知り合いました。
 その人から「最近、めっきり体が弱っちゃってもう長くないかも」という、杖をつくヨレヨレなイラスト入りのレターが届き、
「こんなナイスなボケをかます元気がある内に行っとくか」
と、なったわけです。(私はアーネストとは面識がないのですが、私が行くと安いツアーが使えるので同行)

 アーネストが住んでいるのはナナイモ。
 この地名だけ聞いてカナダだとわかる人は、かなりのカナダ通でしょう。
 ナナイモはブリティッシュ・コロンビア州、バンクーバー島の町です。
 日本人からカナダへのゲートウェイとして有名なバンクーバー。ちょっとややこしいですが、バンクーバーはバンクーバー島にはありません。バンクーバー島には、ブリティッシュ・コロンビア州の州都のビクトリアがあります。そのビクトリアについで2番目に大きい町がナナイモです。

 途中、色々と変更を入れつつ、出発直前に妹が出してきたスケジュールは以下の通り。

――─――─――─――─――─――─――─――─――─――─

3/17 夕方 日本発
    昼 バンクーバー到着(乗継)ビクトリアへ
    17:00 ジェニファー&キャンベル(ホストファミリー)と待ち合わせ
    20:00 ダウンタウンでカタリナ(友達)と待ち合わせ

3/18 09:30 ディビッド(ジェニファーのお父さん)の車でナナイモに
    14:00 アーネストの家に
    16:30 ビクトリア行きバスに乗車
    19:10 ビクトリアに到着、ターミナルでオリビアと待ち合わせ

3/19 10:00 ジェニファー&キャンベル(ホストファミリー)とブランチ
    午後  ビクトリア発、バンクーバーへ

3/20 フリー

3/21 昼 バンクーバー発、日本へ

3/22 夕方 日本到着

――─――─――─――─――─――─――─――─――─――─

 ……。
 …………。
 3/20をのぞいて、やたらスケジュールがキツい気がするのは気のせいでしょうか?

 しかし、たいして考える余裕もなく、ひたすら仕事を片付けているうちに17日になってしまいました。
 続きは、また次回に。