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2016年09月18日 18時48分30秒

10/2(日)吟遊詩人の宵の紡ぎ音

テーマ:Diary

【吟遊詩人の宵の紡ぎ音】
2016年10月2日(日) SONGLINES(渋谷)

18:00open/18:30start

出演:AGATA,Shizuku Aosaki,木村林太郎(全員アイリッシュハープ弾き歌い)

料金:2500円(前日までのご予約)/2800円(当日)

SONGLINES:渋谷区宇田川町41-29 石井ビル2F(1Fにチャングミという焼肉屋さんがあります)

電話:03-5784-4186


出演者全員アイリッシュハープ弾き歌いという貴重なライブを再びやります!
Shizukuさんはこのライブの数日後にはベルリンへと戻る予定で、AGATAさんも大阪を拠点に活動しているアーティストなので、果たして次回はいつになるかわかりません。
とにかく二人とも個性あふれる素晴らしいアーティストです。ぜひお見逃しなく!

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2016年09月05日 20時46分17秒

ザバダックと俺 その9~インストアライブ

テーマ:Diary

1993年の1月は、25日にZABADAKのアルバム『桜』が発売され、29日にはきゃりーぱみゅぱみゅ、そして30日にはDularinnのバンドメンバー岡本千佳さんが生まれるという、空前絶後の出産ラッシュだった。
その同じ1月30日にCDショップ、 WAVE渋谷店のエントランスでZABADAK店頭ライブが行われた。
この店はもうない。
今でもごくたまにその小道を通る。
よくもまあこんな場所でイベントが行われたと思うような、道端の小さなスペースだった。
開演の三時間ほど前に行ったら、上野さんの真正面、最前列を確保することができた。
上野さんからは2メートルと離れていない位置で、緊張してステージをなかなか正視できなかったことを覚えている。
人垣はどんどん大きくなり、開演時間には少なくとも百人以上の観客が集まっていた。
この日は吉良さん、上野さん二人だけで、

遠い音楽
Psi-trailing
椎葉の春節
休まない翼
Tin Waltz

の5曲が演奏された。
吉良さん、登場するなりひとこと「寒い!」。
上野さんは『遠い音楽』の途中で歌詞を間違えて笑いが起きるなど、和やかな雰囲気で始まった。
『Psi-trailing』をライブで聴いたのはこの日が初めてで大感激したのだが、曲を終えると吉良さんが歌詞になぞらえて「まさに冷たい風防ぐ曲もないまま…」と言って余韻を笑いに変えてしまった。
『椎葉の春節』では、上野さんの吹く笛がとても気になった。
これが将来自分で何百本と売りさばくようになる、ティンホイッスルとの出会いだった。
『椎葉の春節』はアルバム『桜』と同日にシングルとしても発売された。
アルバムバージョンは春霞のようにややぼやけた仕上がりで、個人的にはシングルバージョンの方が好みだ。
さらに上野さんが後奏でティンホイッスルを吹くライブバージョンには本当にうっとりする。
ロサンゼルスでの『桜』トラックダウンの折、アイルランド人エンジニアのケビン・モロニーがこの曲を聴いて「まるで自分の国の伝統歌のようだ」と感動していたという。
ティンホイッスルがぴったりはまるのも当然なのだ。
椎葉村では村内放送でZABADAKのこの曲が流れるようになった、と聞いて、帰ってから鉄道時刻表で九州への旅の計画を練ったものだ。
椎葉村への旅は今だに実現していない。

『休まない翼』では今度は吉良さんが二番の歌詞を忘れ、「ララララ」などとごまかしていた。
二番後の間奏の、空を疾駆するような旋律は、上野さんがアコーディオンで奏でた。
吉良さんがこの日のMCで「この前二人で飲みに行った時、歌詞間違えのことで喧嘩になった」と言っていたが、喧嘩をしている場合ではないだろう。
『Tin Waltz』では上野さんが別の色、別の大きさのティンホイッスルを使っていた。
それが『椎葉の春節』との曲のキーの違いに対応するためだ、ということはのちに知った。
本番中に、吉良さんの後ろに貼られた飾り布がどんどんずり落ちて、終演の頃には丸められたガムテープが無残な姿をさらけ出していて、突っ込みどころ満載の、でも素敵なライブだった。
こんな至近距離でZABADAKを聴ける機会など、もう二度とないのではないかと思った。
帰り道、『星狩り』を聴くまでは無反応だったパン屋「ポンパドール」でほくほくしながらパンを買った。


それからひと月もたたぬ2月20日には、銀座の山野楽器本店7階JAM SPOTにて、アルバム『桜』予約購入特典ライブが行われた。
この日は吉良さん、上野さんに藤井珠緒さんという三人編成だった。

曲目は

満ち潮の夜
休まない翼
Psi-trailing
マーブル・スカイ
椎葉の春節
砂煙りのまち
Tin Waltz
小さい宇宙

遠い音楽(アンコール)

の計9曲。
小編成ではあったが、百戦錬磨の三人による素晴らしい演奏の連続だった。
特に珠緒さんの鉄琴が間奏の旋律を奏でた『Psi-trailing』が美しかった。
この曲は、ライブでしか聴けない吉良さんの「ララ」「サイトレイリング」のところのコーラスもたまらない魅力だ。
吉良さんの歌声には、ライブを聴けば聴くほど惹き付けられてゆく。

前月の渋谷の雑踏でのライブとは打って変わって、緊張感ただよう静寂の中での美しいひと時だったが、MCは相変わらずふにゃふにゃしたものだった。
急に上野さんが「珠緒ちゃんが話すコーナーにしませんか?」と言って話を振るも、焦ってはにかんで「趣味は植木です」などと答える珠緒さんが可憐だった。
しかも本当は植木はちっとも趣味でないらしい。

吉良さんのMC
三日前に柄にもなくバレエを観に行った。『ロミオとジュリエット』を観たのだけど、まるで映画『ブレードランナー』のような世界で、ロミオ役がスキンヘッドだったりした。
僕はもともとコンサートなどに行くと感動しやすいタイプですぐに泣くのだが、あれが終わった時は泣くなんてもんじゃなくて目の幅の水が流れ落ちた。
次の土日にメルパルクホールでやるみたいなので観に行ってほしい。損したら僕が弁償するので…

こんな感じで進行したライブだった。

大学受験の真っ最中にも関わらず、発売直後のCDを浴びるように聴き、行けそうなライブにはすべて行き、ZABADAK漬けの熱い熱い冬だった。
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2016年09月05日 20時45分29秒

ザバダックと俺 その8~『桜』発売の頃

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年が明けて1993年になると、『桜』発売日まであと何日と、指折り数えるのが日課になった。
そしてついに発売前日の1月24日を迎えた。
CDは発売前日には販売店に入荷されているから、夕方、はやる気持ちを抑えつつ吉祥寺の山野楽器に出かけた。
アルバム『桜』とシングル『椎葉の春節』、そして予約特典のライブ参加券とポスターを受け取ると、それはもう大急ぎで帰宅した。
みぞれ混じりの寒い日だったと記憶している。
日曜日で、大相撲初場所の千秋楽だったが(曙が優勝したらしい)、もちろんそれどころではなかった。
自分の部屋に駆け上がってCDをセットした。今思えば、そんなに早く聴きたいならCDウォークマンを持っていくべきだった。
気が急いて、まだライブで聴いたことのない曲まで飛び越し選曲をした。
とにもかくにも『Psi-trailing』にひと聴き惚れした。
『マーブル・スカイ』に『休まない翼』『百年の満月』の吉良さんボーカル曲にガツンと打たれた。
『マーブル・スカイ』のドラムスに痺れた。
『歩きたくなる径』は初めの頃はつかみどころのない旋律だと思ったが、繰り返し聴くうちにどんどん深く好きになり、今や名曲揃いのこのアルバムの中でも最も好きな曲だ。
すでにライブで二度聴いていた『五つの橋』『アジアの花』『椎葉の春節』そして『桜』は、ずいぶん薄味になっているな、と感じた。
思えば、ライブで聴いていた曲を後からCDで聴くという経験はこの時が初めてだった。
特に『アジアの花』は前月のららぽーとライブが感涙するほど素晴らしかったので、マリンバとバイオリンの引いた感じが意外だった。
もちろん、当時の自分はライブとスタジオレコーディングでは目的もやり方も大きく異なるのだということを知る筈もない。
吉良さんは後年、このアルバム製作を振り返り、「二人のギリギリのせめぎ合いの連続だった」とおっしゃっていたが、曲の中で何を引き立たせ、何を抑えるのか、そんな部分でもさんざん意見をぶつけ合っていたことだろう。
吉良さんと上野さんの「ギリギリのせめぎ合い」は、もちろん『桜』に限らず、他の作品でも多かれ少なかれあったに違いない。
それがあってこそ生み出されたいくつもの名盤。
松田克志さんも含めた三人ZABADAK時代も、ライブが終われば猛烈な反省会、喧嘩ばかりしていたという。 
才能に溢れ、努力を惜しまず、そして我の強い人たちが、すべて真剣勝負、ギリギリのせめぎ合いで作品を仕上げていく過程では、想像もつかぬほど膨大なエネルギーが消費されていたことだろう。
そして『桜』もその結晶のひとつなのだろう。

この当時、自分は十年後、二十年後もZABADAKの音楽と共にあるのだろうか、なんてことをよく考えていたが、四半世紀が過ぎても聴き続けている。
『桜』はまるで色褪せていない。


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