まー、私は単なる服好きーであって、難しいことを語るのはおかど違いだし、
できない単純な脳しか詰まっていないので、理解できない負け犬遠吠えvとでも
笑って読み流して頂けると嬉しいです。

どうもこのごろ、服って誰のためのものなのか、考えてしまいます・・
デザイナーのためのものなのか(表現する手段とか、お金儲けのための手段とか)
着る人たちを幸せにする、楽しませるためのものなのか

たぶん、全部なのだろうと思います。
作る側も、着る側にとっても。
表現したいことがあり、それを続けるためには資金が必要だし、
着ている人が幸せなり楽しく思わないと、ブランドは続かない。
着る側も、デザイナーの思いやこだわり、ブランドの歴史や技術を
身にまとうことで感じるだろうし、それが楽しいと思う人もいる。
自分を着飾るための手段ももちろんあるだろうし、
それが好きな人の好みの服を選ぶことで、相手に気持ちを伝える表現になったりもする。

そう考えると、服って奥深い。
じつは生きていく上で、不可欠なコミュニケーション手段でもあると
思います。

しかーし!

どーも、何か、デザイナーと着る側の思惑というか、気持ちというか
感性といいましょうか・・・
離れすぎつつある感がします

感性度、こんな感じ?


デザイナー>ファッションブロガー>>>>>服好き>>>>>>>>>>>>*普通の人
*普通の人=とりあえず、服は単なる日用品、もしくは消耗品に過ぎない。ほどほどの
      オシャレでよろしvな方ということで。

デザイナーとファッションブロガーさんは限りなく近い気もしますが。
服好きは、ファッションブロガーさんほど極めませんが(これもまたビミョーな極め)
それぞれこだわりがあり、服に愛情があって、だからお金も時間も
人生の中でけっこう費やす。基本は、着る。コーデが好き。
私の場合は、服>人なので、服を輝かせるためにコーデを考える、ですが。


ギャルソンは特に、もはや服である意味が、私にはあるように思えないです
それがタイトル。
今回のパリコレテーマは服ではない服。
なんじゃいそれ、というのが本音。
もちろん、ただ奇抜なだけとか、そういう次元ではなく、もはや芸術の世界だか
哲学の世界だか、いや、
一般人には理解不能な世界に突入しているのだと思います。
ピカソのようなもの?
私の理解力がないだけですね。たぶん。

怒られそうですが、ぶっちゃけ、着たい服ではないです。それ以前に着られない。
あくまでもコレクションですからね。ええ、わかっていますとも。
何も今回だけのことじゃないし。毎回、誰がいつ着るの服だし。
もちろん、ちゃんと着られる服だってたくさんお店に並びます。
ただねー、それじゃあコレクションって、服好きや一般人にとっては
無意味なものになってしまうと思うのです。

何もギャルソンに限ったことではないですが。


何がしたいのかわかりませんコレクションがけっこうあると思います。
いつ着るのーって感じ。
(オートクチュールは特別な人だけのものだから論外)


ということで、偉そうなことを言うつもりはちっともありませんが、
服って、誰のためのものなのか・・
考えてしまいます。
服ではない服、とこられてしまうと、そこにはもう、着る人のことは
含まれていない気がしてなりません。

では、なぜ作るのか。

作りたいから作る。
服という名の芸術品
うーん、それじゃあ単純すぎるか。


違う意味で、リックのコレクションもびっくりしたー
インパクト強すぎて服を覚えていませんv

ジュンヤも、ジャミロクワイ軍団ですか、という感じで
まったくもって着たいという気持ちはわかなかったです
もちろん好みの問題ですが。
でも、見ている人のどれぐらいが、あの服を着る機会があるというのか、
そもそも似合うのか・・・


一般人が着られる服をコレクションで発表する意味はない、という考えもあるだろうし
あくまでも宣伝、という考えもあるだろうし・・
夢を与える、新しい技術やデザインを発表するという考えもあるだろうし

ただ、原点が?


服は誰のためのもの?

何のために作るのか?


むっかーしは、あのラインが綺麗!とか、あの素材って何だろうとか、
配色が美しいとか、シルエットが新鮮もしくは斬新だとか・・
もっと単純に、見ていてワクワクして楽しくなるコレクションが多かったと
個人的には思います。
あくまでも私個人の感覚です。年寄りの古い感覚かも知れません。


サンローランも、今年の春夏はともかく、秋冬は誰のためのものか
わからなかった。
ヴィトンもプレフォは良かったけれど、秋冬は誰のためのものか
やっぱりわからず・・

ビッグシルエットって、たいていの人には厳しいのよ。
とくにアジア人には。
それが極端にまたビッグすぎたりして、見ても、ふーん・・・な感じ。




さて、話は変わりますが、今年のグローバルブラン価値評価。
ラグジュアリーは以下


■総合トップ100位内の分野別ランキング(全体順位、前年比)
・ラグジュアリー
1位 Louis Vuitton(17位、6%増)
2位 Gucci(38位、7%増)
3位 Hermès(54位、23%増)
4位 Cartier(60位、26%増)
5位 PRADA(72位、30%増)
6位 Tiffany&Co.(75位、5%増)
7位 Burberry(77位、20%増)

おんや。シャネルは入っていないんだー
プラダがなぜにこうも・・?
ヴィトンは戦略勝ちって感じ?



最後に。

普通にギャルソンの服も買います。
コレクション以外のものはかなり使えます。
シャツは優秀だしコスパ高い
コレクション物は買ったことないですね
ジュンヤはまだ買えるコレクションが多いのですが。


コレクションはあくまでもデザイナーのもの、
見るためのものであり、与えられるだけのもの。

それならそれでいいと思います、だけど、


『服ではない服』


うん。

それにはやっぱり私は違和感を覚えます 反発です・・ぼそり

これまたくどいようですが、あくまでも私、の感覚です。