仙女7・30新宿、各選手のコメント | 女子プロレス専門誌『RINGSTARS』

仙女7・30新宿、各選手のコメント


★宮城倫子&岩田美香
 岩田「今回もやっぱり勝利を目標にして闘ったんですけど、結果としては負けっていう形になってしまったんですけど…自分の中ではドロップキックを浜田さんに出来たので。この前すごく宮城野区大会でやられたぶん、まだまだですが、文子さんにドロップキックが打てて嬉しかったです。でも、やっぱりまだまだ自分の課題が見えたので、もっともっと頑張っていこうと思います」

 宮城「第1試合目は、やっぱり自分がデビューする前から彩羽匠っていう選手を知っていたので、闘える嬉しさ反面、絶対超えたい存在の1人でもあります。すごく悔しかったですけど、もう1度闘いたい選手です。第3試合は岩田と一緒に闘えたっていうのが1番嬉しかったです。今まで1番下だったので、後輩が出来てあんな厳しい練習の中でデビューしてくれて。やっぱり後輩と、しかも仲間で組んで試合できたっていうのは、すごい自分の中で財産になりました」

 ━━今後に向けての意気込みを。
 岩田「やっぱり自分も約1年先輩の宮城さんと組めたのは、すごく自分の中でもいい経験になりましたし、日ごろ一緒に練習しているので自分の中でいい刺激になりましたし…でもやっぱりセンダイガールズの仲間ですけど、先輩を自分は超えていきたいっていう目標があるので。仲間っていう存在の裏側にはライバルであって、超えなきゃいけない存在だと思うので。これからどんどん上の選手を倒していけるように成長していきたいと思います」
 ━━仙女のトップを目指す?
 岩田「仙女と言わず、女子プロレス界に入ってきましたので、やっぱり女子プロレス界のトップを狙えるような選手に自分がなっていきたいと思うので、どんどん成長していかないといけないなという、新たな目標が出来ました」


★里村明衣子
 「もう…絶対負けられないですからね! かといって、いろんな団体から私のことを倒そうと思ってる選手がこれから増えてくると思うけど、今日の中島みたいな選手が、もっともっと自分は…激しく闘っていきたいですね」


★中島安里紗
 「シングル初対戦でタッグでもそんなに当たったことがないので、ホントにどうなるのか一切わからないような状態で。でも私にとって里村選手っていうのはすごく女子プロレス界のトップにいる選手というか…自分がプロレスラーなのにこういうこと言うのはすごく悔しいし恥ずかしいことですけど、やっぱり“雲の上の存在”じゃないですけど、そういう感覚がなんとなくあったんですけど、今日闘ってみて“ああ、そうじゃないな”と思って。何段か上にいるだけで、勝てるなと思ったので。勝てない相手ではないと確認できたことがすごく良かったかなと思います。もちろんまたやりたいですし、でも、負けて悔しいから“よっしゃやるぞ!”ってすぐにやってもそれは意味がないと思うので。自分なりに感じたことを日々のトレーニングとかに生かしながら、つぎ対戦したときには確実に超えていきたいなと思います」


★メインイベント後のマイク
 チサコ「紫雷イオ、岩谷麻優…サンダーロック最強!! でも、今日は自分たちはそれを勝って、勝ったぞーっ!!(会場から拍手)次も絶対勝ってやるからな。どうする、次。悔しくねぇのか?」
 イオ「オイ…信じらんないよ。こないだ里村明衣子に赤いベルトを獲られて、今日も負けかよ。2連敗…尋常じゃないよ、これ。さすがにこれはどうにかしないとマズイな。ハッキリ言ってホントに悔しいです! このままで終われるわけないですよ。また、やってもらえますか? 十文字姉妹だけじゃないですよ。デビューしたての大型新人(岩田)ともやりたいですし、宮城のみっちゃんともやりたいよ、もちろん! ウチらはやる気満々ですよ! スターダム対センダイガールズプロレスリング、全面対抗時代!…突入しようじゃないですか、どうですか皆さん!?(場内から大きな歓声)今日が始まり、まだまだ続きますよ。皆さん楽しみにしててください!」
 チサコ「対抗戦、もちろん里村さんやりますよね? これからはセンダイガールズの時代に自分たち十文字姉妹、そして新人の岩田、宮城。必ずしていきますので、これからも応援よろしくお願いします!」


★十文字姉妹
 「今日サンダーロック…イオと麻優と闘えてすっごい楽しかったです! なんで楽しかったかというと、やっぱり自分たちタッグチームにこだわってずーっとやってきて、スターダムの今1番強いタッグチームと闘えるっていうことですごい楽しみにしていました。ベルトを獲る前からカードは決まっていたんですけど、ベルトを獲ってチャンピオン同士で闘えたこともすごい自分たちはラッキーだなと思っています。イオの口から仙女とスターダムの対抗戦、やろうじゃないか? と言ってくれたので。これからどんどん女子プロレスをスターダム仙女で盛り上げて…もちろんセンダイガールズが1番盛り上げていくんですけども、今まで頑張ってきた仙女。その看板を背負って闘っていきたいと思います。すごいこれから楽しみです」
 幸子「私も同じ意見です(笑)」
 チサコ「やっぱり絆がつながっているから意見も同じということで(笑)。息もピッタリです。スピードもあっちもすごいあったし、ホンットに楽しかったです。またやりたいです」

 ━━スターダムでほかに意識する選手は?
 幸子「カワカツ(夏樹&世Ⅳ虎)だったんですけど…そこからスターダムのタッグ屋っていうのが見当たらない状態で、サンダーロックという強敵が出てきた中で、試合したいって自分たちで意見を主張して…主張したなりの結果を出せばこうやって夢は実現するんだなっていうのはすごい感じました」
 チサコ「宝城カイリ…すごい今、熱い選手だと思ってますので」
 幸子「自分たちセンダイガールズも負けてられないと思いますので」
 チサコ「即席タッグチームには絶対負けませんけどね、自分たちは」
 ━━スターダムのタッグ王者を倒したが、ベルトに興味は?
 幸子「もちろん視野に入れてはいます。今日はそれの前哨戦と言っても過言ではないと思いますね」
 チサコ「JWPのベルトを取り返したので、他団体のベルトを集めるのもいいんじゃないでしょうか?」
 幸子「うん。ベルト狩り、いきましょう」
 チサコ「自分たちの夢であるタッグ屋ナンバー1を目指して、幸子と一緒にセンダイガールズの看板を背負って闘っていきたいです」


★サンダーロック
 イオ「いや~悔しいですよ。お互いチャンピオン同士のタッグマッチってなかなか少ない中で、今日実現して。だからこそ勝ってサンダーロックだけじゃなくてスターダムのほうが上だっていうところを見せなきゃいけなかったはずなんですけど、それを今日は完全に3カウント取られて負けてしまったので…。悔しくてたまらないですね。だからこそ手ごたえというか、ホントに向こうがすごいタッグトームだって認めた上でまだまだ先があると思いますし、もっともっとすごい試合をセンダイガールズとスターダムだったら作れるなっていうふうに確信した上での“まだまだこんなもんじゃない”っていうアピールで。それを向こうも受け入れてくださったので、今日が始まりだと思ってます」
 岩谷「自分が3カウント取られてしまって、タッグのチャンピオン対決でホントに負けられない闘いで気合い十分で挑んだんですけど、こっちの連係技がたぶんミサイルキックぐらいしか出せなくて。最後、畳みかけようと思ってパイル(合体式の)やろうと思ったんですけど、向こうも研究してたのか崩されちゃって、そこから一気に攻め込まれてしまって…っていう部分があったので悔しいですね。今日は自分がつかまってしまいましたね(苦笑)」
 イオ「いや、カバーしきれなかった。タッグなんでどっちが負けとかそういう問題ではなく。十文字姉妹すごいなって…自分は久々に当たって、麻優は初めてで。思い知らされました、今日は。でもスターダムはね、落ちたところから今まで巻き返してきたから」
 岩谷「サンダーロック、こんなもんじゃねぇぞ! 次やることがあったら…っていうか絶対やる! 十文字姉妹、次こそ絶対勝ちましょう」
 イオ「私たちはドン底をふんばってここまで上ってきたんで、今回も巻き返します。そこを見てください」