ジルコニウムの指輪のサイズ直しの方法 | 【金属アレルギー専門】TOKYO DIAMOND 代官山指輪工房

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昨日は、タンタルの指輪のサイズ直しの方法をお話しさせていただきましたが、
→ http://ameblo.jp/ringology/entry-11389163353.html


「ジルコニウムはサイズ直しができるんですか? 教えてください。」

という、質問もいただきました。


そこで、今日は、ジルコニウムの指輪のサイズ直しの方法をお話したいと思います。


結論から言うと、ただサイズを直すだけならば、ジルコニウムはタンタルと同様の器具を使ってサイズ直しが可能です。


0.5号ぐらいのサイズならば、芯金(しんがね)を通して木槌で叩けば、大きくすることが出来ます。


芯金(しんがね)はこんな形の道具です。
↓    ↓
小次郎 焼き入り芯金棒 サイズ入1号30号


また、大幅にサイズを大きくするならば、この器具を使います。

↓    ↓
指輪サイズ延ばし機


そして、サイズを小さくするなら、この器具を使います。

↓    ↓
MKS指輪整型器47320 F247320


ジルコニウムもある程度の展延性があるので、鍛造法(たんぞうほう)で、サイズ調整が出来るわけです。


ただ、ジルコニウムに、発色加工を施している場合、サイズ直しのような激しい加工を行うと発色は取れてしまいます。

ですので、サイズ調整後、一度すべての発色を除去し、再度発色加工を施し直して、サイズ直しは完了します。

なかなか、自分でやるには大変な作業ですね。


発色が施されたジルコニウムのサイズ直しの場合は、自分でやるよりは依頼されることをおススメします。

以上、ジルコニウムのサイズ直しのお話でした。


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