「品格」という言葉があります。
「国家の品格」と書いてしまいますと、藤原正彦先生の大ベストセラーで、深~い意味になりますが、今は単に言葉として。 今回の先進七カ国会議において(も)突出した品格を露呈した国家がありました。
 と言ってもG7の参加国では無く、韓国の事ですが……。


 (いつもお世話になっているブロ友のyukimari小姐の記事でも取り上げられていますが、今回、朴大統領が、G7に参加しなかったのは、アフリカ訪問を優先したからだ【報 2016/05/26 【社説】G7サミット参加を見送ってアフリカ歴訪を選んだ朴槿恵外交】  のようにG7に絡まりまくってる韓国。

   えっ。だって招待してないし。
  
 でもすっかりG7のメンバーのつもりになってるじゃん。

   調整の段階でオブザーバー招待してないぞ。

  などなど、わたくしの周りでも小雀がかしましい)

 

 韓国は日本の発言に対して、よく「妄言」という言葉を使います。
 
これに対する日本の反応は
「あほか」
「バカじゃ無いの」
「どっちがよ」 

というのが多いのですが、今回はこの 「どっちがよ」 という視点にスポットを当てて見てみようと思いましたところ、産経ニュースが丁度格好の記事を出して居られましたので、ダイジェストしてみました。

 タイトルは
  【ソウルから 倭人の眼】オバマ大統領の広島訪問に韓国メディアがまたもや難癖…「侵略の歴史に免罪符与えるのか?」「日本の謝罪が先だ」
    http://www.sankei.com/politics/news/160429/plt1604290023-n1.html

とつけられています。


では主な内容です。(注:赤字はりんごです)

 ■ 「安倍政権の関係者が旧日本軍慰安婦被害者の強制動員を依然として否定するなか、日本の極右勢力がオバマ広島訪問を韓日関係で歴史の免罪符として強調する可能性もあるという懸念が、一部で出ている」(中央日報、4月11日付)。

 
■ 「日帝の侵略に苦しんだ韓国としては懸念される点が少なくない。何より今回の訪問が日帝の過ちを薄めさせ、日本が加害者ではなく被害国という間違ったメッセージを与えないかが心配になる。韓国、中国など周辺国を侵略し、多数の良民を虐殺し、苦痛を与えた事実までが許されたり忘れられたりしてはならない」(中央日報、4月12日付)。


 ■ 「オバマ大統領が広島を訪れる場合、日本が加害国ではなく被害国に変わることができるのを忘れてはならない。韓国、中国など周辺国に対して犯した日帝の蛮行に、誤れば免罪符を与えてしまう」(ソウル新聞、4月13日付)。


 ■ 「オバマ大統領の広島訪問は、日本が被害者だという印象を与え、まだ反省と謝罪が終わっていないアジアの加害国だという事実を隠す結果につながる可能性がある」(報、4月15日付)

 


 いずれも、日本は韓国にとって「加害者」であり、オバマ広島訪問が、被爆国である日本を「被害者」にしてしまう、と真剣に心配している。言い換えれば、「日本に〝被害者づら〟をさせてはいけない」と訴えたいわけだ。 

 
広島と長崎に原爆を投下された日本が被爆国であることは間違いない。
 ただ、明確に言えるのは、韓国メディアが主張するように「被害国」を前面に押し出すようなことを、日本はまずしない。
 米国に「謝罪せよ」と強要しているわけでもない。どこかの国のどこかのメディアとは全く違う。 広島が地盤の岸田文雄外相自身、「G7外相会談でケリー国務長官に広島での謝罪を要求したことはない」と断言している。

 

 
  

(どこかの国のどこかのメディアは、どうしてこれほど被害者面をするのかしら。まるで、奴隷がお恵みで生きているみたいだわ)
 

日本人が「核のない平和な世界」を望んでいることは、広島と長崎で毎年8月に行われる平和記念式典を見ても理解できるはずだ。しかし、韓国では、


 ■ 「日本政府も国民と国際社会に向けて『日本が謝罪を要求しているのではなく、核のない世界を望んでいるだけ』というメッセージを送って、(オバマ大統領の)訪問を誘導しようとしている」(報4月25日付)

 
と、日本に〝何らかの意図〟があるものと疑い続けている。

 
(何が何でも日本に向かってはゆがんだ目でしか見られないようです)


 オバマ大統領が広島に行こうが行くまいが、米国とオバマ氏自身が決めることである。 日本政府も「米国が判断することだ」(菅義偉官房長官)との立場で一貫している。当然、オバマ大統領に謝罪を強要したり、〝被害者づら〟をして圧迫したりしているわけではない。 むしろ、不要に精神的な負担をかけたくないというのが、日本としての本心だろう。

 (このような思いやる心情が、韓国朝鮮には絶対、理解出来ないでしょうね)



 

オバマ大統領が広島で「核なき平和な世界」を世界に向けて訴えたいのなら、それでいいではないか。朝鮮半島で北朝鮮が核実験を繰り返す現状では、むしろタイムリーだ。

中略

 オバマ広島訪問に難癖をつける韓国メディアの報道で目立つのは、韓国以外の反対論を見つけて自らの主張に盛り込み、正当化しようとしていることだ。その一つに、米国の退役軍人らの反対論がある。

 朝鮮日報は、
■ 「退役軍人団体や元捕虜の団体がオバマ大統領の広島訪問に反対している」


■ 「二次大戦末期に、ドイツとイタリアが降伏した後も、日本は神風特攻隊まで動員し無謀な抵抗を続けた。そして、トルーマン米大統領(当時)が、警告した上で原爆投下を断行したというのがこれらの団体の考え方だ」


■ 「米共和党もこのようなオバマ外交を軟弱だと批判している」

 などと米国の反対論を例示している。

  また、同紙は4月末に韓国の財団に招待され会談した日中の〝識者〟の談話も紹介。中国人民大学の教授の


■ 「米大統領の被爆都市訪問は中国を刺激する」 (さすが、中国様の属国だわ)

 という〝想定内の意見〟に加え、4月下旬に死去した朝日新聞前主筆の若宮啓文氏による、生前の意見も掲載している。

 若宮氏は同月22日にソウルで行った会談で、 「核廃絶のメッセージを発信できる広島を米大統領が訪問するのは、基本的に望ましい」 とする一方で、 「右派の(安倍)首相が政権の座にあり、防衛費を増額している時期でのこうしたイベントは波紋を起こしかねない」 と主張。さらに、 「米大統領の広島訪問は、日本の首相の中国・南京への訪問、天皇の韓国訪問が可能になった時点で行うのがいい」 とも述べたそうだ。
 
(だれが陛下をそんな不浄の地に行かせるものですか)



 
( 中国が南京大虐殺のでっち上げを詫び、韓国が日韓併合を感謝して土下座したとしても陛下には会わせられませんね。陛下に畏れ多い)

  歴史認識や日韓関係について、韓国で若宮氏は「韓国への理解がある人物」とみなされており、新聞メディアにもしばしば意見を寄せてきた。朝鮮日報の報道の通りならば、死去直前に若宮氏が残した意見は、オバマ広島訪問を問題視する同紙など韓国メディアの主張に同調したものだ。

 
持論が正論であることを主張し、それを周囲に認めさせるのは、よく見られるコリア(韓国)の特有な手法だ。自分の主張を正当化するためには、同調する他の意見をどんどん利用する。1年前の安倍首相の米議会演説の際にみられた〝妨害キャンペーン〟と似たような現象が起きている。
 
 今回は対象がオバマ大統領であるものの、韓国の歴史認識にからめ日本を無理矢理に巻き込んだかたちだ。

■ 「オバマ大統領の広島訪問が実現すれば、昨年4月に米議会で演説をし、日本の〝普通の国化〟への米国の支持を引き出した安倍首相が、対米関係でまた外交的成果を出す」(中央日報)という。

   日本にその気はなくとも、それほどまでに日本が〝被害者〟扱いされることや、〝普通の国〟になるのが面白くなく、気に入らないようだ。

    韓国メディアの例によっての〝対日思考様式〟が露骨に出ている。オバマ大統領が広島を訪れる条件として、なぜか日本は韓国に謝罪しなければならないという。

■ 「東アジア全体の目で見れば、米大統領が今、広島に行くのは時期尚早だ。日本は韓国や中国などの被害国から完全に許しを受けたわけではない。被害国が心を開くことができないのは、日本政府が心から過去の過ちを反省していないとみるからだ」(中央日報)。

 ■ 「ナチスの蛮行を繰り返し謝罪してきたドイツとは違って、日本は周辺国を納得させられるほど歴史問題について十分に反省していない。日本の首相はハワイの真珠湾を訪れ謝罪したことがない。日中戦争中の南京大虐殺についても、被害者数を少なく見せようとしている」(朝鮮日報)

  米国にも命令口調で

■ 「北東アジアの歴史的感情を十分に考慮しないまま踏み出すオバマ大統領の第一歩は、むしろ混乱だけを引き起こすかもしれない」(朝鮮日報)。

■ 「オバマ大統領の広島訪問は慎重を期さねばならない」(ソウル新聞)。

  韓国メディアの注文、要求はオバマ大統領と米国にも及ぶ。

■ 「オバマ大統領の広島訪問は(歴史問題解決を)さらに難しくしてしまう。歴史問題が解決され、北東アジアの平和共存体制が確立された後に、米大統領だけでなく各国首脳が一緒に訪問するのが妥当」(李泰鎮=イ・テジン・ソウル大名誉教授の発言として、朝鮮日報)。

■ 「オバマ大統領の広島訪問が実現しても、これが日帝の蛮行に対する免罪符ではないことを米国は明確にしなければいけない」(中央日報)。

■  「日本の首相が中国・南京の記念館と韓国の独立記念館を訪問し、『正義の平和』を訴えるとき、米大統領がハノイの戦争記念館を訪問するとき、米軍最高司令官(米大統領)は広島に行くことができる。今ではない」(金鎮炫=キム・ジンヒョン世界平和フォーラム理事長の中央日報への寄稿)。

   以上、注文や要求どころか、ほとんど決めつけ、もしくは命令口調である。

 揚げ句の果てには、慰安婦問題の解決に向けた昨年12月の日韓合意にまで直結させようとしている。

■  「安倍政権は旧日本軍慰安婦と南京大虐殺など敏感な歴史をありのまま認めるどころかゆがめようとする。韓日両国は慰安婦問題をめぐり合意したが、日本側の誠実な履行はない」(中央日報)

 と、「反省しない日本」とオバマ米大統領の広島訪問を同列に並べて主張している。

 (中央日報は余程おバカさんが集まっているようです。日本大使館前の慰安婦像撤去ひとつとっても誠実に履行してないのは韓国です)

中略

   「病的」と言ってもいいそのしつこさは、まだ途中経過にある。

                                                産経記事以上。

    ここまでひどいと最早「品格」という言葉の端にも載せられない。
    下品以下ですね。

    これ程品格のない国家の元首は、例えオブザーバーという形であれG7には招待できません。だってG7って ”先進国”の集まりなんだから、

  (精神後進国)はお断り~

   
 2012舞妓はん・入選「色香」 西澤やえ子氏              つつしんでお断り申し上げます

    
オバマ大統領の広島訪問については、保守の中にも否定肯定 賛否両論があるのは存じておりますが……

これほど韓国が嫌がるなら、ま…よろしいんじゃないでしょうか