今日は息子の拳法の試合でした。
結果はあっけなく一本取られて、一回戦負けでした。
早く終わったので、他の子供達の試合を見ていたのですが、
どの選手も皆、真剣で「勝つぞ」という気迫が、応援席の私たちまで伝わり、その熱気に引き込まれてしまいます。
大人でも子供でも、何かに向かって一直線、何かを狙いにいく姿は
まっすぐで美しいなあ、、と毎年感じています。
全体的に男子選手の数が断然多いのですが、その中でも今回は中学生の女子選手が、
男子相手に果敢に立ち向かう姿は、強くて美しかった。
女子選手より背丈も高く、体つきも男子選手の方がかなり有利に感じるのですが、
その女子選手は足技と素早い動きで、長い戦いの末についに勝ち抜きました。
試合後、髪も乱れ息を切らすその女子選手は、本当に美しく輝いて見え、応援していた私も友達も終始、手に汗握り、胸が一杯になりました。
年に一度の試合。
この日のために、暑い日も寒い日も素足で道場や体育館で地道に訓練をしてきたのだと思う。
練習に行きたくない日もきっとあったと思う。
それでも、重い腰をあげ自分自身と戦ってきたことが自信となって、
自分よりも大きな対戦相手にも、果敢に立ち向かっていけたのかと想像すると、
本当に子供達の姿から、生きる姿勢を学ばせて頂きました。
ハイヒールの世界も同様で、日々の地道なトレーニングの積み重ねが、
ある日、身を結ぶのではないかと思います。
忙しさを理由に、負けそうになる自分に改めて喝を入れてくれた今日の試合の子供達。
感動的な戦いをありがとうございました。
そして、このような素晴らしい機会を設けてくれた清原師範や試合運営のために動いてくださったお弟子さん達に、心からの感謝を込めて。
いつか福岡少年健康拳法教室・代表の清原師範の子供達に対する深い愛情と指導に関することも、記事にしてみたいと思います。
余談ですが、息子は負けてもケロッとしており、親としては、少しは負けて悔しい思いをして欲しかったのですが、、、やはり思い通りにはいかないのが子育てだと、痛感しています。