かずのすけの化粧品評論と美容化学についてのぼやき

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今日化粧品の開発関係者の方とお話をしていて、

セラミドについて少し面白い話を聞きました。




セラキュアはローションとしてはかなり多めにセラミドを入れています。

ただ、基剤が水なので混ぜられる量には限りがあり、

正直な話「超高濃度」と言えるほどは入っていません。


なのでセラミドの効果をある程度感じるには

一定期間は継続して使用する必要があると踏んでいました。



ですが実際にはセラキュア、

結構セラミドっぽい効果を使用してすぐに感じることができます。


僕自身使ってみてそんな気がしますし、

ブログでお知らせいただいている声などを見ても

明らかに想定よりも効果が出やすいなぁ…

と感じている部分があります。



実は僕、

セラキュアとは別にクリームベースのセラミド化粧品を一つ持っています。

それは結構高額なのですが、

かなりの高濃度のセラミドを配合しています。


セラキュアよりは少なくとも多いです。


ただ、

そちらのクリームはかなりべたつきが強く

使用感もあまり好みではないためほとんど使用してません。

またセラミドの効果も言うほど感じないような気もします。



セラキュアより明らかにセラミドの濃度は多いはずなのに、、

なんでなんだろうな~?

と不思議に思っていました。




で、

今日いろいろと開発関係の方とお話をしていたときに


『ローションベースの方ががセラミドが肌に移動しやすいのかもしれない』


というお話を伺いました。

あくまで考察でしかないので実際のところはまだわかりませんが、

僕自身言われてみればそうかも、

と思う部分があります。



というのも、

セラミドっていうのは「脂質」なので、

水ベースには非常に溶けにくいです。


またセラミドはその構造上普通の油にも溶けにくいので、

一番セラミドを配合しやすい基剤は、

その水と油の中間である「クリーム」と言われています。



なので世のセラミド高濃度化粧品は、大概がクリームになっています。


クリームをベースにすればセラミドを簡単に高濃度で混ぜられますし、

安定性も非常に高いです。




対してローションベースにするとセラミドが安定しにくいので、

混ぜられる濃度にも限りが生まれてしまいます。

よって飛びぬけた高濃度品は非常に作りにくいということになるわけです。




ただ、

ここで発想を少し変えてみると、


結局のところセラミドは角質に浸透してくれないと意味がないわけです。
(セラミドは角層の細胞間脂質です)



いかに多くの濃度のセラミドを入れていたとしても、

そのセラミドが角層に移動しなかったら…

あまり効果を発揮しないのではないでしょうか?





ここからは少し難しい話になるのですが、


液系っていうのは

「親水性」⇔「疎水性」、「極性」⇔「非極性」

という二つの化学的パラメータで性質が変動します。


似たようなパラメータを持っている物質は、

似たような溶媒にとけやすいわけです。



『セラミド』と『クリーム』はこのうち似たようなパラメータなので、

溶けやすく安定しています。



対して

『セラミド』と『水』はこのパラメータが全然違うので、

非常に溶けにくく、

もし無理やり溶かしたとしても非常に不安定ということになります。




普通に考えれば、

できるだけ多くのセラミドを溶かせるほうが効果があると考えられそうですが、


そもそも角層には本来クリームの基剤になってるオイルなんかは存在しないわけで、

クリームがそのまま角層に入っていくことはあまり考えられないわけです。


となると、

セラミド高濃度のクリームは角層にはあまり浸透せず、

角層の表面に停滞することになりますね。



で、

セラミドがここから抜け出してうまく角層に入っていけば話は丸く収まるのですが、


さっきも言ったようにクリームをベースにしておくと

セラミドにとってはその状態で十分安定ですので、

わざわざ角層側に移っていかない可能性があります。




つまり高濃度のセラミドクリームは肌に乗せたとしても、

単に上に乗っているだけであまりセラミドが角層には浸透しない可能性があるわけです。



対してローションベースの場合、


ローション×セラミドは相性が悪いので、

セラミドは早くここから抜け出したいとばかり考えています。


「角層」と「水」であれば

セラミドにとって相性が良いのは間違いなく角層です。

だってセラミドは角層にはじめからある物質ですからね。



よってローションベースのセラミドは肌に乗せられると

現在の不安定な状態よりもより安定な状態を求めて移動するため、

クリームに比べて角層への浸透が起こりやすいのではないか?

という風に考えられるわけです。



もしこれが本当だとすれば、

セラミドはローションベースにした方がクリームより低濃度でも効果を見込める

ということが言えるのかもしれません…。





まぁあくまで僕らの考察でしかないのですけど、(^-^;


ただ化学の考え方からすればこれってあながちおかしなことではないのですよね。


化学は常に「より安定」を求めて状態を変化させますから、

不安定な液系から安定な場所に成分が移動することなんてよくある話です。
(ヘアケアではしょっちゅう使っている考え方ですけどね)




セラキュアが意外とセラミドっぽい効果を感じやすいのは、

もしかしたらこういう裏話があるのかもしれません…。。

(…念押しですが、確証は一切ありませんので苦笑)




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