かずのすけの化粧品評論と美容化学についてのぼやき

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ミランダ・カー愛用、ココナッツオイルの使い道が豊富すぎる!

ミランダ・カーも愛用中の”ココナッツオイル”効果が凄過ぎてヤバイ!



ミランダ・カーが絶賛したということで話題の

『ココナッツオイル』

について、



当ブログにもたくさん質問が来ています。



「ミランダ・カーがココナッツオイルを愛用していて、

料理だけでなくスキンケアやヘアケアにも使えると聞きました!

実際のところはどうなのでしょうか?」



まぁ大まかなところは上記のような感じですね(^_^;)



『油』に関しては以前より

食用油でクレンジングができるか?とか

スキンケアにヴァージンオイルを使ってもいいか?とか、

まぁ色々と質問が絶えないネタではあります。



今日はその辺について簡単にまとめていきたいと思います(^^ゞ



で、今回このお話をする上でポイントになるのは、

・「ココナッツオイル」ってどんな油?

・油の『食品グレード』と『化粧品グレード』の違い

というところになりますので、


いつもどおりいくつか項目に分けて説明していきたいと思います!




◎『ココナッツオイル』ってどんな油?




日本ではオリーブオイルごま油は有名ですが、

『ココナッツオイル』はあまり耳にしませんね。



ですが化粧品原料としてはこの油は非常にポピュラーで、

実は日本人の殆どがこのココナッツオイルの恩恵を受けているのです。



というのも、


ココナッツオイルはココヤシの実から採取される油で、

別名を『ヤシ油』と言います。
ヤシ油(Wikipedia)






このオイルは『ラウリン酸』という脂肪酸を多く含むことで有名なのですが、

ラウリン酸は、

一般的な「石鹸」や「合成洗剤」の原料として昨今広く活用されています。



ココナッツオイル(ヤシ油)はラウリン酸を豊富に含む油脂であるため、

化粧品、特に洗剤を作る際に重宝されているのですね。

(ココイル~とかコカミド~という洗剤はココナッツオイルが原料になってます)




ただ、

化粧品原料として利用されることはあっても、

あまり日本国内でココナッツオイルそのものが流通することはありません。


これは、

ココナッツオイルがそもそもそこまで良い油脂と評価されていないから

だと思われます。



◎ココナッツオイルはあまり良い油脂とは言えない?


オリーブオイルツバキ油アルガンオイルコメヌカ油など、

『油脂』と呼ばれるオイルは

そのオイル中に含まれる「脂肪酸」というものの種類で

その品質が分かれます。


ココナッツオイルは

安定性が高いラウリン酸などの『飽和脂肪酸』をベースにした油脂ですが、
(ラウリン酸がほぼ50%程度で含まれます)


我々にとって栄養価が高く、触れた時の質感なども良いと感じるオイルは

オレイン酸などの『不飽和脂肪酸』をベースにした油脂です。


我々が一般的に食用に用いているオリーブオイルごま油は、
(オリーブオイル…オレイン酸70%程度含有)

不飽和脂肪酸を多く含んでいるため食用としても栄養価が高く、

皮膚塗布などを行うと浸透感が良く柔軟効果が得られるなど、

化粧品としての使用感にも優れています。



ココナッツオイルは変質しにくいという特性はありますが、

それら様々な点で

オリーブオイルなどと比較すると効果効能は見劣りするように思いますね。



まぁ食用にする場合は味や風味も重要なので、

好き好んで食べるのは悪いことではないと思います。

(ミランダ・カーさんはこの味や風味が好きなのでしょうね)



◎食用ココナッツオイルをスキンケア・ヘアケアに使うのはあり?


まぁ諸説あるとは思うのですが、

僕はあまりオススメしません。


恐らく化粧品にある程度詳しい人は口を揃えてこう言うと思います(^_^;)




◎『食用オイル』と『化粧品用オイル』は別物!


これは

ココナッツオイルがどうのこうのと言うわけではなく、

食用オイルに関しては全て同じことが言えます。



「油の精製」

という言葉を聞いたことがあるかもしれませんが、


我々が普段使用するオイルでは

原油そのものを用いることはほとんどありません。


ほとんどの場合天然から採取された油は、

「精製」という工程によって処理されています。


精製とは、混合物を純物質にする工程、あるいはその技術。
Wiki(精製)より




簡単に言えば、油の『純度』を上げる工程です。




なぜこのような工程を挟むのかというと、


天然から採取した油は様々な不純物を含んでおり、

それらの不純物が多すぎる場合には食用にしても問題となりますし、

皮膚塗布すると刺激になってしまうこともあります。


そのため我々が使用するオイルは精製することで不純物を除き、

用途に合わせて精製度の違い(グレード)を分けているのです。


(油屋さんも言ってますよ!→金田油店「食用orコスメ用」



食用オイル化粧品用オイルでは、


化粧品用オイルの方がよりグレードが高く、

不純物が少なくなるように精製されています。


食用オイルはある程度不純物を残した方が風味や酸味が加わり、

美味しいと感じるためですね。


しかしそういった不純物は口から入れてもほとんど問題にならないですが、

皮膚に付着すると刺激になる場合が結構あります。



ビタミンCは経口で摂取すると重要な栄養素ですが、

皮膚塗布すると刺激物になる・・・という話は以前したことがありますよね。

「ビタミンC」の諸作用と基本効果



つまり食用オイルはそもそも皮膚塗布には向かないため、


食用のオイルをそのままスキンケアやヘアケアに用いるのは

基本的にオススメできない
ということになるのですね。



スキンケア・ヘアケアに用いる際には

↓のように「化粧品グレード」と書いてあるようなオイルを探すと良いでしょう。


ココナッツオイル(化粧品グレード)
(もちろんこのオイルは食用に用いると美味しくありませんので注意)




以上、

ココナッツオイルを用いた美容法について

化学的な視点から解説してみました。


(また後日バージンオイルとピュアオイルの話などもしたいと思います)




ミランダ・カーさんはあくまで個人の好みでココナッツオイルを食べてるだけで、

万人共通で美容に効果的とはならないと思います。


ヘアケアやスキンケアへの応用も、

オイルの種類には特に気をつけなければなりません。



綺麗な人がやっているなら間違いない!!

という風に考えて盲信してしまう人もいるかもしれませんが、


やはりまずは根拠やエビデンスがあるのかどうか、

一度しっかりと考えて行動する必要が有ると思います。


特に肌に塗るものは、

合わなければ一気に肌荒れをお越しかねませんから…。



くれぐれも気をつけて頂きたいと思いますm(_ _)m




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