かずのすけの化粧品評論と美容化学についてのぼやき

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前回「角質培養」について色々と見解を述べさせてもらいました。

「角質培養」について かずのすけ的見解




『角質培養』とは案外昔からネットを中心に語り継がれてきた、

引き算的スキンケアの基本観念

それを一言で表現したものだと言えます。



ですが肝心の方法論がノウハウ化されていないため、

他人の手法を見よう見まねで模倣して大変なことになる

という困った問題が多発している側面があります。




まぁ角質培養の元になる考え方を広めたのが某美肌塾であれば、

美肌塾の管理者(管理団体?)はある程度専門知識を持っていたと言えます。


しかし実際には

「角質培養」はネット上で一人歩きした言葉

であるため

それを専門的に掘り下げて一般化した人もいないのです。


今あたかもその方法論として語られているいくつかの

「我流角質培養法」

は、

専門知識を持たない一般人が勝手に練り上げたものであって、


内容としてはかなりお粗末。


まず万人対応は出来ない危険性を孕んでいるものばかり

と言ってもいいかもしれません。





まぁこれはあくまで僕の独り言に近い話なのですが、


僕なりに思う、

これまで行われてきた危険な角質培養法を推し進める

「間違った常識」

について言及しておきたいと思います。




◎健全な生活の為には「ある程度の洗浄」は不可欠


まず角質培養でポイントになるのは、

「洗浄」です。


人によっては

「洗顔をほとんど行わない」

という方法をとる場合があります。



確かにかずのすけも常々

「洗顔のしすぎは逆効果」

とは言っていますが、


一切やめなさい

なんて絶対に言いません。


現代社会で僕達が健全に生活する上では、

その程度の大小はあるにせよ

洗剤による洗浄は必要不可欠です。



まず大前提として

人は普段から「皮脂」という天然の油膜を分泌しています。

皮脂は我々の皮膚を守る一番手の障壁ですが、

これは外部の環境によって「酸化」という形で腐敗していきます。


「腐敗」しているのですから当然最終的には肌に悪影響です。

必ず洗浄して取り払わなければなりません。

これを餌として雑菌が繁殖してしまうことも考えられます。
(脂漏性湿疹やニキビの原因もこれが大半です)


あと、

女性の場合は「メイク(化粧)」をします。

適度な化粧は現代社会では

「女性の身嗜み」

と言っても過言ではありません。


洗浄を放棄するということは当然メイクも出来ません

そんな状態で、

女性として最低限の尊厳を守ることはできるのでしょうか。



「メイクができないスキンケア法…」

というだけですでに現代生活には合致しないと思います。



スキンケアの方法論として、

普通の生活が出来ない方法

奨励されるべきではないとかずのすけは強く思います。




◎「角質を育てる→角栓を育てる」は大間違い


今回の話題で僕が一番問題を感じるのはここですね。


「角質を守り育てること」=「角栓を処理しないこと」

だと勘違いしている人が非常に多いです。


つまりいつの間にか

「角質培養」が「角栓培養」になっちゃっている

というパターンです。

(前回の記事の閲覧注意写真の状態もこの典型です)



確かに当ブログでも

「角栓は肌を守っているのだから無理にとってはいけない!」

と日々日々言っています。

角栓はとっちゃダメ!?~正しい毛穴のお手入れ法~


しかしこれはあくまで「無理にとるな」ということで、

自然な摩擦や洗浄時にとれる分は全く問題ないわけです。



むしろ「角栓」というのは

代謝した角質と分泌された皮脂によってどんどん伸びてくるので、

過剰に外に出たものをしっかり処理するのは最低限のエチケットです。


むしろああやって手ずから放置してしまえば、

雑菌が繁殖したりカビが生えたり大変なことになりかねませんよね…。

(あの写真も本当にただの角栓か?というのが僕の懸念です…苦笑)




ハッキリ言いますが、

明らかに過剰な角栓はしっかりと処理する必要があります。


「角栓を無理にとるな」というのは、

「その方法を間違えるな」ということでしかありません。


毛穴内部に角栓がしっかりあるなら

角栓の生成が早まることはないと思います。

つまり毛穴の外に飛び出た角栓は、

今後の角栓の生産速度にはなんの関係もありません。

さらには「角質の厚さ」にはもっと関係ありません。


じゃあとった方が良いに決まってますよね?
(見栄え的に)



角質培養の専用コミュニティでは

例の過剰の角栓を「モサ」なんて呼称して称えているようですが、
(モサっとしてるからでしょうか?汗)

あんなのあったら人に会えませんし

できれば適切に処理していきたいですよね。



◎角質培養に「無添加石けん」は不適!


角質培養では「無添加石けん」が旅のお供というのが常識のようです。


しかしこれも前々から言ってますが、


「石けん」はもう肌に優しい洗剤とは言えません。


これが十分言えたのは、

低刺激性の洗剤が市場に登場する以前(数十年前)までのことです。


単に現代の医学書に洗剤の発展が記されていないので

今でも洗剤のことを勉強しようとしないそんじょそこらのお医者さんは

これといった理由もなく石けんをゴリ押ししてますが、

医者はなぜ石けんを勧めるのか?


今では洗剤の研究は医学から手を離れてどんどん発展しています。


新たな低刺激性の洗剤がいくつも開発されているのです。



「石けん」というのは何が起こってもアルカリ性です。

アルカリ性の洗剤は皮脂を除去する力に長け、
(皮脂の主成分の「油脂」はアルカリ性になるとセッケンになるため)

さらにアルカリ性は皮膚角質を柔軟化します
(角質を構成する「ケラチン」というタンパク質はアルカリに弱い性質があります)


皮脂を強力に取り去り、かつ角質を弱くしてしまう

そんな性質を持った「石けん」が、

なぜ角質培養に適していると言えるでしょうか?


僕に言わせればどれだけ優しく洗おうが、

石けんを使って洗浄する以上は

過剰の脱脂に加え弱いピーリングをしているのと同じことです。


はっきり言って角質を守り育てたいなら、

「石けん」という過激な洗剤はむしろ逆効果なのです。





◎角質培養の常識は間違いだらけ


そもそもこの角質培養は

ネット上のコミュニティで交換される素人知識

が折り重なって広まっていったものです。


ですからその常識は、

外向きに美化されがちな個人の体験を素にした物であったり、

事実上の科学的なエビデンスを著しく欠いているものばかりです。


そのために

万人に共通して有効な手法はこれまでほとんど生まれなかったのでは?

と考えられます。



ちなみにあともう一点

「ターンオーバーの速度と皮膚の厚さ」

について、

ネット上で言われる情報に対してちょっと思うところがあるので

それも今後記事にしたいと思っています。



とりあえず今のところはこの辺にしておきます!


朝っぱらから長々と失礼しました…m(_ _;)m(笑)




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