かずのすけの化粧品評論と美容化学についてのぼやき

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「角質培養」


という美容法があります。


ご存知の方もいらっしゃるのではないでしょうか。



どういうものか…

という話はNAVERまとめがあったので貼っておきます。

「角質培養」 NAVERまとめ



以下では概要だけぱぱっとまとめておきますね。


・現代人は『洗浄』や『ピーリング』などのし過ぎで肌が薄くなっている!

・薄く弱まった肌は肌荒れの原因に。

・過度な手入れを一切やめて、肌のターンオーバーの正常化を目指す。

・「こすらない」「洗い過ぎない」「与え過ぎない」が基本。

・長期戦必至。

・うまくいけば美肌に…?



などなどですね。


まぁ概要だけではあまり深くは突っ込めないので、

ちょっとずつ整理していきたいと思います。




◎「角質培養」の出生


時期的には今から10年ほどはさかのぼり、

2003~2004年頃
から普及を始めた美容法です。


出処はどこなのか?

気になったので調べていましたが、

完全な出処や提唱者は不明ですね…。


時期的に重なるのは「サッポー美肌塾」が2000年から…

ということですし、

角質培養を実践している方もここを基本的に参考にしているようです。

ちなみにサッポー美肌塾では「角質培養」という言葉は検索しても出てきません。

なので、提唱源というわけではないようです。


(出処をご存知の方は教えて頂けると嬉しいです)




ちなみに2chの掲示板では、当初は「垢ため」と呼ばれていたようです。

しかし「垢ため」という表現は印象が悪い

ということで、

垢を育てる→角質を育てる→角質を培養する…

つまり「角質培養」という呼び名が定着した

という流れがあったので、


もしかしたら名付け元は2chなのかもしれませんね。


方法論などの大元はサッポー美肌塾の線が濃厚かと思います。



ただ個人的には『培養』という表現が

化学屋としては引っかかります(苦笑)





◎角質培養は効果的?


これって、

多分きちんと理解すれば

僕の推奨しているオフスキンケアもこの一種ですよね。


考え方としては

『角質培養』という大枠の中に、

オフスキンケアがすぽっと入っているイメージ。



オフスキンケアは

「洗浄力を穏やかにし、皮膚のバリア機能を正常化する」

というのが基本理念です。


過度な洗浄をやめ、

ピーリングや角栓パックなどのスキンケアもしない。

そして基礎化粧品は最低限に抑える…。



「洗い過ぎない」「与え過ぎない」


という基本理念は全く同じです。

(ただオフスキンケアでは角質がどうこうと言うより皮脂やNMFに着目していますが)



ちなみに『肌断食』も似たようなものですよね。



最近メジャーなものになってきた、

『引き算のスキンケア』

の根源的な考え方に近いのではいでしょうか。



実際の効能としては、

かずのすけもその類のスキンケアを推奨しているのですから

当然うまくいけば効果があると評価します。




◎角質培養の問題点



しかし「角質培養」には大きな問題があるように思います。


それは、

「角質培養の方法論が確立していないこと」

です。



そもそも、

角質培養というのは

厳密には「美容法」ではありません。


先も述べたように角質培養は

誰が最初に始めたものなのかわかりません。

ということはつまり、

この考え方を「ノウハウ化」した人もいないわけです。



「角質培養」は、

単にオフスキンケアや肌断食を含めた

「引き算的スキンケアの基本理念」を一言で言い表している

に過ぎません。


それが原因で、

ネットを中心に角質培養の考え方を模範にした

『我流スキンケア法』

が氾濫してしまっています。




我流スキンケア法が蔓延することがなぜ問題なのでしょう。


少し整理してみましょう。



◎個人の方法を模倣しただけでは角質培養は「失敗」する


例えば

ある人(Aさん)は「肌断食」という方法で

角質培養を実践して結果を出すことができたとしましょう。


この方法で結果を出せたAさんは、

角質培養のコミュニティなどで

「私はこうやってやった!」

という書き込みを行い、

さらにブログなどでもその方法を紹介します。



すると、

その書き込みやブログを読んだ人は

Aさんと同様の方法で角質培養を敢行します。


しかし

「肌断食」「脱洗顔」は失敗する? 洗浄格差と変調期について


でも解説しているように、

いきなり洗顔をやめてしまうなどの突飛なスキンケアの変更は

万人に当てはまるスキンケアとはならないのです。



つまり

誰か一人がうまくいったからと言って、

全員がその方法で成功するとは言えない
わけです。






その結果として、

例えば →こちらのブログに載ってる写真(※閲覧注意!) のように、



角栓が大変なことになってしまったというパターンや、

一年も二年も続けてもいっこうに良くならないとか、


果ては雑菌が繁殖して悪性ニキビや臭いが発生してしまう


なんていう事態を引き起こしてしまうのです。



『方法論が確立していない』ということは、

自分に合った方法を自分で探していく必要があります。



それを自分に合わない方法で強行してしまうと、


美しさを求めるために行った方法で

どんどん醜くなっていってしまう…



という本末転倒な事態を招きかねません。




◎「化粧出来ない」「人に会えない」美容法は間違い



角質培養に極度に拘ってしまった人によくある話ですが、


先ほどの写真のような状態では、

お化粧はまずできませんし普通に人に会うことも憚られます。


しかし

普通に考えて美容法としてそれはマズイですよね?(^_^;)


1年中家の中に隠れているのならば問題ないかもしれませんが…。



女性であれば最低限のメイクはしたいでしょうし、

お洒落して友達と遊びに行くこともあるはずです。

(角質培養なんて眉唾な美容法に手を伸ばすくらいの美意識を持っているのですから特にです)


であれば、

一日二日ならまだしも長期間人に会えないような状態が続く美容法は

数年後にいかにまともになったとしても

それは成功したとは言えないです。



そういう状態で居続けている人がいるのであれば、

それは少々やり方を変える必要があると思います。



そういう意味では「オフスキンケア」は時間は掛かりますが、

洗浄剤の洗浄力を段階的に下げ穏やかに肌の状態を変化させることで

リバウンドも少ないようにノウハウ化していますので

角質培養の方法としては一つ試す価値はあると思います。

良かったら試してみてくださいm(_ _)m

究極のスキンケア 「オフ・スキンケア」まとめ







というわけで「角質培養」について

かずのすけ的に色々と考え方をまとめてみました。


考え方自体は全く同意見なので変に非難したりしませんが、

やり方を間違えてしまうことだけは避けたいですね。



とりあえずの雑感はこの辺りにしておこうと思います。

ただ「角質培養」については

結構間違った常識が浸透している節もあるので、

その点についてまた別にまとめていきたいと思います。

角質培養 「間違った常識」について



ではだらだらと長引いてしまいましたが、

今日はこのあたりにしておきます。




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